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深夜特急 新版(2) の商品レビュー

4.1

81件のお客様レビュー

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2024/08/23

マカオからタイをへてシンガポールへ タイにもシンガポールにももう一つのめり込むところがないような感じ 沢木さんはどこに1番魅力を感じるのか? 旅行する前の経緯も書いてあった。

Posted byブクログ

2024/08/15

香港の幻影をシンガポールとマレーシアに求めすぎやろ!!って読んでるときに思ってたら、後々本人もそうであったと認める文章が書かれていた。 マレーシアの留学生が研究室にいたから、マレーシアのオススメはどこか聞いたことがあって、ペナンを薦められたことがある。日本ではみられないほど大き...

香港の幻影をシンガポールとマレーシアに求めすぎやろ!!って読んでるときに思ってたら、後々本人もそうであったと認める文章が書かれていた。 マレーシアの留学生が研究室にいたから、マレーシアのオススメはどこか聞いたことがあって、ペナンを薦められたことがある。日本ではみられないほど大きな仏像や、色彩のお寺があり、ご飯も美味しいよとのこと。いつか行ってみたい。 このペナンの宿の話の印象が強い。ヒモさんってそんな人が海外にもいるんやなぁって思った。仕事もせず日中は宿の一室で屯してるなんて、、ふざけんなよって女の人はならんのか。。しかも自分の妻が娼婦っていうのも何ら気にしてない感じに書かれてたし、のんびりしたもんだ。

Posted byブクログ

2024/07/28

前作の香港マカオ編に比べてなかなか熱が伝わってこず、著者も街への(旅への)熱量が減少してるなぁと思っていたところラストでなるほどと思わせる。 しかしそんな中でも各訪問先で起こるあれやこれやは興味深い。 若者ならではの想いや悩みも垣間見ながら読み進める。続きも楽しみだ。

Posted byブクログ

2024/06/01

深夜特急2 マレー半島・シンガポール編。 ニューヨークからシンガポールへ渡ってきて、移住することになってみて、やはり読みたい、という衝動に駆られたのがこの本。シンガポールの記憶は、Zoukというクラブ、暑くて、訳わからず歩いた道、カジノでは短パンで入るのを断られ、小さなマーライオ...

深夜特急2 マレー半島・シンガポール編。 ニューヨークからシンガポールへ渡ってきて、移住することになってみて、やはり読みたい、という衝動に駆られたのがこの本。シンガポールの記憶は、Zoukというクラブ、暑くて、訳わからず歩いた道、カジノでは短パンで入るのを断られ、小さなマーライオンを見ながらため息をついていた。20年以上前だろうか、でも、暑くて、熱気のあるこの国で戦っていくために、自分の原点の一つを読み直した。 本作は、東京から香港からマレー半島に渡った後の沢木耕太郎のシンガポールまでの旅である。バンコックからペナン、そしてマレーシアの田舎町を経由して、KLへ。そしてそこからシンガポールへ渡る。学生時代の自分は、シンガポールからインドへ一気に渡っていたけれど、彼はマレー半島をじっくりと電車で移動している。改めて読んでみると、タイもマレーシアも、あまりにも普通で感動がないことがわかる。香港の興奮が、ほとんど味わえずにイラッとしている、逆にトラブルに巻き込まれたそうな雰囲気さえする。おそらく、実際の旅は、小説よりも普通だったんだろうなと思う。それでも、旅をしていて、シンガポールという国のべたっとした暑さを感じられるのが幸いだ。本来は、日本から来ると相当暑さを感じるのだけれど、フルーツジュースを飲むシーン、ニュージーランド人と一緒に飲むビールに、汗を感じる。ここで、旅の目的を改めて考えさせられたのも、面白い。半年でかえる予定だったのだけど、その必要はない、見たいところまで、じっくり味わったらいい、そんな境地に至ったのもシンガポールだったようだ。旅は、人を育ててくれる。海外生活、世界を旅して、もう10年以上経つけれど、本書が色褪せないのが本当にすごいと思う。

Posted byブクログ

2024/05/23

マレー半島、シンガポールはもちろん面白いんだけど、巻末の高倉健さんとの対談も面白かった。どちらもすごく前のことなのに新鮮。

Posted byブクログ

2024/05/02

この旅の明確な目的はなくとも、「誰にでも可能で、それでいて誰もしそうにないことをやりたかった」デリーからロンドンまで乗合いバスで乗り継ぐことの、ジャーナリズム精神にワクワクと感動を覚えた。

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2024/05/01

楽しみにしてたマレー半島・シンガポール編。 シンガポール帰りの飛行機で読んでみた。 旅してる気分にさせてもらえて、読んでて楽しい! シンガポールにどこか物足りなさを感じて、香港の熱気を追い求めてしまうというのを読んで、行きの飛行機で読まなくて良かったと思った笑 その国それぞ...

楽しみにしてたマレー半島・シンガポール編。 シンガポール帰りの飛行機で読んでみた。 旅してる気分にさせてもらえて、読んでて楽しい! シンガポールにどこか物足りなさを感じて、香港の熱気を追い求めてしまうというのを読んで、行きの飛行機で読まなくて良かったと思った笑 その国それぞれに良さがあると思うけど、やっぱり熱気と活気が溢れる国に魅了されてしまうんだな〜と思った。

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2024/03/18

香港の熱狂に囚われ、コレジャナイ感に苛まれられながら南下するマレー半島の旅。 沢木さんが文句ばかり言ってる回も面白い。 最もホットだったのはやはりペナンの娼館での滞在で、青春のような日々を過ごした仲間に対して“私は口の中で「じゃあな」と小さく呟くだけでその前を離れた”という別れ方...

香港の熱狂に囚われ、コレジャナイ感に苛まれられながら南下するマレー半島の旅。 沢木さんが文句ばかり言ってる回も面白い。 最もホットだったのはやはりペナンの娼館での滞在で、青春のような日々を過ごした仲間に対して“私は口の中で「じゃあな」と小さく呟くだけでその前を離れた”という別れ方が好きすぎる。 終盤にかけて日本の回想も良かった。

Posted byブクログ

2024/03/09

シンガポールまで読み進めたが、まだのめり込めず2巻目終了。当時と今との物価の違いが具体的にどれくらいかつかめてないのでのめり込めてないのかも。インド以降は楽しそうな気がするからもうあと数冊読んでようと思う。

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2024/03/01

係員の適当な情報に踊らされて右往左往、前の客が使って軽く拭いただけのコップ、ぼったくり、汚いトイレ… 旅行をするとあり得ない経験をすることもありますが、それも何故だか忘れられないネタになり、また旅に出たくなります。そんな病みつきになる刺激がたくさん詰まった本だと思います。 ...

係員の適当な情報に踊らされて右往左往、前の客が使って軽く拭いただけのコップ、ぼったくり、汚いトイレ… 旅行をするとあり得ない経験をすることもありますが、それも何故だか忘れられないネタになり、また旅に出たくなります。そんな病みつきになる刺激がたくさん詰まった本だと思います。 そしてそんな刺激について、 旅は自由を与えくれる、と描写されているところが ますますこの本にハマってしまう理由の一つかなと思いました。 (自由=自分のつまらない常識、固定観点から解き放ってくれる) まるで自分も旅をしてるかのように、 面白くてさくさく読めてしまいます。 インド編も楽しみです!

Posted byブクログ