深夜特急 新版(2) の商品レビュー
旅に出る理由なんて、逃げでいいのだ。 その先も別に知らなくていい。 深夜特急を読むと、旅の不安が軽くなる。 大層なお金がなくても、旅先の人たちとのやり取りが楽しそうだな。当時とはかかるコストも違うけど。
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娼婦たちと野郎どもの章が1番好きだった。自分も男だったらこういうのに飛び込めたのかな。 筆者が旅のことを考えた時の「属することで何かが決まってしまうことを恐れ、回避したのだ」という一文が、知り合いの就職してない友達と重なった
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貧乏旅で地元民の助けを借りながら安いホテルをとったり、電車やバス、タクシーに乗ったりするのだが、声をかける人が大体いい人で、マレー半島やシンガポールにはそこまでヤバい人はいないのではないかと思った。私も無計画に、地元の人の情報だけを頼りに旅がしたくなってきた。あと、香港で感動し...
貧乏旅で地元民の助けを借りながら安いホテルをとったり、電車やバス、タクシーに乗ったりするのだが、声をかける人が大体いい人で、マレー半島やシンガポールにはそこまでヤバい人はいないのではないかと思った。私も無計画に、地元の人の情報だけを頼りに旅がしたくなってきた。あと、香港で感動して他の国にもそれを求めちゃうのはとても共感できた。私の場合はタイが良すぎてインドネシアが物足りなかったから。深夜特急の3〜6が楽しみだ。
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「決定的な局面に立たされ、選択することで、何かが固定してしまうことを恐れた/属することで何かが決まってしまうことを恐れ、回避した/逃げたかった」という気持ちには少し共感するがそこから日本を飛び出すほどの行動力は自分にはないと思った
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独特のユーモアと、カラッとした湿度の低い気まぐれな冒険心、どこか自分に対しても突き放したところがある文体が妙に心地よくて面白く読めた。 -欲望はなかった。しかし、奇妙な使命感が体を熱くした。(本文104p) -《われわれはツーリストを大いに歓迎する一一ただしヒッピーは除く》 ...
独特のユーモアと、カラッとした湿度の低い気まぐれな冒険心、どこか自分に対しても突き放したところがある文体が妙に心地よくて面白く読めた。 -欲望はなかった。しかし、奇妙な使命感が体を熱くした。(本文104p) -《われわれはツーリストを大いに歓迎する一一ただしヒッピーは除く》 だが、残念なことに、ツーリストとおぼしき人物は、私を含めてすべてがヒッピー風だった。(本文121p) -旅に出て鈍感になっただけなのかもしれないが、それ以上に、またひとつ自由になれたという印象の方が強かった。(本文180p) 怪しげな安宿、深夜到着の心もとない旅程、衛生的に不安が残る露店のジュースなど、リスクより冒険を取る若さと自由さがとても羨ましい。
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香港を出て、バンコクからマレーシア、シンガポールへ。昔の貧乏旅行の雰囲気を感じる旅行記です。安宿を探してどこでもまず値切ってなるべく土地のものを求めて、なぜか土地の人の好意をもらって。もっとも私の頃はもうヒッピーなんていませんでしたが。 一方で小説だからか、都合の良いところを切り...
香港を出て、バンコクからマレーシア、シンガポールへ。昔の貧乏旅行の雰囲気を感じる旅行記です。安宿を探してどこでもまず値切ってなるべく土地のものを求めて、なぜか土地の人の好意をもらって。もっとも私の頃はもうヒッピーなんていませんでしたが。 一方で小説だからか、都合の良いところを切り取った感じもつきまとうところが、もうひとつ入り込みづらいところかもしれません。 あと、最後の高倉健さんとの対談は良かったです。
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一人旅の貧乏旅行には常に危険がつきものです。治安の良くない国で暮らす人々の生活を目の当たりにする著者の心境を、自分自身に重ねながら読み進めました。 平気で人をだます者、ドラッグ、娼婦、博打……世界は広く、深く、そして醜い。だからこそ、その中で生きるとは何かを強烈に考えさせられま...
一人旅の貧乏旅行には常に危険がつきものです。治安の良くない国で暮らす人々の生活を目の当たりにする著者の心境を、自分自身に重ねながら読み進めました。 平気で人をだます者、ドラッグ、娼婦、博打……世界は広く、深く、そして醜い。だからこそ、その中で生きるとは何かを強烈に考えさせられます。 平和ボケしている自分にとって、この一冊は世間知らずな自分の無知を叩き壊してくれるような体験でした。 世界は本当に広いのだと、改めて感じました。
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香港が良すぎて他と比べてしまってどうも…というトーン。良いルポタージュだ。 巻末の高倉健との対談も良かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
バンコクから夜行バスでハジャイ。バス停でぼったくりのソンテクに乗って、ソンクラーまで辿り着いた。 今回の旅の目的の一つはソンクラーにある「サミラー・ホテル」に宿泊する事だった。 沢木耕太郎『深夜特急2』の主人公は、バンコクから鈍急列車でいろいろな人と」出逢いながら、ソンクラーの瀟洒なホテルまでたどり着く。人に勧められたサミラー・ホテルは洒落たリゾート・ホテルだった。彼はこう書いている「日本のリゾート他に比べれば、千八百円はとてつもなく安い値段だが、これから先に長い旅をしなければならない私にはたかすぎた」。本心は泊まりたいが値段を考えると‥、迷ってしまう。その時、彼は三人の日本人と出会い、それをきっかけにして宿泊する。その夜、彼はその日本人と久々に楽しい時を過ごすした。彼はもう一泊しようと考えていたが、ベッドの中で冷静に考えてこう結論づける。 「もう一泊するのはよくないのではないかと思えてきた。金の心配もあったが、こんな快適な宿に何泊もしていると、安宿を泊まり歩いて前に進んでいくのが嫌になってしまわないかと不安になったのだ」 使い古された言葉に「旅は人生だ」もしくは「人生は旅」がある。僕はここに来て改めて、「旅は人生だ」と思った。しかし、旅と人生が決定的に違うのは人生は一度だけだが、旅は何度でも出来る。僕が旅が人生と思う瞬間がここに集約されていると思う。生活するために金が必要だ。その資源をいかに使っていくか、日々その事を考えて生活していく。楽しいことを諦める勇気も必要なのだ。それを彼は旅で体験し続けている。
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前作に続いて、タイ〜マレーシア〜シンガポールの旅路 結局のところ香港が素晴らしいとのことだが、おそらく香港の前に行っていれば、また違ったのだろう 憧れるが、でも、つくづく自分にはムリだろうと思う
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