アノニム の商品レビュー
「アートで世界は変わらない?誰がそう決めたんだ?」原田マハさんからの挑戦的メッセージ⁉️ 原田マハ版「オーシャンズ11」?いや007か?ライな感覚で読めるエンタメ小説かな。 登場人物が多くて頭の整理がつかなかったけど、気にせず読み進めました。政治に揺れる香港、謎の組織アノニム、画...
「アートで世界は変わらない?誰がそう決めたんだ?」原田マハさんからの挑戦的メッセージ⁉️ 原田マハ版「オーシャンズ11」?いや007か?ライな感覚で読めるエンタメ小説かな。 登場人物が多くて頭の整理がつかなかったけど、気にせず読み進めました。政治に揺れる香港、謎の組織アノニム、画家の卵の高校生、その関係は?? 気軽に楽しめました。
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面白かった。ライトノベル風なイラストの人物紹介がイヤで食わず嫌いしてたけどよかった。 アジアが絡むから、最初は中国人数学教師?が渡米後に贋作描いて売ってた話が出てくるのかなと思ってたけど違ったね。まあ違わなくはないか? 贋作の話はたしかNetflixのドキュメンタリー映画で観られます。
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アートが題材の小説は勢いで読み進めるタイプではなく、じっくり読みつつ登場したアーティストや作品についてや舞台となる土地のことを調べながら読むのが楽しい。学ばせてもらってるなぁと感じる。 アノニムのメンバー全員が本当に魅力的。ナンバーゼロが最終的にどこに落ち着くのか楽しみにしなが...
アートが題材の小説は勢いで読み進めるタイプではなく、じっくり読みつつ登場したアーティストや作品についてや舞台となる土地のことを調べながら読むのが楽しい。学ばせてもらってるなぁと感じる。 アノニムのメンバー全員が本当に魅力的。ナンバーゼロが最終的にどこに落ち着くのか楽しみにしながら読み進めた。全てを書かず読了後に想像の余地(予想できる範囲の)が残っていて良いです。
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世界を股にかけ暗躍する美術品窃盗団アノニムが、香港で開催される現代美術のオークションで狙ったのが、ジャクソン・ポロックの作品、"ナンバー・ゼロ"。 そして、アーティストを夢見る香港の高校生、張英才にアートで世界を変えられると信じさせ、ナンバー・ゼロのコピー作品を描かせて、オークションで落札した本物とすり替える。 巨額の富が動くアートの世界の裏側を描きつつ、香港の決起集会に参加する高校生の思いを描いたストーリーは、スリリングでありながら、微笑ましい場面もあり、すっかり引き込まれてしまった。 やはり、原田マハさんの作品は面白い。
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ハマさんはこれで十冊目。オークション、コレクター、香港、善意の悪遊び、温かい結び。喜寿の終活には相応しい作品作者です。この後もマハさんは続ける予定です。
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ジャクソン・ポロック幻の傑作「ナンバー・ゼロ」のオークション開催が迫る香港。建築家である真矢美里は7人の仲間とともに会場へ潜入した。才能の出会いが“世界を変える”1枚の絵を生み出した。華麗なアート・エンタテインメント!(e-honより)
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読み進めていくと、後半にかけてわくわくドキドキしていくような勢いのある展開だった。 特に、オークションのシーンは、読みながらもハラハラして、読み手も興奮してくるようなスリルを感じた。 ただ、終わりが意外にもあっさりとした感じだったので少し、物足りなさを感じた。 トータルとし...
読み進めていくと、後半にかけてわくわくドキドキしていくような勢いのある展開だった。 特に、オークションのシーンは、読みながらもハラハラして、読み手も興奮してくるようなスリルを感じた。 ただ、終わりが意外にもあっさりとした感じだったので少し、物足りなさを感じた。 トータルとしては、満足した内容だった。 キャラクターも個性的で、それぞれの人物が活躍する場面があるので、どのキャラも魅力的に描かれていると感じた。 学生運動と、オークション。 アート界の表と裏。など、様々な側面から楽しめる作品で、読み応えがある1冊だった。
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非常に爽快でワクワクする小説でした。アートの力、アノニムの華麗なチームプレイ。 少し前の香港が舞台となっている。今だったらどんな雰囲気の香港が描かれるのかなぁ。
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突き刺さるような面白さは感じなかったけど、登場人物は魅力的で好きだった。 最初にイラスト付きの人物紹介がついてたこともあって、アニメスペシャル1本見たなあて感じの軽めの読了感。エンタメ的に楽しい作品だった。
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芸術の力というと、その場限り一瞬の、理論を持たない、刹那的なもののように思ってしまう。 しかしながら、積み重ねられた理論と緻密な計画、繰り返された鍛錬による裏付けによる説得力は、言語と非言語の垣根を確かな実力によって超える。
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