縁 の商品レビュー
面白い縁だった。 そうね… 実際こんな感じで人と人とは繋がっているんだろう。 誰かの決断が波のように誰かへ…誰かへ…と影響していく。 物語の内容は自分も出会った事のあるような人物が出て来たりして当時を思い出し、イヤ〜な気分が蘇った。
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縁。直接縁がなくても、実は自分も誰か影響を受けてるかもしれないし、与えてるのかもしれない。 よいことばかりではなく。 「塵」の令太と真波のくだりは、すごく令太に共感できたけど、真波は反省することはなく、田村さんも諭すことはなく、人はそれぞれ道徳感やら正義感やら違うんだな、と思った...
縁。直接縁がなくても、実は自分も誰か影響を受けてるかもしれないし、与えてるのかもしれない。 よいことばかりではなく。 「塵」の令太と真波のくだりは、すごく令太に共感できたけど、真波は反省することはなく、田村さんも諭すことはなく、人はそれぞれ道徳感やら正義感やら違うんだな、と思った。 最後は縁が回り回って、皆が我にかえって、小説とはいえ読後安心できてよかった。
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癒された気持ちになった。けど、すでに読んだ感が凄い。回り回って、みたいなのがいつもで惜しい。著者は沢山の引出しを持ってると思う。カタチにするのも然り。ちがう小野寺を見せて欲しいと、切に思う。
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一つ一つの短編の登場人物が、タイトルから想像されるほど縁があるわけではない。ただし、人生の大きな転機のきっかけになる話もある。スッキリしない話もある。 まぁ、人生とはそういうものだという読み方もあると思う。
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ほっこりする。 人間が好きになる。 縁っていい言葉だ。 巡り巡るんだねぇ、人生って。 こんな時だからこそ みんなに読んでほしい。
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図書館で借りた本。霧・塵・針・縁・終とタイトルが付いている。短編集だが読み進めていくと登場人物達は、少しだけ繋がりを持っていて、それが最後に近づくにつれ、はっきりと分かる構成。こういう繋がりを縁というのかもしれない。皆が泥臭い感情を持って何かしら悩んだりしているのもリアルで良かっ...
図書館で借りた本。霧・塵・針・縁・終とタイトルが付いている。短編集だが読み進めていくと登場人物達は、少しだけ繋がりを持っていて、それが最後に近づくにつれ、はっきりと分かる構成。こういう繋がりを縁というのかもしれない。皆が泥臭い感情を持って何かしら悩んだりしているのもリアルで良かった。
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連作短編4編+1 4人の語り手でつなぐ挿話を集めたような小説.バトンを渡すように語り手が繋がって,河川敷での少年サッカー,駅地下のリペアショップ,パパ活の友情,子供の就活を全く同じ会話で違った立場から異なる心の声を響かせる.ぐるっと最後に縁が繋がって戻り温かい気持ちになって読了.
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読みやすかったけど、なんか疲れた。嫌な人がたくさん出てくるからかなぁ。 「霧」の室屋の周りには、サッカークラブのママや、同じチームのコーチ、前の仕事先の社長のダメ息子。最後には現在の職場に来た失礼な客。こんな環境じゃ嫌になるわ。 「塵」の主人公の真波も本当に嫌な女だし、まともな紳...
読みやすかったけど、なんか疲れた。嫌な人がたくさん出てくるからかなぁ。 「霧」の室屋の周りには、サッカークラブのママや、同じチームのコーチ、前の仕事先の社長のダメ息子。最後には現在の職場に来た失礼な客。こんな環境じゃ嫌になるわ。 「塵」の主人公の真波も本当に嫌な女だし、まともな紳士だと思ってた田村も「針」で主人公になり嫌な部分ばかり… 「縁」の友恵は最後に踏みとどまったので、ギリセーフだけど、やったことは危険すぎる。 「縁」に再度出てきた室屋は、救われていたようなので、何となくホッとした。
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面白かった〜! 人間の内にある暗い面をサッと描いているのがとてもいい。 読んでいて暗くならない内にホッと温かくなる展開。 霧、塵、針、縁のタイトルで話が繋がる。 そのタイトルも内容にぴったりする。 縁の字を本のタイトルでは‘ゆかり’と読み、短編のタイトルは‘へり’。 心憎い演出に...
面白かった〜! 人間の内にある暗い面をサッと描いているのがとてもいい。 読んでいて暗くならない内にホッと温かくなる展開。 霧、塵、針、縁のタイトルで話が繋がる。 そのタイトルも内容にぴったりする。 縁の字を本のタイトルでは‘ゆかり’と読み、短編のタイトルは‘へり’。 心憎い演出に、にやりとする。
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この人の本はどれもとても読みやすい。物語の中に自分も入って行ける感覚。 いい人そうで 嫌な部分が見えたりしたけど 最後はみんな 踏み止まれて良かった。ちょっとした事で道を外しちょっとした事で元に戻れる。
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