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新規事業の実践論 の商品レビュー

4.1

60件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

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2021/05/07

新規事業の「北極星」と「羅針盤」。まさに。 全てのサラリーマンに可能性を与えてくれる。やはり顧客第一かな。

Posted byブクログ

2021/02/13

気付いたら1年以上積読していて、やっと読んだ。 コラム中心に新規事業のあるあるが書かれていて、 非常に読み進めやすい。 社内起業家にフォーカスしていて、 どうやってやるかよりも、何をやるかが分かる本。 一般的に知っていることも多く書かれているが、 下記、私が感じたポイント。...

気付いたら1年以上積読していて、やっと読んだ。 コラム中心に新規事業のあるあるが書かれていて、 非常に読み進めやすい。 社内起業家にフォーカスしていて、 どうやってやるかよりも、何をやるかが分かる本。 一般的に知っていることも多く書かれているが、 下記、私が感じたポイント。 ・「ゲンバ」と「ホンバ」 ・「WILLが同じで、役割の異なる少人数を選ぶ」 ・②チームレジリエンスと③マンパワーは「多いほどよい」けれど、①コミュニケーションスピードは「少ないほどよい」、このバランスをとることが創業リーダーには求められる ・Network(ネットワーク)は、「異分野をつなぎ、ネットワークする力」 ・Execution(エグゼキューション)は、「あらゆる業務を、圧倒的に実行し、やりきる力」 ・Knowledge(ナレッジ)は、「深く広い知識と教養を継続的に身につけていく力」 ・WILL(誕生)→1.ENTRY期→2.MVP期→3.SEED期→4.ALPHA期→5.BETA期→6.EXIT期→COMPANY(卒業) ・「顧客の創業チーム化現象」 ・「仮説と顧客の回転数」 ・手段ではなく、顧客と顧客課題に対して強いWILLを形成できれば、WILLの範囲内で大きな仮説変更を繰り返していける ・LTVの計算式は「平均月間顧客粗利×平均継続月数」 ・「3年LTV」や「5年LTV」など時間軸に上限を設けて算出することが多い ・①CACを下げる、②LTVを高める、の2つの方向性が考えられると思いますが、リリース直後に向き合うべきは②です。つまり、CACではなく、とにかくLTVに向き合うことが重要 ・Primary Customer Success(プライマリー・カスタマー・サクセス=一番最初の顧客の成功) ・2.5%のイノベーターの中でも、「その中の本当に最初の1人」がPrimary Customer ・「2nd Customers(セカンド・カスタマーズ=2番目に購入する顧客群)」 ・立ち上がってもいない新規事業を「正しく評価する」なんて芸当はできない ・「決議したことを、上司に説明できること」 ・「事前準備の6点セット」  ❶数値ロジック  ❷顧客の生の声  ❸リスクシナリオと撤退ライン  ❹関連諸法規の提示  ❺社内キーマン・社外権威者のコメント  ❻空気を読んだ戦略図 ・これまでたくさん見てきた審査会の中で、審査員がぐうの音もでない空気になったことがありました。それは、創業チームが、そのプレゼンに顧客を連れてきたとき ・「創業者のDNAになぞらえる」 ・「画期的なアイディア病」 ・WILLの強さや、WILLが強くなっていきそうな可能性を評価する ・できるかぎり「新規事業担当役員」もしくは「新規事業開発部長」の個人決裁権限として降ろすこと 以上

Posted byブクログ

2021/01/14

新規事業を立案する上で必要な3つの力 ・network 異分野を繋げる力 ・execution やり切る力 ・knowledge 教養、知識 メンバー選定は3人以下、絶対に外部委託出来ない役割を残す

Posted byブクログ

2021/01/11

 新規事業のお勉強。個人的には、田所氏の著書より実感を持って納得できた。  すべての役割は、一概に「外か中か」を決めることはできません。ここで創業リーダーが「外部に委託し得ない」と設定したものこそが、その事業の競争優位の源となっていきます。 ■すべての創業チームに必要な3...

