赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。 の商品レビュー

青柳碧人(著者)

2021/09/04

題材がユニークすぎて手に取らずにはいられませんでした。
トリックなどは少し曖昧な部分があったようにも感じますが、童話との絡め方がとても上手いと感じました。着地点もいい感じで読後感も良かったです。

2021/09/03

図書館で借りたもの。
森の中のお菓子の家。走り抜けるカボチャの馬車。お城で、眠り続けるお姫さま。次から次へと起きる事件を赤ずきんがスッキリ解決！世界の童話を密室などミステリのテーマで読み解く作品集。

赤ずきんの推理が冴え渡る！
｢あなたの犯罪計画は、どうしてそんなに杜撰なの？｣

赤ずきんの旅の目的は、シュペンハーゲンまでクッキーとワインを届けること。誰に？毒入り？
赤ずきんもまた殺人を犯す気なんじゃ…と思ってたらそうだった！
最後は赤ずきん対マッチ売りの少女。
強欲なマッチ売りの少女のキャラがすごかった。

2021/08/25

これは面白かった！軽めの話かな？って思ってたけど意外とダークなミステリーなのが良かった！でもサクサク読める◎

2021/08/23

予想が出来ない展開でページをめくる度ハラハラ。
犯人が判明した時の緊張感と達成感。
本格ミステリーです。

2021/08/18

童話が背景として書かれており、全体的に読みやすかった。特に、甘い密室の崩壊はなるほど、となる展開で良かった。ラストは赤ずきんの旅が繋がっている感じがあって良かった！ただ、個人的には少し物足りなさも感じた

2021/08/16

前作よりもパワーアップしてて面白かった！！
マッチ廃人って、笑。
次回作がきになるけど、この作品を超えられるのか？

2021/08/14

ストーリーは上手。でもこの小説は好きになれない。有名な原作の威を借りて、おちょくって別ストーリ仕立てにするのはパロディにもならないし姑息のような気がします。おもしろければいいのかな。世界中で愛された原作へのリスペクトもないし。
まぁ作者は頭のいい方なんでしょうね。
人には感じ方が色々あるので本小説の存在を全否定はしないけれど、読後に腹がたった小説は初めてでした。

2022/08/11

前作より完成度が高くて面白かった。これより読みやすいミステリーはないんじゃないかぐらい。同じ方向性でより完成度が高いのを作るのは難しそうだけど、こーゆーのもっと読めるとうれしい。

2021/08/13

とにかく全てが面白い。複雑なトリックが解けた時の爽快感。赤ずきんの真の目的。色んな所で驚かされます。すぐに読み終わってしまいました。

2021/08/05

主人公の赤ずきんがおばあさんにワインとクッキーを届ける中で、様々な事件に巻き込まれる物語．
聞いたことのある昔話に登場する人物が多数いて、その上本格的なトリックが仕組まれている．
段々と繋がっていく人物相関図も面白みの一つ．