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三体 Ⅱ(下) の商品レビュー

4.5

321件のお客様レビュー

  1. 5つ

    172

  2. 4つ

    87

  3. 3つ

    28

  4. 2つ

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    2

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2022/04/10

相変わらず難しくて分からない部分が多すぎるけれど、人間って愚かだなぁと思った 野次馬の手のひら返しすごい

Posted byブクログ

2022/04/09

スケールはすごい!面白いんだけど説明がいろいろ多すぎて飽きる。出てくる理論は人間が考えることぽいな感じてしまった。あとそんなに上手くいく⁉︎ 以外とあっさり終わったという印象。 新しく物語の始まりを感じさせる終わり方。すごい気になる!!!

Posted byブクログ

2023/02/13

22/03/28読了 三体完結まで読み終えて、個人的にはこのII巻の下を味わうために全てを読んでよかった。背筋のぞくぞくする感じを味わえるのでは、と思う。

Posted byブクログ

2022/03/26

仕事をしなかった面壁者の羅輯は、妻子から離されたため、やっと仕事を始めます。 宇宙にある惑星のひとつに呪文を送り、その呪文の効果が現れるまで人工冬眠をすることに。 目が覚めた時、全く違う世界になっていた地球。 こんなに文明が進んだのだから、宇宙から来る侵略者というか、異...

仕事をしなかった面壁者の羅輯は、妻子から離されたため、やっと仕事を始めます。 宇宙にある惑星のひとつに呪文を送り、その呪文の効果が現れるまで人工冬眠をすることに。 目が覚めた時、全く違う世界になっていた地球。 こんなに文明が進んだのだから、宇宙から来る侵略者というか、異星人にも対抗出来るはず。 対抗というか、仲良くなってもいいかなぁ。的な雰囲気がただよっていましたが、はたしてどうなるのか。 この巻までは、難しい言葉が多くてなかなか読み進められなかったのですが、この巻になり慣れたのか?一気読みでした。 これでおしまいじゃないよね?だって、3が出ているんだもの。 というわけで、図書館へ予約を入れました。

Posted byブクログ

2022/03/26

もう本当に面白い。I巻のような目まぐるしい展開はやや落ち着くものの、時間の展開は正にSFの醍醐味。 様々な書籍などの引用も多いので、ニヤッとしてしまう部分もあるのが楽しいですね。一番クスッとさせられたのは『銀河英雄伝説』の引用があった部分ですね。(海外の作品なのに!) そして、本...

もう本当に面白い。I巻のような目まぐるしい展開はやや落ち着くものの、時間の展開は正にSFの醍醐味。 様々な書籍などの引用も多いので、ニヤッとしてしまう部分もあるのが楽しいですね。一番クスッとさせられたのは『銀河英雄伝説』の引用があった部分ですね。(海外の作品なのに!) そして、本当にどこまで考えて構想を練り上げているのかと作者に驚嘆する内容でした。 圧倒的な科学力とそれに伴う軍事力の差を持つ「三体文明」に、人類はどう対抗し、どう追い込まれるのか期待して読んだのですが、全てが遥か先を行く内容でページをめくる手が止まりませんでした。対抗策の発想がすごい!その対抗策への対抗策もすごかった!暗殺者なのかと思ったら新しい暗殺の形でびっくり!(3人目の暗殺者にはちょっと興ざめでしたが) 戦いまで450年という時間に対する人類と世界の進み方がとてもリアルだと感じました。長い時間がやはり色々と曇らせるだろうという予測は現実味があります。そして、そこからの急転直下の前哨戦からは怒涛の展開で、本当に良質のSFを味わえている興奮に包まれます。なぜ、かの艦は沈まなくてはいけなかったのか?一つの答えで将来の布石かと思っていたのに。とショックを受けていたら、実はそれも伏線になっていたとは!とラストの展開に驚愕させられました。 Ⅱ巻の最初に提示された公理は作品の中だけのSF的な公理ではなく、現実世界でもそうだと思えるほどで、それを考え付いて作品を作っている力量にただただ驚くばかりですし、それ故にその公理の上に構築された物語の力強さに打ちのめされて、心地よい疲労感を得られる読後でした。 Ⅲ巻、そしてこの物語の結末に期待が膨らむばかりです。

Posted byブクログ

2022/03/24

4世紀後の地球防衛という想像の翼も届かない世界から次第に身近なSFに。近未来の暮らしの描写が出て来ると、イメージがわきやすい。壮大な宇宙文明の公理も、所詮欲望とわがままなヒトの論理。面壁者、羅輯への毀誉褒貶の目まぐるしさも、とんでもないけど、それが大衆。

