1,800円以上の注文で送料無料

サクッとわかる ビジネス教養 地政学 オールカラー の商品レビュー

4.1

218件のお客様レビュー

  1. 5つ

    62

  2. 4つ

    110

  3. 3つ

    32

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/05/18

恥ずかしながらウクライナ情勢を学ぶまで地政学という言葉もしらず、、、そんな私にもわかりやすい入門の1冊でした。 2年前に出た本だけど、これを読むと今起こってることはひとつも突発的なんかじゃなく、全て起こるべくして起こったことなんだなとわかる。 あとがきの「それぞれの世界平和の基準...

恥ずかしながらウクライナ情勢を学ぶまで地政学という言葉もしらず、、、そんな私にもわかりやすい入門の1冊でした。 2年前に出た本だけど、これを読むと今起こってることはひとつも突発的なんかじゃなく、全て起こるべくして起こったことなんだなとわかる。 あとがきの「それぞれの世界平和の基準が違うから本当の世界平和ってなんぞや」みたいな話がとてもしっくりきた。 戦争なんて起きない方がいい、核兵器だってこの世からなくなった方がいいとは思う。 でも世界平和を願えば願うほどみんな自国を守りたくなるし、自国を犠牲にしてまで他国と仲良くできる国なんてなさそう。 これからも地球で生きていくならまずニュースを理解すること、何が起きているか仕組みまで知ること、自国が世界でどの立ち位置にいてどんな行動をしていくか予測すること、その上で一般市民はどう政治に関わっていくか、なのかなーーーー みんなで仲良くしよう、みんな平和を目指そうなんて甘っちょろいことは言ってられなさそう。 個人として国として世の中とどう折り合いをつけていくか。 シーパワーの日本はこれからどうなるのかな、、

Posted byブクログ

2022/05/16

地政学とは何かの導入を学べる参考書だった。 図解も分かりやすく、とっつきやすいと感じた。 まず第一歩として読む本としては良いと思う。 (詳細を知りたければ、別途参考書が必要かと)

Posted byブクログ

2022/05/17

世界で起きている地域紛争や戦争、大国の力関係、小国との関係、それらを読み解く上で避けて通れない地政学という視点。本書は、その基本として押さえるべき点を図解によりわかりやすく解説してくれる。 地政学の見地から見れば、還ってこない北方領土、尖閣周辺の脅威、沖縄に集中してなくならない...

世界で起きている地域紛争や戦争、大国の力関係、小国との関係、それらを読み解く上で避けて通れない地政学という視点。本書は、その基本として押さえるべき点を図解によりわかりやすく解説してくれる。 地政学の見地から見れば、還ってこない北方領土、尖閣周辺の脅威、沖縄に集中してなくならない米軍基地の問題などがストンと胸に落ちてくる。 ロシアによるウクライナ侵略やクリミア併合の強い動機も見えてくる。 各国が地政学的戦略に基づいて、自分たちに都合のいい現状を求めて動いている現状を知り、各国の動きの背後にどんな思惑があるのかを冷静に捉えていく一助になる本だが、いかんせん図解が簡易すぎて肝心の地理関係は地図での確認が必須。 子供向けの入門書として、もう一歩踏み込んだ本へのとっかかりとしての役割としてはいい本。

Posted byブクログ

2022/05/16

とても分かりやすい!昔から歴史とか苦手だったが、地理的側面から社会情勢を捉え、スっと理解を落とし込めるような1冊だった。 昨今のロシア、ウクライナ問題も相まって、今の時期に読めてよかった。

Posted byブクログ

2022/05/18

借りたもの。 図解で非常にわかりやすい地政学入門書。 バックボーンや詳細は省き、要点をよくまとめている。 そう感じるためか、読んでいる要点の中には「本当にその解釈で良いの?」と思うところがあるのだが…… 沖縄のアメリカ軍基地のことについて。 冗談抜きで、沖縄は“要石”だと改めて...

