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〈あの絵〉のまえで
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2020/03/18 |
JAN | 9784344035805 |
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商品レビュー
3.9
140件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
それぞれの話に実在する絵画が出てくる短編集。 ハッピー・バースデー ひろしま美術館には何度も足を運んだことがあるのに、ゴッホの〈ドービニーの庭〉がどんな絵だったか思い出せないのが悔しい!八月六日は広島の人間にとっては特別な日だよね。 窓辺の小鳥たち 大原美術館にあるピカソの〈鳥籠〉が出てくる。美術館のある倉敷には何度も行ったし、一時期は岡山(といっても県北だが)にも住んでいたことだってあったのに、行ってないのが悔やまれる!絵の中の鳥は鳥籠の中じゃなくて窓辺にいるのでは?だから籠の中の鳥ってタイトルじゃなくて鳥籠なのでは?という視点が面白い。アートってそうやってみるのもひとつだよね。 檸檬 ポーラ美術館にも行ったのに、ポール・セザンヌの〈砂糖壺、梨とテーブルクロス〉のことは微塵も覚えてない…。絵どころか、ポールのことすら知らなかった。描き手や絵のイメージが湧かなくてなかなか入り込めなかった。美術部の先輩と職場の同期のやることが鬼。 豊饒 クリムトの代表作といえば〈接吻〉。でもここで出てくるのは〈オイゲニア・プリマフェージの肖像〉。この絵を見たことはないが、きっとゴージャスな金ピカ背景に鮮やかな色彩の女性が描かれているんだろうなーなんて想像しながら読んだ。作家の夢を諦めかけていた亜衣が、隣に引っ越してきたスガワラさんというおばあちゃんと仲良くなり、作品を完成させる話。スガワラさん、学芸員さんじゃなくて清掃員さんだったんだね!それでもチケットをあげて見に来てねって言えるのが素敵。 聖夜 このシリーズで初めて知っている絵が出てきた!それも大好きな東山魁夷の〈白馬の森〉!自分の好きな作品が出てきてとっても嬉しい。京都で見た『ほんとうの「あお」に出会う』の中にあった《緑響く》に一目惚れしてからずっと長野県立美術館の東山魁夷館に行きたいと切望しているので、話に出てきてわくわくした。 ストーリーは息子を亡くした両親が息子の思い出を回想するものなので、どこか淋しさを感じさせる。息子が紹介しようとしていた彼女が〈白馬の森〉の絵の前で立っているところで、話しかけるわけではなく幸せになってねとそっと語りかける母の姿に胸を打たれた。 東山魁夷館は絶対に行きたい。何としてでも行く。 さざなみ 直島に行きたくなった。アートの島として有名なのは知っているが、まだ行ったことがない。あおいのように、全身でアートを感じたい。出てくるのはモネの〈睡蓮〉なので、アートに明るくない人でもこの話は楽しめそう。
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国内の美術館にまつわる短編集。「豊穣」「聖夜」の話が好きだった。豊穣は、作家を目指す女性が自立しようと奮闘していた矢先に、育ての親である祖母が実家でひとり亡くなっていた連絡という受けた後から話が始まる。隣に引っ越してきた祖母と面影が重なる年配の女性との交流を機に、生きる力を取り戻し、諦めかけていた作家の夢に向けて再出発する。女性は自分の話を受け止めてくれ、時に励まし、本当の祖母と重なる部分も多く…これから2人の話が広がっていくんだろうなというタイミングでの別れ。先が気になるけれど想像を膨らませるのも楽しい (読書メーターからの転記)
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家族や大切な人と離れて寂しくなっている時に、それまで他人だった人から思いがけず背中を押される話がたくさんあったけど、どれも心が温かくなったりグッときたりした。その時々の自分が置かれた状況で、また読み直すと違う感想が出てきそう。
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