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ミュゲ書房 の商品レビュー

3.9

61件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

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2022/07/13

カバーに惹かれて手に取った一冊。いい出会いができた!! 祖父母の書店を元編集者が継ぐお話し。編集者なので、本も出版する。営業にも出て、売る。 この書店が、なんともかわいらしい素敵な本屋さん。カフェもやっている。 そのカフェに出てくるメニューがまた、かわいい感じでなんとも美味しそう...

カバーに惹かれて手に取った一冊。いい出会いができた!! 祖父母の書店を元編集者が継ぐお話し。編集者なので、本も出版する。営業にも出て、売る。 この書店が、なんともかわいらしい素敵な本屋さん。カフェもやっている。 そのカフェに出てくるメニューがまた、かわいい感じでなんとも美味しそう。地元北海道のメニューもたびたび出てくるのも親近感。 そして、本屋さん物に出てくる実際の本のタイトルも知ってる物はなんだか嬉しくなるし、知らない物は読みたくなる不思議。 桃ちゃんに選書して欲しいなぁ。 近くにあったら、絶対通う!通い詰める!!

Posted byブクログ

2022/06/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小説編集の仕事をビジネスと割り切れない、若手編集者の宮本章は、新人作家・広川蒼汰の作品を書籍化できず、責任を感じ退職する。 ちょうどその頃、北海道で書店を経営していた祖父が亡くなり、章はその大正時代の洋館を改装した書店・ミュゲ書房をなりゆきで継ぐことに……。 失意の章は、本に関する膨大な知識を持つ高校生・永瀬桃ら、ミュゲ書房に集まる人々との出会いの中で、さらに彼のもとに持ち込まれた二つの書籍編集の仕事の中で、次第に本づくりの情熱を取り戻していく。 そして彼が潰してしまった作家・広川蒼汰は――。 挫折を味わった編集者は書店主となり、そしてまた編集者として再起する。 (アマゾンより引用) そんなに上手くいくか!と突っ込みたくなる内容ではあったけど、面白かった。

Posted byブクログ

2022/04/27

若い編集者が一人の作家をつぶして挫折のうえ、北海道のおじいさんが営んでた本屋をつぐ話し。 いろいろつぶした作家関連でご都合主義なところもあるけど、全体的に面白かった。本を書くのも、世に出すのも大変だなと思った。大手出版が結構悪者になるので大丈夫かなと思ったけど、救いの手を差しのべ...

若い編集者が一人の作家をつぶして挫折のうえ、北海道のおじいさんが営んでた本屋をつぐ話し。 いろいろつぶした作家関連でご都合主義なところもあるけど、全体的に面白かった。本を書くのも、世に出すのも大変だなと思った。大手出版が結構悪者になるので大丈夫かなと思ったけど、救いの手を差しのべてくれるのも大手出版だった。本を通じて年齢や場所をこえてじわじわ口コミで売れてベストセラーになっていくのは痛快だった。 作中のリベンジ、読みたくなった。

Posted byブクログ

2022/05/05

編集者の宮本章は新人作家を潰してしまったことを悔いて辞職する。その頃、祖父が亡くなり、章は祖父の書店「ミュゲ書房」をなりゆきで継ぐことに。 カクヨム投稿小説の書籍化。 その人物が出てきてすぐにわかってしまったけど、広川蒼汰の正体は隠してるの? 金儲け優先の大手から圧力かけられな...

編集者の宮本章は新人作家を潰してしまったことを悔いて辞職する。その頃、祖父が亡くなり、章は祖父の書店「ミュゲ書房」をなりゆきで継ぐことに。 カクヨム投稿小説の書籍化。 その人物が出てきてすぐにわかってしまったけど、広川蒼汰の正体は隠してるの? 金儲け優先の大手から圧力かけられながら、良い本を出したいと本への熱い想いが込められた王道のお仕事小説でした。

Posted byブクログ

2022/03/16

なかなか面白かった。 近所にこんな本屋さんがあったら通ってしまう。 本が出来る過程や本屋としての再建の過程は面白くなるほどっと思ったけど、章が過去に潰してしまったという作家の正体もその後の展開も、皆さんが思うように「ですよね」というもので、ちょっと残念。

Posted byブクログ

2022/03/11

素敵な装丁。 本好きさんには堪らない素敵な本屋さんがここに‥。 新人作家を世に出そうと思って編集者として働くが会社のGoサインが出ない以上出版する事は出来ず、何度も作家に書き直させた挙げ句、「出版出来ない」と告げてしまう。編集者としてこれが正しい判断だったのか葛藤を抱えたままの章...

