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心理的安全性のつくりかた の商品レビュー

3.9

173件のお客様レビュー

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2021/07/04
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備忘録 ・心理的安全性とは 組織やチーム全体の成果に向けた、率直な意見、素朴な疑問、そして違和感の指摘がいつでも、誰もが気兼ねなく言えること ・心理的安全なチームとは メンバー同士が健全に意見を戦わせ、生産的でよい仕事をすることに力を注げるチーム・職場のこと ・心理的非安全なチーム 罰を受けるリスクがある。 (それうまくいくの?報告は仕事が増えるだけ、犯人探し、意見対立で人間関係にヒビ) 無知、無能、邪魔、否定的だと思われたくないと 思うことからメンバーは行動できなくなる。 ・心理的安全性が担保されている状況下では、タスクのコンフリクトだけは業績にプラスの影響がある ・日本の組織では、 話しやすさ、助け合い、挑戦、新奇歓迎の4つの因子があると心理的安全性を感じやすい。 ・チームに心理的安全性をもたらすためには まず自分自身を問題に入れる。 あの新人が〜、あの先輩が〜ではなく自分の行動を柔軟に変える。 そして、自分の行動を振り返る。 部下や上司に行った行動は心理的安全性を感じるかどうか振り返る。 ・リーダーシップの型 トランザクショナル(取引型)、トランスフォーメーショナル(変革型)、サーヴァント(奉仕・支援型)、オーセンティック(自分らしい) ・自信ややる気など直接は変えられない心の中のことに執着するのではなく、行動に集中する。 ・心理的柔軟性の3要素 1.必要な困難に直面し、変えられないものを受け入れる 2.大切なことへ向かい、変えられるものに取り組む 3.それを変えられないものと、変えられるものをマインドフルに見分ける 1.について、 思考=現実から脱出する、嫌な気持ちをコントロールするのではなく受けいられる観点が重要。 思考=現実とは色付きのメガネを通して世界を眺めている状態。 嫌な気持ちをコントロールとは、たとえ困難な思考や感情の体験があるとしても、人生の全ての体験にYESと言えるかどうか。 トラブルが起きた時こそ、「それはちょうどよかった」ととりあえず唱えてみる。 2.について、 大切なことの明確化・言語化、大切なことへ向けた具体的な行動の2つに取り組むことが重要。 3.について、 「今この瞬間」への気づきと集中、「物語としてのわたし」から「観察者への私」へ の2つに取り組むことが重要。 今この瞬間への集中は言葉の世界を切り取りマインドフルネスに集中すること。 ・行動はきっかけと見返りに制御されている。 夏の職場の冷房がガンガンに効いており寒いと思ったことがきっかけ、温度を再設定することが行動、出てくる風が暖かくなるや温度表示が18℃→28℃になることがみかえり。 ・みかえりを嫌子にする効果は疑わしい 嫌子を使うことで、行動をやめさせよう(弱化)とすることはあまり役に立たない。倫理的問題ではなく、効果が疑わしい。 ・相談のきっかけ→行動→みかえり トラブルの相談は絶対怒らないしむしろトラブルを解決できるようにフォローするから教えてね というきっかけを提示したのであれば、その約束を守っておこらず、むしろありがとうと言ったりする。 とはいえなんでも言ってね で急に発言できるメンバーは少ない。 そこで具体化した投げかけが重要。 ・価値付けされた行動 釣り人は魚が欲しいという見返りから釣りに行くのではなく、釣りという行動自体に価値を感じている。 ・動物行動は、きっかけ→行動→見返りの体験から学ぶ。言葉行動は言葉のきっかけ→行動 で学ぶ。 言葉のきっかけとなるどのようなルールがそのルールを聞いた、信じた人の行動にどんな影響を及ぼすのかについて。 1.言われた通り行動2.確かにそうやな行動3.そんな気してきた行動 2.について ルール通りの行動を取るものの行動そのものから見返りを実感。 例)地図を使ってどこかに行く時、この角を曲がるとコンビニがあるはず、、、たしかにあるな のやつ。 3.について 言葉のきっかけがみかえりの強さに影響を与え行動を強化する。 ミッション、ビジョンなどを通じて人々の行動を後押しする。 ・心理的安全性導入アイディア集 感謝から始める 話しかける のび太力をあげる(上下関係関わらず助けてもらう、自己開示をする、相手より1枚薄く鎧を着る) 1on1(良いニュース、悪いニュース、いま不安や不満なこと) フォーマットを作る、変える (顔文字でコンディション伝えるとか)