借りたもの。 図解で非常にわかりやすい地政学入門書。 バックボーンや詳細は省き、要点をよくまとめている。 そう感じるためか、読んでいる要点の中には「本当にその解釈で良いの?」と思うところがあるのだが…… 沖縄のアメリカ軍基地のことについて。 冗談抜きで、沖縄は“要石”だと改めて思う。それは軍需技術が発達しミサイルを打ち合う世界になっても、地理的要因を覆すことができない――地政学からみても事実――ことを再確認する。 同時に、日本の国防にとっても。 2022年は沖縄の本土返還50周年。 米軍基地と米兵の犯罪問題があるのは承知している。もし米軍基地がなくなるのなら……国防のためにその土地を自衛隊に使わせてくれることを、沖縄の人たちは許してくれるだろうか? 対ロシアに関して、北方四島が‘返還後を日本のメリットはぼぼない(p.37)‘という行は、EEZの拡大という利点もあるのでは?という思いもあるし、70年も経ってしまった事の方が問題……北極海ルートの秘めたる可能性も含めて、非常に重要なのでは…と懸念。 そもそも国家を構成する一要素としての“国土・領土”に対してメリットが無いという(手放しても良いと受け取れる発言)のは、非常に危険な事ではないか? もちろん、国土・領土の維持のために防衛力が必要で、離島は困難(コストがかかる)のは事実だ。しかし、それ以前の問題だ。 2022年はとうとうウクライナ侵攻を始めたロシア…p.95にあった‘地政学的な視点’で黒海進出を目指し堂々と武力による現状変更を図ってきた。 そして現状、今までけん制してきたことを覆されたとき、有効な手段を有してないと蹂躙されるという“事実”が突きつけられている。 中国の中華思想と海洋進出は改めて再確認。 ただ、やはり思想や地理だけでなく、軍需技術も加味しなければいけないことを痛感……高橋洋一『世界のニュースがわかる! 図解地政学入門』( https://booklog.jp/item/1/4860638204 )で「陸の軍備はほぼ丸裸にされているため、海洋進出をして索敵されない軍備を求めている」という思惑があることも。 EUを大きな半島と見なすのは目から鱗だった。 結局ドイツ一人勝ち?エマニュエル・トッド『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる』( https://booklog.jp/item/1/4166610244 )を思い出す。イギリスは伝統的にEUとは距離を取りたがる(シーパワーランドだし) ロシアの進出を防ぐためにも、ギリシアを見捨てられない…… p.154~の新冷戦の可能性に関する見開き1ページが興味深く読めた。 【気になった言葉】 2018年は米中の新冷戦の幕開け。 コスト・インポージング … 相手国が構造的にコストをかけざるを得ない部分のコストを増大させる(p.156) 日本国内は親米派・親中派の分断が強まる…って、イデオロギーがだいぶ違うと思うのだが。確かに中国は自由主義経済を取り入れたが、何だかんだ言って中国共産党の息が強くかかっているから、個人の自由とは異なる……

Posted byブクログ

2022/05/13

ロシアによるウクライナ侵攻がきっかけで地政学に興味を持ち、たまたま見かけた本書を読んでみました。 とても簡潔に書いてあり、地政学に触れるのはほぼ初めての私でもわかりやすかったです。イラストが多いのでサクッと読み終わります。 地政学が気になっている、という人にまずオススメの一冊です...

ロシアによるウクライナ侵攻がきっかけで地政学に興味を持ち、たまたま見かけた本書を読んでみました。 とても簡潔に書いてあり、地政学に触れるのはほぼ初めての私でもわかりやすかったです。イラストが多いのでサクッと読み終わります。 地政学が気になっている、という人にまずオススメの一冊です。

Posted byブクログ

2022/05/10

ネットで、地政学を知るには最初はこれがいい、というので。見開き完結、ビジュアル多数で雑誌テイストなつくり。とても読みやすく分かりやすかった。確かに最初の1冊としておすすめできる感じ。

Posted byブクログ

2022/05/06

地政学の本2冊目。 ウクライナ紛争の中でプーチンの考えが理解できなかったが、地政学的にウクライナが重要であることや、元々自国の領土だったという感覚を持っていることなどが分かり、ロシアの立場も理解出来てきた。 中東については何度読んでも複雑すぎて難しいが、、筆者の言うように「自分...

地政学の本2冊目。 ウクライナ紛争の中でプーチンの考えが理解できなかったが、地政学的にウクライナが重要であることや、元々自国の領土だったという感覚を持っていることなどが分かり、ロシアの立場も理解出来てきた。 中東については何度読んでも複雑すぎて難しいが、、筆者の言うように「自分たちの都合のいい平和」を求めるからこそ、争いが絶えないのかと感じた。 地政学は冷酷だが、世界情勢を知る上では重要。 平和ボケしている日本人からしたら、世の国家は国益のために領土や権力争いをしていることに対して驚くかもしれないが、これが現実なんだなと。。

Posted byブクログ

2022/05/05

ロシア・ウクライナ問題から興味を持ち読了。 プーチン大統領は錯乱状態か?と思っていたが、決してそんなことは無く、地政学から見て合理的に動いてるとこの本を読んで理解できた。 ニュースの理解を助ける本だった。

Posted byブクログ

2022/05/03

目から鱗な発見だらけ。本当に買ってよかった。 アメリカにとっての日本という国の位置上の重要性が良くわかった。日本の大学では戦後GHQによって研究が禁止された?とかで学ぶ事が出来ないようだ。私は国際関係学を大学で学んでいたが、どうりで知らなかった訳だ。(東大、京大、九大など日本のト...

目から鱗な発見だらけ。本当に買ってよかった。 アメリカにとっての日本という国の位置上の重要性が良くわかった。日本の大学では戦後GHQによって研究が禁止された?とかで学ぶ事が出来ないようだ。私は国際関係学を大学で学んでいたが、どうりで知らなかった訳だ。(東大、京大、九大など日本のトップクラス大学では学べる機会があるらしい。)地政学を、ナチスが侵攻を正当化するために使った嘘学問と紛糾する人が居るが、外国では学問として成立しているのか調べても分からなかった。著者はイギリスの大学で軍事戦略専攻の教授に師事していたとの事で、地政学とは書いていなかった。忘れてはならないのは、地理上重要だからといって他人の領土に侵攻して良い理由にはならないという事。

Posted byブクログ