 新規事業のお勉強。個人的には、田所氏の著書より実感を持って納得できた。  すべての役割は、一概に「外か中か」を決めることはできません。ここで創業リーダーが「外部に委託し得ない」と設定したものこそが、その事業の競争優位の源となっていきます。 ■すべての創業チームに必要な3つの力 ・Network:異分野をつなぎネットワークする力 ・Execution:あらゆる業務を圧倒的に実行しやり切る力  どれだけ大きなビジョンを語り、魅力的な事業アイディアを生み出せても、それを形にする過程は、「あらゆる細かな作業」と「局地戦での勝利」の積み上げにほかなりません。 ・Knowledge:深く広い教養と知識  創業チームが「外部に委託することができない」役割の中で、もっとも大切な役割が「顧客と向き合い、その声を吸い上げる」役割です。通常、その役割はCEOが担うことが多いでしょう。    しかし、新規事業が「できあがる」、つまり既存事業と匹敵するほどの規模まで大きくなる「以前」には、いくつもの段階が存在し、その段階ごとの適切なプロセスが存在します。それを知らずに、生まれてもいない赤ん坊のような段階の新規事業案に対して、あたかも既存事業と匹敵する事業に対するかのような判断基準を適用してしまうこと、そして提案する側もそれに応えようとしてしまっていることこそが問題の本質です。  生まれる以前の最初の段階の新規事業案に対しては、「儲かるのか」「具体的なのか」「やる意義があるのか」という頻出質問は、決して「してはいけない」のです。 ■新規事業の6ステージ WILL:おぼろげでも取り組みたい顧客課題を見つけ、そこへのWILLの形成を目指す段階  ←WILLが強いか、強まりそうか/走り抜けるチームかどうか 1.ENTRY期:魅力的で検証可能な事業仮説の提示を目指す段階  ←顧客・課題・ソリューション仮説・検証方法のセットが成立しそうか 2.MVP期:事業性をともなった魅力的な事業計画の提示を目指す段階  ←仮説が実証されているか投資可能な事業計画か 3.SEED期:商用レベルでの事業成立とグロースドライバーの発見を目指す段階  ←実際に商売が成立したか成長のための拡大方法が見えたか 4.ALPHA期:実際にビジネスが最初のグロースを実現することを目指す段階  ←事業が成長状態に入ったか/組織戦略と対競合戦略が現実的か 5.BETA期:経営会議で議論できる最小限の規模に到達し、かつ成長状態であることを目指す段階  ←成長率を落とさず成長状態が続くか/既存事業と遜色ないガバナンスか 6.EXIT期:新規事業の枠組みを卒業し、成長投資を獲得し、企業戦略の一部に組み込まれることを目指す段階  ←社内での位置づけ整理・IR方針/既存事業を凌駕する規模への投資戦略 Company:既存事業と呼ばれる段階  約2000件の新規事業開発の「相場観」から導かれたマジックナンバー。それが「300回」です。  …  「300回顧客のところに行け」は、スキルも才能も経験にもよらない、誰だって必ず新規事業を立ち上げられる、唯一再現可能かつ汎用的な手法です。 ■リリース直後にやるべき3P ・Product ・Price ・Primary Customer Success 最初の顧客の発見  定義1:身内や関係者ではないこと  定義2:営業されて「はじめてその商品を知った」状態から購入に至ること  定義3:正規の価格を支払って買ってくれたこと  定義4:購入しただけではなく、購入後にたしかに使ってくれること  定義5:使った結果「支払ってよかった」と満足してくれること

Posted byブクログ

2021/01/02

スタートアップで事業開発をやってる身として読んでおこうと思い手に取ってみました。 "新規事業"と聞くとハードルが高くなり、 いろんなヒアリングや調査などにフォーカスしがちですが、結論から言うと社内や机上ではなく、 顧客と向き合い続け、仮説検証をしまくっていこう...

スタートアップで事業開発をやってる身として読んでおこうと思い手に取ってみました。 "新規事業"と聞くとハードルが高くなり、 いろんなヒアリングや調査などにフォーカスしがちですが、結論から言うと社内や机上ではなく、 顧客と向き合い続け、仮説検証をしまくっていこうという内容だと捉えました。 今やっている事の再確認とともに、気を抜くとハマる落とし穴にハマらないよう振り返りしながら働こうと思います。

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2020/11/22

名著「起業の科学」の新規事業開発版とも言える本。 著者はリクルートで新規事業開発を担当してきた人。 ※起業の科学 https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4822259757#comment 冒頭は、「やっぱ「起業の科学」には敵わ...

