サクッとわかる ビジネス教養 地政学 オールカラー の商品レビュー

奥山真司(監修)

2024/11/03

ランドパワー国家ととシーパワー国家が歴史的にどのような思惑で動いてきたか、そしてこれらの思惑をもとに世界各国が現在どのような戦略をとっているかを知ることができた。
サクッと分かるというタイトル通り、比較的すぐに読み終われたが、北半球の主要地域に関してはそれぞれ解説がなされていた。各地域でランドパワー国家とシーパワー国家の緩衝地域になるのがどこの国なのか、そして現状どうなっているのかを知れたのは面白かった。また、新しい本ということもあり、ロシアのウクライナ信仰やイスラエルとハマスの戦闘の経緯や今後予測についても解説されていたのは良かった。ただ、もう少し過去の歴史的なイベントについても地政学的に解説があると嬉しかったかなという印象。

2024/09/23

一般教養として頭に入れておく分には分かりやすくてオススメ。物足りなさを感じたら関連図書を読めば良い。

2024/09/01

当然ながら世界情勢は義理人情では成り立っていない。
各国がそれぞれの利益や平和を目指して行動する。
本書を読み、各国の戦略や置かれている立場を地政学的な観点からわかりやすく学ぶことができた。

2024/08/27

この本を読んでから海外情勢に関するニュースを見聞きすると、何故対立がおさまらないのか、問題が解決しないのか、という点が腹落ちするので、大人の一般教養としてはとても大切な情報が凝縮されていて、良書だと思います。米国にとっていかに沖縄が外せない拠点なのか、何故なかなか北方領土が返還されないのか、平易な言葉でもちゃんと説明できるようになっておきたいものです。

2024/08/11

世界地図を俯瞰してユーラシア大陸のランドパワーと国境の多くを海で囲まれたシーパワーに分かれこの2つのせめぎ合いが大きな国際紛争となっている。今話題のパレスチナ、ロシアｰウクライナ問題の図解式でわかりやすく領土の奪い合いなど歴史を理解することができた。今は米-中国の新冷戦が始まっているとされる。ベトナム戦争が起きた日本国内では右翼の自民党はアメリカから左翼の社民党はソ連から資金援助を受けていたのは知らなかった。経済と科学同様地政学も面白い。

2024/07/30

　理想論では語らず地形や位置、海面から考えられる理論的な視点で各国同士の自国の動かし方が見えてきた教養だった。
　国の現状は？友好国と敵対国はどこでその理由は？今後の動きは？
　これらを地図上で考察していく、視野が広がった。

2024/07/21

地政学というものに興味があったので読んでみた
今世界で起きている戦争とか事件がなぜ起きているのが分かってなるほどなってなった

もっと地政学について勉強したいなと思った

2024/06/18

【評価】
内容　　　:★★★★☆
読みやすさ:★★★★★
難易度　　:★★☆☆☆
ボリューム:★★☆☆☆

【所感】
地政学の入門書。イラストも多く、世界地図があまり頭に入っていなくてもイラスト側で補完してくれるので取っ付きやすい一冊。地政学の基本概念から入り、『日本』『アメリカ・ロシア・中国』『アジア・中東・ヨーロッパ』とそれぞれの地政学を「Q&A」の形式で積み重ねていく設計。このジャンルは初の学びだったので個別の事情だけでなく、基本概念から知識として得られたのはとても良かった。

2024/06/13

社会科目全般に疎い人でもとても楽しく読めるくらい分かりやすくて面白かった。
ゲームや漫画などで見た戦略などが現実に同じ様に起きていていることを知って驚いた。
こういった世界の事実を知らずとも生きれることが不思議なくらい世界では様々な事件や睨み合いが起きていた。不安になることもあるけど、教養として知れて本当に良かった。
色んな国に興味を持てたし、すごく勉強になるし、これからは関心を持ってニュースを観ることができそう。
他の地政学の本も読みたくなった。

2024/06/06

地理に疎いので読んでみた。地理に疎い以前にこれは世界政治も書いてあるぞと思い読むのに時間がかかった。また読み返したい。