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深夜特急 新版(2) の商品レビュー

4.1

81件のお客様レビュー

  1. 5つ

    25

  2. 4つ

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2023/09/18

深夜特急シリーズ第2弾_ 刺激的だった台湾やマカオを離れ 次はタイ・バンコク、マレーシア・ペナン… そしてシンガポールへと旅を進めていく 親切な旅人との出会いや 現地の方との交流はあるものの 刺激的だった台湾やマカオの幻影を どこかで求めているような旅を続けていく… ...

深夜特急シリーズ第2弾_ 刺激的だった台湾やマカオを離れ 次はタイ・バンコク、マレーシア・ペナン… そしてシンガポールへと旅を進めていく 親切な旅人との出会いや 現地の方との交流はあるものの 刺激的だった台湾やマカオの幻影を どこかで求めているような旅を続けていく… 心を残してまで急ぐような旅ではなく… 行きたいところに行き 見たいものを見るような 心の赴くままの旅をしてみても良いのでは…と 少しずつ旅の本質に気づきはじめる シリーズを追いかけるごとに 旅情が駆り立てられる!! 旅に出る前は 自分自身は何者でもないのに どんな世界でも その世界を知ろうと 人々の生活に溶けこみ 束の間でも その世界を生きてみることで 何者にでもなることができるのだと感じました!!

Posted byブクログ

2023/08/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

香港は凄く魅力的な場所なんだな。マレーシア、シンガポールは香港と比べ何かが違う。香港と比べることが駄目だと気付く。その土地で出会う人々とのやり取りが面白い。自分は人見知りだし、潔癖なところがあるほうだから、こんな豪快な旅はできないな。

Posted byブクログ

2023/08/23

序盤に出てきたホテルのボーイとのやりとりが印象的だった。「金がない」なんて言いながら自分で選んで安宿に泊まって好きなことをして好きなように暮らしている。親切を受けながらも現地の人々をどこか見下している。1冊目を読んだときに少しモヤモヤしたそんな部分に焦点が当たっていた。あとヒモの...

序盤に出てきたホテルのボーイとのやりとりが印象的だった。「金がない」なんて言いながら自分で選んで安宿に泊まって好きなことをして好きなように暮らしている。親切を受けながらも現地の人々をどこか見下している。1冊目を読んだときに少しモヤモヤしたそんな部分に焦点が当たっていた。あとヒモの日本企業批判も印象的だった。 文章は淡々としているけれど人々との関係を見ていると愛想が良くコミュニケーション能力が高いんだろうなと思う。 次の作品も楽しみ。

Posted byブクログ

2023/08/17

退屈ばかり口にするので不快感を感じながら読み進めていたが、最終的になぜそう思ってしまっていたのか内省して気づくところまでがオチだったので安心した 対談が面白かった 高倉健のような人でももっと他の仕事が自分にはあったのではと思うんだとすれば、自分でもそりゃ思うよなと

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2023/07/25

旅の中で出会う人達が、この人どんな人なんだろ!?と思わせときながら、なんもわからんのかい!てなるのがまたいい。

Posted byブクログ

2023/07/14

「よほどの大雨でもないかぎり傘など持ったこともないというのに、今日は洋服が濡れないようにと傘をさしている。」 高倉健さんとの対談も良かった

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2023/06/24

2番目に好き 電車であった学生たちとか名前のない村とかでの出会いがいい。娼婦たちのヒモ達がまじでおもろい

Posted byブクログ

2024/07/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

バンコク・ペナン・シンガポール編 今回も期待を裏切らない珍道中の旅 「金がない」著者は、いつも売春婦が出入りしている様な如何わしい安宿に滞在するので、しつこい誘惑が多い そして薬の誘惑も多いので、読んでいてハラハラしますσ(^_^;) 我慢しろ〜我慢しろ〜 でも本当は一回や二回ぐらいは誘惑に負けてしまったのではないかと、勝手に思っています 今回は旅慣れて来たと同時に、自分自信と向き合う事で、心の成長が見られます バンコクでは、ことあるごとに「金がない」と言い続けて来た自分 金がない自分が、その土地の人の親切を受けるのは当然だと心の何処かで思っていたのではないかと気づきます シンガポールでは、自分と同じ様に旅をしている若者に、一種の旅の仕方の知恵を伝えたり、兄貴風を吹かせます 何処に行っても著者の基準は気に入った香港であり、香港のコピーを求めていたので、バンコクもペナンもシンガポールもつまらなく感じでいたことに気付きます そして香港とは違う文化をもつカルカッタを次の旅先に選びます 何が起こるか、楽しみです♪

Posted byブクログ

2023/05/30

香港・マカオで刺激的な体験をした後、タイやマレーシアは退屈で物足りなさを感じたようですね。 そんな中でも一期一会の人との出会いが旅を彩っているのが伝わってきます。

Posted byブクログ

2023/05/13

初めて日本以外の海外を意識した瞬間というのは人によって大きく違うだろう。一般論的に言えば、海外を旅する、というのがその瞬間の王道であると思う。しかしながら、直接旅をしなかったとしても間接的に海外、ひいては世界を意識するというのは可能でもある。 私自身にとって海外を意識したのは、...

初めて日本以外の海外を意識した瞬間というのは人によって大きく違うだろう。一般論的に言えば、海外を旅する、というのがその瞬間の王道であると思う。しかしながら、直接旅をしなかったとしても間接的に海外、ひいては世界を意識するというのは可能でもある。 私自身にとって海外を意識したのは、大沢たかおが主演する本書のドラマ版であった。というのも、高校1年生のとき、必修の地理の授業で教師が授業時間を使ってこのドラマの映像を流してくれたからである。とはいえ、全体のストーリーなどは忘れてしまっていて、強烈に印象に残っているのは冒頭の香港の猥雑なシーンくらいなのではあるが(ただし、それは大学生になって初めての海外旅行で香港を訪れ、深夜特急にも出てくるチョンキンマンションに滞在した、という影響も大きいかもしれない)。 高校1年生のときから、四半世紀の年齢を重ねた今、ロバートキャパの一連のノンフィクション等で著者の作品を読んではいるものの、その原点たる本書を読んでいなかったということで、5月の連休を利用して一気に読んだ次第。 広い意味では旅行記という括りになるだろうが、実際にユーラシア横断の旅をしてから、かなりの年月を経て本書が執筆されたという経緯もあるのだろうが、単なる事実や時系列の積み重ねには堕しないストーリーテリングの才に満ち溢れている。そして本書を読むことで強い旅情を誘われるのは、やはり本書の持つ高いエネルギーの力に他ならない。

Posted byブクログ