名著「起業の科学」の新規事業開発版とも言える本。 著者はリクルートで新規事業開発を担当してきた人。 ※起業の科学 https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4822259757#comment 冒頭は、「やっぱ「起業の科学」には敵わないかなぁ…」と 思いながら読んでいましたが、 途中から結構リアリティーのある実践的な内容になっていきました。 大企業で新規事業開発に配属された人は、 「起業の科学」と一緒に読むとより理解が深まってよいのではないかと思います。 「300回顧客のところに言って、仮説検証を繰り返す」は、 当たり前のようでなかなかできない。でも名言だと思います。

Posted byブクログ

2020/11/15

# 所感 リーン・スタートアップのような新規事業を起こすためのフレームワークを企業の中で、経営者に対して説明をしながら実践していくために参考になる本。 ENTRY期からEXIT期までのステージ分けや、それぞれのステージでやるべきこと、やるべきでないこと(どちらかと言うとやるべき...

# 所感 リーン・スタートアップのような新規事業を起こすためのフレームワークを企業の中で、経営者に対して説明をしながら実践していくために参考になる本。 ENTRY期からEXIT期までのステージ分けや、それぞれのステージでやるべきこと、やるべきでないこと(どちらかと言うとやるべきでないことが大事?)が明確になった。 定期的に本書をふりかえりながら今どのステージにいるのか、次へ進むための昇格条件は何かを確認しながら、新規事業を前に進めたい。 それから、仮説と検証。必要だと分かっていながらも数をこなせずに検証がおろそかなままにしがちなので300回とまではいかないまでも、数を増やせるようにしたい。

Posted byブクログ

2020/09/22

社内新規事業開発界隈のみなさんにお勧めです。 私自身もここ数年、新規事業に取り組んでいますが、結果が出ません。今もなお、もがき、悩んでいます。その間、人に話しを聞いたり、書籍を読んだり、経験したしてきたことが、この本にはよく整理されています。この本が唯一の答えではないと思いますが...

社内新規事業開発界隈のみなさんにお勧めです。 私自身もここ数年、新規事業に取り組んでいますが、結果が出ません。今もなお、もがき、悩んでいます。その間、人に話しを聞いたり、書籍を読んだり、経験したしてきたことが、この本にはよく整理されています。この本が唯一の答えではないと思いますが、良い拠り所になりそうです。特に、ケースとして記載されているストーリーが秀逸で、リアリティがあって、自分の事を見られていたのかな?と感じるぐらいです。私は、最初のWILLがない事がわかったので、ゲンバとホンバに集中して、WILLを創りたいと思います。

Posted byブクログ

2020/09/14

まずやるべきは、魅力的で検証可能な事業仮説の提示。そのためにやることは、仮説を顧客に持っていき、修正するサイクルをひたすら回すこと。 明日からの仕事で顧客への仮説検証に必要な準備に最注力しようと思った。(材料メーカー勤務なのでMVPを作って仮説検証するまでにやらないといけないこと...

まずやるべきは、魅力的で検証可能な事業仮説の提示。そのためにやることは、仮説を顧客に持っていき、修正するサイクルをひたすら回すこと。 明日からの仕事で顧客への仮説検証に必要な準備に最注力しようと思った。(材料メーカー勤務なのでMVPを作って仮説検証するまでにやらないといけないことも多い) 社内会議が通過しないのは、ほぼ100%、提案する側の準備不足が原因。社内会議の意思決定ロジックは、決議したことを上司に説明できること。なので社内会議が重箱の隅をつつく会議になるのは仕方ない。社内の意思決定のための会議にのぞむ際は、本書の攻略のための準備6点セットを参考に万全の準備をしたい。

Posted byブクログ

2020/08/30

結局はやってみるしかない、ということ。 社内の新規事業部門でこそ、社内審議を通すコツやノウハウがないと厳しいですね。 納得しつつ、色々思い当たることもありましたが、そこを突破するためのノウハウは書いてない(当たり前ですけど)ので、やるしかないです。

Posted byブクログ