Posted byブクログ

2022/03/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『三体』の衝撃より2年経ってから続編となる本作に手を出したが、期待を裏切らないどころか想像をはるかに上回る面白さと興奮を覚えた。 正直なところ前作の展開はなんとなくは覚えてはいたものの登場人物はほとんど忘れてしまっていた(史強が前作にも出ていたことすら忘れていた)が、話のスケールが大きいおかげで登場人物の入れ替わりが激しいこともあり特に気にならずに読むことができた。 前作の感想でも書いたが、三体の魅力はやはり想像の範囲を超える展開の連続だ。智子による監視という絶望的な展開から一転して面壁者計画という斬新な対策やさらにその対抗策としての破壁人の登場。冬眠して200年後には人々は地下で暮らし、服やあらゆるものにディスプレイが付いている。そしてなんといっても副題の黒暗森林の意味がわかる羅輯の呪文。壊滅した艦隊の生き残りが同士討ちするという流れから、冒頭の猜疑連鎖につながる伏線回収は見事としか言いようがない。水滴が艦隊を壊滅させた後に羅輯の呪文が効果があったことがわかるもののそれを水滴に防がれたりなど、絶望と希望が交互に訪れる展開もエンタメ作品として読者を飽きさせない。 宇宙人が見つからない理由はその居場所を明かしたら他の文明から攻撃される恐れがあるという本作で提示された説は、科学的に説得力があるのかどうかは知らないが、素人の自分にはわかりやすく納得できた。 相変わらず中国人の名前の読み方が覚えづらく最後まで羅輯をルオジーなのかルージオなのかわからなくなっていたり、ところどころ専門的な知識が出て読みづらく感じることくらいしか文句をつけられる箇所がないほど面白い作品なので、近いうちに『三体Ⅲ』も読みたい。

Posted byブクログ

2022/03/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

思考が不透明な敵が太陽系に逃げることは危険だ。 キャラクターの十分間の行動には、彼女の十年分の経験が反映されているのよ。 第一部 面壁者 より 宇宙防衛システムの建設は大量の資源を消費するため、それによって人類の生活水準が百年ほど逆戻りしてしまう可能性が高い。 第二部 呪文 より 2作目下巻。3冊目。レビューの数は1作目の半分くらいですが、ここにきてハリウッド的な展開が目白押しで面白かったです。映像化が楽しみ。 目覚め、あっけない幕切れ、暗殺未遂、逃亡、勝利の確信と絶望、仲間割れ、呪文の効果、最後の逆転と、良いテンポで展開されていきます。未来の描写(車、空飛ぶんですね)や冬眠者との差異も興味深かったです。解説では異星人がいた場合のいくつかの説、訳者あとがきでは翻訳の流れ、経緯など。 古典SFを通ってこなかったので、作品を通して想起された作品は上巻に続きHBOの『WATCHMEN』。人類にとって共通の敵ができた場合、手をとって最後まで戦えるか。ウォッチメンは過去の回想としてコミカルに、けれども本作ではただ淡々と人の醜さみたいなものも控えめながらも描いていたような気がします。 ロシア、ウクライナの戦争がある中で、対話を求める人間がどれくらいいるのか、とも思ってしまいます。

Posted byブクログ

2022/03/20

三体文明相手にどう勝ちの目を拾うのかと思ってたら、そう来たか、と。 タイトルの「黒暗森林」の意味が明らかになったときは思わず膝を打った。

Posted byブクログ

2022/03/14

発売時結局斜め読みだったのを、Audibleで補完。 とにかくイメージが唯一無二なのと、予想外の展開が多いので、面白いっちゃ面白いけど、長いそしてところどころ難しい… 面壁者パートまでがなんじゃらどう続くのかわからんので乗りづらい。ルオ先生出てくるとがぜん面白いんだけどね… ジ...

発売時結局斜め読みだったのを、Audibleで補完。 とにかくイメージが唯一無二なのと、予想外の展開が多いので、面白いっちゃ面白いけど、長いそしてところどころ難しい… 面壁者パートまでがなんじゃらどう続くのかわからんので乗りづらい。ルオ先生出てくるとがぜん面白いんだけどね… ジャンさんパートが分かりづらいよね… でも3が気になるってことは面白いのよね、やはり。

Posted byブクログ