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深夜特急 新版(2) マレー半島・シンガポール 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2020/06/24 |
JAN | 9784101235295 |
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深夜特急 新版(2)
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商品レビュー
4.1
89件のお客様レビュー
本人が言うように香港ほどの熱気に溢れている感じがしない場所だからか、1巻に比べると穏やかである意味では退屈なパートなのかもしれない。次巻にも期待。
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今回も面白かった。2巻はいろんな出会いがあった。仲良くなったと思っていたバンコクの女子学生や、日本語を勉強中の若者と、後味悪く終わったのが寂しかった一方、ペナンのヒモたちとの会話や、チュムポーン行きの列車で出会った若者たちの親切心など、良い出会いもたくさんあったようだ。香港ほどの...
今回も面白かった。2巻はいろんな出会いがあった。仲良くなったと思っていたバンコクの女子学生や、日本語を勉強中の若者と、後味悪く終わったのが寂しかった一方、ペナンのヒモたちとの会話や、チュムポーン行きの列車で出会った若者たちの親切心など、良い出会いもたくさんあったようだ。香港ほどの熱気を感じられなかった著者だが、たしかに街にはそうかもしれないけど、人々との出会いは熱いものもあったように思えるけど... 3巻も楽しみ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
マレー半島を寝台列車で縦断することになり、同じような旅行をしている人のブログとかを読み漁っていた。そこでたまたま知ったこの本を、寝台列車の中で読んだ。知らなかったのだが、実はかなり有名な紀行文のようで、バックパッカーブームの生みの親らしい。読んでみると確かに同じような旅をしたいと読者に思わせるような旅行記だった。 一巻で訪ねた香港やマカオと比べると、バンコクもクアラルンプールもシンガポールも、作者にとってはどうもイマイチだったらしい。自分と同じような旅程がテーマということで手に取った本であるが、行く先々のほとんどの街が物足りないと言われていたのには、正直笑ってしまった。でも、作中の作者は僕と同年代らしく、初めて東南アジアに行ったらその文化の違いに対するもっともらしい感慨とかを記してしまいそうだが、金ピカの仏像は性に合わないと評するような正直さは、作者の気っ風の良さの表れで、むしろこのエッセイの最も魅力的な部分でもあるように思う。 僕はまだ一巻を読んでいないので、ここまでの経緯は知らないのだが、最終的にインドを経てイギリスに向かうらしい。それがどうしてマレー半島を縦断することになったのかよく分からない。作中でも同様で、なんか滞在してる街が面白くないから次の街へ行く、といった気軽さである。けど、その思い切りの良さが心地よく、特に好きだ。 例えば、作者は行く先々で色々な人と出会って、その人たちと会話を交わしたり、しばらく一緒に暮らすうちに、その人となりやバックグラウンドが少し垣間見える。しかし、誰もが重要人物そうに見えて、作者が急な思いつきで街を出ていくせいで、別れもなしにその後は一切旅行記には登場しなくなってしまう。でも、世界を横断するような旅行をしているのだから、考えてみればそんなのは当たり前なのだ。むしろ、そのあまりにもあっさりとした展開の切り替わりこそがリアルなのだろう。そういった作者の旅情を追体験できたような気がした所が、とても良かった。 それと、このエッセイの初版はかなり古いらしく、インターネットや携帯電話さえ無い時代の旅行記だと思うが、作者のタフネスさは凄い。見知らぬ街でガイドブックも無しに、手頃なホテルを見つけて、しばらくの間気ままに生活して、地元の人と仲良くなるなんて芸当は、同じような旅程ではあったが、自分にはとても真似出来ないなあって思った。沢木さんのその人並み外れたサバイバル能力を楽しむ側面もあったな。
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