死にゆく者の祈り の商品レビュー
はじめに出てきた死刑執行で怖くなり、読むのをやめようかと思ったけど、教誨師、冤罪、先を読み進めていくうちに入り込めました。 最後はえっ?となりました
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教誨師が主人公。 (教誨師とは死刑囚に仏の道を説く僧です) ある日講話に訪れた刑務所で、大学の同期の関根に遭遇。関根は人殺しにより、死刑囚となっていた。 関根に命を救われた事のある主人公は、関根が人を殺めたとは到底思えない。 関根を救う為に、有罪率99.9%に挑む。 といったあら...
教誨師が主人公。 (教誨師とは死刑囚に仏の道を説く僧です) ある日講話に訪れた刑務所で、大学の同期の関根に遭遇。関根は人殺しにより、死刑囚となっていた。 関根に命を救われた事のある主人公は、関根が人を殺めたとは到底思えない。 関根を救う為に、有罪率99.9%に挑む。 といったあらすじです。 最終章は手に汗握る展開で、残り僅か数ページでどっちに物語が転ぶのか私は予想できませんでした。 中山七里さんの作品はどれも面白いですね。
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主人公は受刑者たちに人の道を諭す教誨師の顕真。主人公に全然共感が持てなかった。一人の確定死刑囚が大学時代の親友で命の恩人ともなれば、そりゃ救いたいとも思うだろうけれど、それにしてもって話。少し強引すぎ。冤罪のお話なので犯人捜しになりますが、結末が唐突な感じがした。
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拘置所の教誨師というお坊さんが、刑事と一緒に冤罪を疑って奔走する。顕真さんだいぶ強引だけれど、文屋刑事と後に出てくる弁護士さんががいい人で、少しほっとする。ラストはかなりハラハラ。 死刑制度についても考えさせられる。死んで償うか、生きて償うのか。最後の住職の言葉も重い。 奥さ...
拘置所の教誨師というお坊さんが、刑事と一緒に冤罪を疑って奔走する。顕真さんだいぶ強引だけれど、文屋刑事と後に出てくる弁護士さんががいい人で、少しほっとする。ラストはかなりハラハラ。 死刑制度についても考えさせられる。死んで償うか、生きて償うのか。最後の住職の言葉も重い。 奥さんはどうなったのかな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
始まりの設定からして興味深く、「教誨師」って何?とグッと物語に引き込まれた。 そしてそのまま一気読み。 遅読な自分には珍しく、週末の2日で読了。 面白かった〜!! 「死んで償えるものより生きて償えるものの方が大きいはずです」 江神弁護士の言葉が心に残る。
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濃い内容のサスペンス小説だった。ラストシーンで刑事の登場した場には無理があったが、ハッピーエンドにするにはやむを得ないか。2023.9.27
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強引なお話でした笑 教誨師の主人公、死刑囚は過去命を救ってくれた親友…立場をかなぐり捨てて冤罪を証明してみせる‼︎ 死刑囚の関根、協力してくれる刑事、事件の真相… どれも今一つだし魅力的な人物達でもなく、真相も死刑執行を寸前で止める⁈というハラハラさせる割には期待外れだった(u...
強引なお話でした笑 教誨師の主人公、死刑囚は過去命を救ってくれた親友…立場をかなぐり捨てて冤罪を証明してみせる‼︎ 死刑囚の関根、協力してくれる刑事、事件の真相… どれも今一つだし魅力的な人物達でもなく、真相も死刑執行を寸前で止める⁈というハラハラさせる割には期待外れだった(u_u)
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死刑囚の教誨師と死刑囚という形で大学時代のサークル仲間関根と再開した顕真。 顕真の命の恩人だった関根が2人の男女を殺害した殺人犯という事実に戸惑い、事件の真相を調べ始める。 全体的に重たい内容だが、話が終わる直前までオチが分からずハラハラするストーリー展開。最後は一気読みでした。
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★読んだ日★ 2023.4.23(日) ★あらすじ★ これは、教誨師とその大学のサークル仲間であり死刑囚の彼とのお話。 刑務所でサークル仲間だった関根を見つけた主人公顕真。 関根の罪を知り、、、 教誨師×刑事のミステリー! ★感想★ どんなお話な...
★読んだ日★ 2023.4.23(日) ★あらすじ★ これは、教誨師とその大学のサークル仲間であり死刑囚の彼とのお話。 刑務所でサークル仲間だった関根を見つけた主人公顕真。 関根の罪を知り、、、 教誨師×刑事のミステリー! ★感想★ どんなお話なのか知らないまま読み始めたが、初めて知った教誨師という職業の主人公がいろいろな事情とかありながらも、納得いかない、違和感ってことから動いていて、面白かった。 また、教誨師ということもあり、いろいろ教えとかも含まれていて、勉強になったと思う。
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最初の死刑執行の場面がリアルで、読んだ事を少し後悔した でもだからこそ、関根を何とか救いたいと思いが強くなるのかもしれない 教誨師「顕真」が25年ぶりに拘置所で再会した死刑囚は、大学時代の親友であり命の恩人だった なぜ死刑判決を受けるような罪を犯したのか 昔との落差を埋める為、...
最初の死刑執行の場面がリアルで、読んだ事を少し後悔した でもだからこそ、関根を何とか救いたいと思いが強くなるのかもしれない 教誨師「顕真」が25年ぶりに拘置所で再会した死刑囚は、大学時代の親友であり命の恩人だった なぜ死刑判決を受けるような罪を犯したのか 昔との落差を埋める為、事件を調べれば調べる程 違和感は広がって行く 死刑執行が近づいて来る中、はたして関根を救う事はできるのか、、、 きっと助かるんだろうとは思うけれど、後半ドキドキが止まらず一気に読んでしまった 真犯人は呆気なかったけど、間に合ってよかった! 顕真をはじめ刑事の文屋、刑務官の田所、門主の良然登場人物達が魅力的で良い人
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