〈あの絵〉のまえで の商品レビュー
不覚にも涙してしまった。 ベッドサイドに置いて、心をととのえたい一冊。 近所の公民館で本書をなんとなく手に取った。 貸出し期限は2週間。すぐに読み終えるはずが、出張や年度末の繁忙期が重なって、最後は図書室前の古びたソファで読み切って返却した。 --- 祖母をひとりぼっちで逝...
不覚にも涙してしまった。 ベッドサイドに置いて、心をととのえたい一冊。 近所の公民館で本書をなんとなく手に取った。 貸出し期限は2週間。すぐに読み終えるはずが、出張や年度末の繁忙期が重なって、最後は図書室前の古びたソファで読み切って返却した。 --- 祖母をひとりぼっちで逝かせてしまった。 罪悪感を背に毎日を無為に過ごす1人の女性。 そんな毎日を変えた隣人と過ごす日々。 予想外の結末がなんとも小気味いい「豊穣」。 クリスマスの数日前に生まれたある男の子。 そんな彼に降り注がれる両親の眼差しに、胸を鷲掴みにされた「聖夜」。 そして、地中美術館のモネの鑑賞体験が蘇るような「さざなみ」。 全篇を通じて様々な美術館と作品が登場。自分の記憶と交錯しながら作品に引き込まれる。 --- 長野県立美術館に行って、東山魁夷の「白馬の森」を観る、という目標ができた。絶対行く。
Posted by
絵と美術館にまつわる短編集。どのお話も穏やかに寂しい。絵画を美術館で見た時に感じる不思議な力を読むことができる作品。
Posted by
最後の地中美術館のお話が好きだった ひとりで思い立ち、どこかに移動する感覚、自分自身を救う感覚 モネの睡蓮みにいきたいな 読んですぐGoogleマップで経路調べた
Posted by
どのお話も余韻を残す感じ。その後のことは絵を見て、読者に委ねますよ〜的な感じなのかな〜 さらっと出てきた、おかざき世界子ども美術博物館も気になる。。美術館欲高まる〜
Posted by
美術と小説を掛け合わせた作品と言えば原田マハさんが真っ先に浮かびます。複数の絵画と人生のドラマティックな一面との絡みが良かったです。 私がエンゴン・シーレの鬼灯と自画像の前で佇み、涙したことを思い出しました。 〇〇×小説、中には小説×小説の様なものもありますが、小説の題材にな...
美術と小説を掛け合わせた作品と言えば原田マハさんが真っ先に浮かびます。複数の絵画と人生のドラマティックな一面との絡みが良かったです。 私がエンゴン・シーレの鬼灯と自画像の前で佇み、涙したことを思い出しました。 〇〇×小説、中には小説×小説の様なものもありますが、小説の題材になるものは無限にあると思います。その中でも、自分の興味のある美術や、音楽といった芸術分野との絡みが私は好きです。
Posted by
ストーリーが絵画に絡まる、作者の得意なパターン。なんとなく覚えがある絵画、超名作なのストーリーが絵のイメージで頭の中に現れる。 モネの話も良かったけど、クリムトは涙ものだ。
Posted by
美術館とあの絵が6作の物語で紹介されていて、美術の初心者としては参考になりました。特に瀬戸内海にある美術館は機会があれば行ってみたい。
Posted by
絵画、美術館を題材にした短編集。 それぞれのお話の主人公達が、自分の人生に関わる絵画を見るため、所蔵されている美術館を訪れる。
Posted by
実際の美術館にある絵がそれぞれの短編に華を添えています。 私はクリムトが好きなのですが(オイゲイニア・プリマフェージの肖像が出てきます)、『ハッピー・バースデー』→ドービニーの庭(ひろしま美術館)と『檸檬』→砂糖壺、梨とテーブルクロス(ポーラ美術館)の話が好きでした。 どの話...
実際の美術館にある絵がそれぞれの短編に華を添えています。 私はクリムトが好きなのですが(オイゲイニア・プリマフェージの肖像が出てきます)、『ハッピー・バースデー』→ドービニーの庭(ひろしま美術館)と『檸檬』→砂糖壺、梨とテーブルクロス(ポーラ美術館)の話が好きでした。 どの話も希望があって、読んだ後に美術館に行って余韻に浸りたくなりました。
Posted by
美術についてはあまり詳しくなかったので、どんな話なんだろうとワクワクしながら読み進めました。 結論、あまり「美術」についての知識などはありませんでした。 ですが、絵を前にした時の感じ方等に重点が置かれて書かれていました。 美術館へ足を運んだ記憶があまりないので、 これを機に行...
美術についてはあまり詳しくなかったので、どんな話なんだろうとワクワクしながら読み進めました。 結論、あまり「美術」についての知識などはありませんでした。 ですが、絵を前にした時の感じ方等に重点が置かれて書かれていました。 美術館へ足を運んだ記憶があまりないので、 これを機に行ってみようと思います!
Posted by
