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アノニム の商品レビュー

3.5

112件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    40

  3. 3つ

    43

  4. 2つ

    10

  5. 1つ

    1

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2024/03/28

・”世界を変える”アート×エンタテインメントな物語 ・昨年「楽園のカンヴァス」を読んで、原田マハ×アート作品にハマり、その後「リボルバー」「暗幕のゲルニカ」と読んで、今回「アノニム」。 ・マハ作品は「本日は、お日柄もよく」「生きるぼくら」「スイートホーム」などアート作品以外は...

・”世界を変える”アート×エンタテインメントな物語 ・昨年「楽園のカンヴァス」を読んで、原田マハ×アート作品にハマり、その後「リボルバー」「暗幕のゲルニカ」と読んで、今回「アノニム」。 ・マハ作品は「本日は、お日柄もよく」「生きるぼくら」「スイートホーム」などアート作品以外は読んだことがあったけれどそこまでハマった作品はなかったかなぁ。(当時アート×ミステリーはなんだか敷居が高く...) 「楽園のカンヴァス」を読んで、一度読み始めたら読むのやめられない!ラストスパート面白すぎる!!とやみつきになり、原田マハ×アートに足を踏み入れました。それゆえの今回は正直物足りない感がありました。。。   ・登場自分物が多すぎた。今まで読んできた作品と比較するとやや内容が薄い印象。冒頭の登場人物紹介を見返しながら読み進めました。(記憶力の問題?) ・登場人物や煌びやかな香港の街の様子、緊迫感あふれる場面の描写はさすがでした。

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2024/01/27

アノニムは私にはあまり向いていなかった。 原田マハさんの作品はいつもさぁっと刺さるのですが、これはダメでした。台湾だから漢字が多くてかな?

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2024/01/05

エンタメ要素が強めのアート小説。 超絶技能集団がアートそのものと、それに纏わる信念のために暗躍する。 登場人物を覚えるのに難儀しつつも、わくわくしながら楽しく読めた。

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2023/11/30

年齢を経るごとに名前などを覚えられなくなっているので、洋物を避けていたのですが、つい原田さんと思って買ったら大変でした。 香港を中心に世界中の話題が。中国人名も地名も現地読みの振り仮名が付くものの、メモをしていないので、同じ名前が出るごとに前に戻って確認作業が入る。 同様にアノニ...

年齢を経るごとに名前などを覚えられなくなっているので、洋物を避けていたのですが、つい原田さんと思って買ったら大変でした。 香港を中心に世界中の話題が。中国人名も地名も現地読みの振り仮名が付くものの、メモをしていないので、同じ名前が出るごとに前に戻って確認作業が入る。 同様にアノニムのメンバーも、一人を除き外国人。正業の他にアノニムの愛称があり、両方の名前を使い分け。正業の他に幾つもの組織が現れ、美術品を巡り大騒動。誰が誰やら、敵か味方か理解に時間を要する。 美術品に関しては流石の内容で、本自体は読み切ったが、非常に苦労した読書だった。

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2023/10/25

今回もマハさんの世界に楽しく没入して読了。 窃盗団から絵画を取り戻す窃盗団! 小説だけど、漫画のような進み方。 登場人物のキャラもとても良い感じで、格好良い!エンタメ感満載で一つのアニメというか映画を見ているような感覚で私はとても好きな世界観でした。 欲を言えば、もっとアノ...

今回もマハさんの世界に楽しく没入して読了。 窃盗団から絵画を取り戻す窃盗団! 小説だけど、漫画のような進み方。 登場人物のキャラもとても良い感じで、格好良い!エンタメ感満載で一つのアニメというか映画を見ているような感覚で私はとても好きな世界観でした。 欲を言えば、もっとアノニムの活躍をみたかった。もっとハラハラドキドキなストーリーがあってほしかったです! その後の窃盗団(ヘデロやゼウス)側の反応など。。。 いや〜、めちゃくちゃ欲だらけですが、それくらい長編でも読めてしまくらい楽しい世界観でした。 マハさんの小説を読むたびに、絵画や美術史の勉強になるので本当に楽しい(^^)

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2023/10/04

久々に凄く面白く読めた小説! 内容や会話の流れが児童書のように子供っぽく感じる部分もあったが、意外とそれを求めていたのかも。台湾が舞台だったり、登場人物が世界を股に掛ける凄腕集団だったりするところが、気分をグローバルにしてくれて楽しかった。

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2023/08/08

秘密のプロ集団ってそれだけでワクワクしちゃう。ミリちゃんがお気に入り。勝手に声優考えながら読みました。オタクのさが。ジャンポロックの絵は実物を見たことがあったので、テンション上げだった。

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2023/07/16
  • ネタバレ

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原田マハのアート系小説の中でもかなりエンタメ寄りな印象。アノニムという謎の集団とポロックの絵、香港の少年と登場人物が魅力的だっただけにもっと掘り下げて長編にもできたのでは?と少し思った。 設定や登場人物の好みははともかく、アートで世界は変えられると信じるという一貫した想いが登場人物達から色々な角度で伝わってくるのがよかった。香港の学生運動と絡めていることで現実世界の出来事と絡め想像できるところも、私には何ができるだろうと考えさせられた。

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2023/05/27

2回目。やっぱりアノニムカッコいい…!みんな行動とか発言がスマートで憧れる。失敗しないところも安心して読める。ただ張英才のキャラが極端すぎる所だけがキズかな。ぜひ!続編を!

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2023/05/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

楽園のカンヴァスを読んで、原田マハのアートに関する小説を他にも読んでみようと思い、手を取った。楽園のカンヴァスと共通するところとしてアートを題材としてミステリーの要素を掛け合わせてるのが原田マハ作品の特徴だと思った。スピード感がある作品で、スラスラと読み進めることができたが、一高校生が描いた作品が贋作だと見抜かれないことなどあり得るのか、なぜ描いた時の記憶がなくなっているのかなど、現実では起こり得ないだろうということも感じだが、気にせずに読み進め、華やかな空気感を楽しむ作品なのだと思う。

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