素敵な装丁。 本好きさんには堪らない素敵な本屋さんがここに‥。 新人作家を世に出そうと思って編集者として働くが会社のGoサインが出ない以上出版する事は出来ず、何度も作家に書き直させた挙げ句、「出版出来ない」と告げてしまう。編集者としてこれが正しい判断だったのか葛藤を抱えたままの章は、会社を辞め北海道に住む祖父母が営んでいた本屋を継ぐ事となり、、、スピード感があって一気読み。一冊の本が作られるまでどんなに大変な作業と工程、そして沢山の方が携わり、色んな思いを込めて作られているのか改めて知ることで私自身も本を読む楽しみも増えたように思います。

Posted byブクログ

2022/01/27

良かったです♪ 「惚れ込んだ作品を、自らが本にして世に出す」 そんな仕事が出来たらなんて幸せなんだろう。 読んでいてミュゲ書房の新たなスタートや、一人の作家を世に送り出す場面に立ち会っているような気持ちになりました。 装丁・本作りの裏側を知ることも出来ておもしろかった。 ミュゲ...

良かったです♪ 「惚れ込んだ作品を、自らが本にして世に出す」 そんな仕事が出来たらなんて幸せなんだろう。 読んでいてミュゲ書房の新たなスタートや、一人の作家を世に送り出す場面に立ち会っているような気持ちになりました。 装丁・本作りの裏側を知ることも出来ておもしろかった。 ミュゲ書房をひいきにしてくれてる常連さんたちがみんな良い人で、その関り合いにホッとする。 みんなが集いたくなるような温かみを感じられる空間の「ミュゲ書房」が魅力的。 登場人物も好きだし、編集として情熱を取り戻していく章の変化も良かった。 もっともっと本に関わる人の物語が読んでみたくなりました。

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2022/01/26

ミュゲはフランス語でスズラン。 プロイスラーの「小さい魔女」は127歳でひよっ子!読んでみたい。 メールだけのやり取りは、キツイ話の時には辛い。広川さんの件、客観的にみてもダメだと思う。 しかし!!! こんな偶然って、奇跡! 広川さんの正体はなんとなんと! びっくりした。巡り逢え...

ミュゲはフランス語でスズラン。 プロイスラーの「小さい魔女」は127歳でひよっ子!読んでみたい。 メールだけのやり取りは、キツイ話の時には辛い。広川さんの件、客観的にみてもダメだと思う。 しかし!!! こんな偶然って、奇跡! 広川さんの正体はなんとなんと! びっくりした。巡り逢えて良かった。 本を作る話に感動した。 見返しが素敵な本は、想いが込められているのがすごくわかる。 池田くんのお菓子が食べたい。とても美味しそう。 丸山出版って、角川書店のことかなぁ?と思い、「ミュゲ書房」がどこ出版から出ているのか?奥付を見たら、驚きのKADOKAWAだった(笑)大手出版社! 読後感が爽快。 1度負けた勝負に、今度は、勝つ喜びが溢れていて、光のさす終わり方。 良い話だった。

Posted byブクログ

2022/01/23

すごくおもしろかった.ミュゲ書房の雰囲気も好きだし、リベンジの表紙だったり良さも伝わって、遅れのベストセラーけど成功して良かった.例の編集長に従って映画化しても、内容としては納得できなかったし、諦めなかった彼らに感動した.編集長、著者、ほかたくさんの役割の大変さを知った.

Posted byブクログ

2021/12/30

~2021.12.30 表紙が気に入って手に取った本。 ラストにかけての展開に思わず泣いてしまった。 こんな書店があったら是非とも行ってみたいし、きっと常連になると思う。

Posted byブクログ