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2021/07/04

実践するために書かれた本ではあるが、なかなかこれだけでは実践できない。。。自分自身の問題だろうか。後に読み直したときに、本当の意味で理解できるようになるのだろうか。

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2021/06/28

今まで何気なく「なんでも言ってね」と使っていたが、本書で「実際にはそう言われてもすぐに発言できるものではないだろう。」と記載があり、まさにその通りだと思った。 今後は具体的に質問を行うようにする!

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2021/06/24

Googleのプロジェクトアリストテレスで一躍有名になった「心理的安全性」。 この「心理的安全性」をテーマに、深掘りした本。 最近では、洋書(恐れのない組織)でも出版されていますね(こちらはまだ未読ですが)。 ※恐れのない組織 https://booklog.jp/item/1...

Googleのプロジェクトアリストテレスで一躍有名になった「心理的安全性」。 この「心理的安全性」をテーマに、深掘りした本。 最近では、洋書(恐れのない組織)でも出版されていますね(こちらはまだ未読ですが)。 ※恐れのない組織 https://booklog.jp/item/1/4862762883?author-carousel=B08R8KBZKZ 中身も結構実践的な内容で、読んでみると 読者それぞれで学びになるポイントが見つかるのではないかと思います。 会社の中だけでなく、家庭の中など、ありとあらゆる組織において、大事にしたい概念だと思います。 偉そうに言う自分も、だいぶ反省することがありました。。

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2021/06/12

「心理的安全性」というタイトルに惹かれての購入本。心理的安全性が保たれていた方が、成果も上がるし、働いているメンバーの心理的にもプラスでいいことだらけ。「心理的安全性」という「言葉」を知らないために、そこに意識を向けられていない人が多すぎるのではないかと思う。やはり言葉がないと概...

「心理的安全性」というタイトルに惹かれての購入本。心理的安全性が保たれていた方が、成果も上がるし、働いているメンバーの心理的にもプラスでいいことだらけ。「心理的安全性」という「言葉」を知らないために、そこに意識を向けられていない人が多すぎるのではないかと思う。やはり言葉がないと概念が伝えずらいという意味で「言葉」は重要。私が今まで働いきた中で、居心地が良くないと感じていた職場は、この「心理的安全性」が不足していたのだということをはっきり認識した。(物理的な意味に限らず)縁あってせっかく一緒に働いているのだから、「チームで働いている」という実感を感じながら働きたい。

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2021/06/02

今流行りのやつ 個人的には新しい知見が得られた感覚はほとんどない 文章が何となく読みづらい 句読点の使い方とか本筋以外のことが気になってしまった… 流行ってるからって理由で手に取ったのが間違いだったかな

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2021/06/01

読みやすく書かれているが、かなり経営学のアカデミックな内容を噛み砕いて説明された書籍だと思う。心理的安全性の必要性、テクニックがかなり詳細に書かれていて参考になりました。他の人にも勧めたくなるような内容でした。

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2021/05/24

組織・チームにおいて注目されている「心理的安全性」。受け身、指示待ちではなく、自発的な創造的なイノベーションを生み出す組織・チーム作りについて理解が深まります。

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2021/05/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1回で理解するのはなかなか難しいが、手元におきながら改善をしていけそうな一冊。 相手に対する見返りを意識して、好子になる様につとめる。好子のよいみかえりをさせるには言葉が足りないんだなということに気づけました。 たしかにそうやな行動につながる様に言葉の力をちゃんと意識する。 まだまだ、アウトプットが少なめなので読み返して改めてレビューします

Posted byブクログ

2021/05/30

嫌子よりも好子を使ったマネジメント! 機能的文脈主義に基づく心理的柔軟性では、「正論にとらわれず、役に立つことを重視」します。 「真に重要なのは「誰がチームのメンバーであるか」よりも「チームがどのように協力しているか」」

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