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赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。 の商品レビュー

3.6

252件のお客様レビュー

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2021/06/15

この赤ずきんちゃんは何者だ?ただ者ではないぞ。 キレッキレではないか。 海外の童話をモチーフにしてだけど、普通にミステリーじゃないか。 そっか童話ってとこが読みやすくなってるのか。 眠れる森はちょっと大げさ感があったし、ヘンゼルとグレーテルはグレーテルが切なかったわ。

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2021/06/09

面白かった! 読む前はそこまで期待していなかったけど、文章も読みやすく、登場人物のキャラが魅力的! 赤ずきんも親しみやすくてすぐ好きになりました。 ミステリーとしては、ちょっとツッコミどころもありますが、そこを差し引いてもよく出来ていると思います。 桃太郎の方も読みたいです!

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2021/06/09

誰が犯人なのか?何でそうなるのか?推理をする赤ずきんと一緒に推理して行く本です。 赤ずきんの推理の種明かしを自分で考えゲーム感覚で読み進んでいける本です。 ぜひ読んでみてください。

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2023/09/28

シンデレラ、ヘンゼルとグレーテルなど西洋童話をオマージュしたミステリー短編集。赤ずきんシリーズその1。 赤ずきんが探偵役になり、各ミステリー短編の謎を解く糸口に。 少しブラックなテイストが入ってます。 そして最後の章で明かされる”赤ずきんの旅の理由”を絡めた話。

Posted byブクログ

2021/06/06

ポップな(半分くらいふざけたような)タイトルと表紙にかるく騙されたけれど、中身はよくれた正統派のミステリ小説だった。 タイトルにもある「赤ずきん」は主人公の謎解き役として終始登場し、「シンデレラ」「ヘンゼルとグレーテル」「眠り姫」「マッチ売りの少女」が題材になった世界であらゆる事...

ポップな(半分くらいふざけたような)タイトルと表紙にかるく騙されたけれど、中身はよくれた正統派のミステリ小説だった。 タイトルにもある「赤ずきん」は主人公の謎解き役として終始登場し、「シンデレラ」「ヘンゼルとグレーテル」「眠り姫」「マッチ売りの少女」が題材になった世界であらゆる事件を解決していく。 「シンデレラ」は定番の童話なのでともかく、それ以外の童話も読んだことがあるのに、この本を読み進めるにつれて元の物語の内容がどうだったか分からなくなってくる現象が頻発した。笑 それくらいよく出来た内容の物語になっているから、元の物語と照らし合わせて読むのも楽しいかもしれない。 とくに印象的だったのは、マッチ売りの少女が題材になった最終章の「少女よ、野望のマッチを灯せ」。 あの切なくひたすらに「マッチ売りの少女が不憫だ…」となる童話が、ひょんなことから少女が財を手にして巨大なマッチ工場を建てて金と名声の亡者になってゆく…という内容になっていて、そこで起きた事件を「眠り姫」の世界からはるばるやって来た赤ずきんが頭脳プレーで解決していく。と、いろいろごっちゃになっていて混乱すること請け合い(笑)なのにとても面白い。 私は小さい頃から絵本が大好きで、グリムとかイソップとか有名どころの童話もたくさん読んできたけれど、童話は恐ろしく残酷だったり悲しい結末のものが多い。 「めでたしめでたし」で終わるものでも、主人公をいじめていた側が残酷な死に方をしたり(だから寓話とも言えるのだろうけど)子どもが怖がるような内容のものもたくさんある。 だからこそミステリの世界観とすごくマッチしている。元の物語でもどことなく強かそうな赤ずきんが主人公の謎解き少女というのも、合っていてとても良い。

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2021/05/30

ある目的のため旅に出た赤ずきんちゃんが、遭遇する殺人事件を解決する連作ミステリー。「シンデレラ」「ヘンゼルとグレーテル」「眠れる森の美女」「マッチ売りの少女」がモチーフに使われていて、ミステリーと同時にブラックユーモアとしても楽しめました。赤ずきんちゃんの目的が明かされるラストの...

ある目的のため旅に出た赤ずきんちゃんが、遭遇する殺人事件を解決する連作ミステリー。「シンデレラ」「ヘンゼルとグレーテル」「眠れる森の美女」「マッチ売りの少女」がモチーフに使われていて、ミステリーと同時にブラックユーモアとしても楽しめました。赤ずきんちゃんの目的が明かされるラストのマッチ売りの少女との対決は、密室ありの、なかなか壮大なスケールでした。

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2021/05/26

赤ずきん、シンデレラ、ヘンゼルとグレーテル、眠れる森の美女、マッチ売りの少女など慣れ親しんだ童話がストーリーのベースなので世界観に入りやすい。ミステリーとしては少し物足りなかったけれど(世界観を崩さない事件だったのでそこは◎)、童話のifとしてはかなりおもしろかった。

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2021/05/23

探偵役の赤ずきんが旅の途中で出会う、西洋童話の中で起きる事件をスッキリ解決していく連作短編形式の本格ミステリ。 前作『むかしむかしあるところに、死体がありました』はもっとミステリ感が強く、こちらの方がよりストーリーを楽しめる感じがした。 「ガラスの靴の共犯者」がお気に入り。

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2021/05/22

前作とはまた違った感じのお話。全編通して活躍するのは赤ずきん。そして出てくるのはシンデレラ、ヘンゼルとグレーテル、オーロラ姫、マッチ売りの少女。 赤ずきんがとても賢くてかっこいい。登場人物たちの黒い部分が出てくる出てくる…。最後の終わり方は色々とつながってきておもしろかった。個人...

前作とはまた違った感じのお話。全編通して活躍するのは赤ずきん。そして出てくるのはシンデレラ、ヘンゼルとグレーテル、オーロラ姫、マッチ売りの少女。 赤ずきんがとても賢くてかっこいい。登場人物たちの黒い部分が出てくる出てくる…。最後の終わり方は色々とつながってきておもしろかった。個人的にはグレーテル好きだな。

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2021/05/22

誰もが知るおとぎ話を題材にしたミステリー。 頭脳明晰な赤ずきんが、旅すがら事件を解決していく姿が爽快。 スルスル読めるので、小学校高学年くらいの子が読んだら、読書にハマるきっかけになりそう。

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