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3.8

69件のお客様レビュー

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2024/08/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ドロドロした雰囲気がありましたが、最後は綺麗にまとまり、スッキリとして終われて、良かった。 楽しく読めました。

Posted byブクログ

2024/06/07

人と人との繋がりってきっとこういうものだよね、と思う。 自分自身が知らないところでいろいろな人が繋がっていくところがとてもリアル。 視点を変えてみると同一人物でも別の姿が見えてきて、自分自身に見えている物事なんて一面でしかないんだよなぁ…としみじみ思った。 もやもやしたり、とげと...

人と人との繋がりってきっとこういうものだよね、と思う。 自分自身が知らないところでいろいろな人が繋がっていくところがとてもリアル。 視点を変えてみると同一人物でも別の姿が見えてきて、自分自身に見えている物事なんて一面でしかないんだよなぁ…としみじみ思った。 もやもやしたり、とげとげしたり、人間のちょっとイヤな部分や弱い部分も見える物語。 人との縁や繋がりを感じ、人間には良いところも悪いところもあることを再確認。 共感できる部分も多々。 なかなか面白かった。

Posted byブクログ

2024/05/22

縁が“えん”と思ってたら“ゆかり”で“へり”。 最終、アタシ的には「円(えん)」。 いつか、全員で集まってみればいのにwww ☆霧 KIRI ☆塵 CHIRI ☆針 HARI ☆縁 HERI ☆終 OWARI

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2024/04/30

「霧」 もやもやとしたもの。 どうにもならなくなった結果だったとしても、それが相手を傷つける言葉であれば発した方が悪いよな。 「塵」 価値観が合わなくて。 臨機応変に対応が出来なかった結果だろうが、それを態々口に出して言ったら気分は晴れるのだろうか。 「針」 一瞬だが疑った結...

「霧」 もやもやとしたもの。 どうにもならなくなった結果だったとしても、それが相手を傷つける言葉であれば発した方が悪いよな。 「塵」 価値観が合わなくて。 臨機応変に対応が出来なかった結果だろうが、それを態々口に出して言ったら気分は晴れるのだろうか。 「針」 一瞬だが疑った結果。 子育てに参加出来なかったとはいえ、会う機会が0でなかったのならば甘やかしていたのは同じだろう。 「縁」 電話をかけなければ。 信用されているからこそ許されているのだから、それを裏切るような行為に手を染めたら終わりだろう。 「終」 一線を超えずに済む。 みんな何かしら抱えているとはいえ、人としてしてはいけないことをしてしまったら後悔していただろ。

Posted byブクログ

2023/12/06

初めての作家さん。読みやすかった。 いやな奴もいい人も出てくる。私自身、室屋さんに近いかな⁉️室屋さんほど人は良くないけど、人付き合いが苦手なんで、、 結局、最後はみんな、いい感じになって良かった。

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2023/11/11

またまた筧ハイツ登場。 全体的にちょっとイラッとしながら、話が進んでいった。人の弱い部分とかズルい部分とかがちょいちょい出現して、ストレスを感じた。ホント、人ってなー、そういうとこあるよなー感。ラスト、少しホッできてよかった。

Posted byブクログ

2023/11/07

人との縁や繋がりの連作短編集。誰もみな弱いところもあって自分だけが報われないと思ってしまう部分もある。でも人に気づかされたり助けられたり…小野寺さんらしい「人って悪くないよね」と思わせてくれる作品。特に最後の「縁」、贅沢な暮らしをさせてあげることが出来なかった母親が、息子の就活で...

人との縁や繋がりの連作短編集。誰もみな弱いところもあって自分だけが報われないと思ってしまう部分もある。でも人に気づかされたり助けられたり…小野寺さんらしい「人って悪くないよね」と思わせてくれる作品。特に最後の「縁」、贅沢な暮らしをさせてあげることが出来なかった母親が、息子の就活で人の道に外れようとしている。母親の息子への愛情も伝わりましたが、息子の瑞哉が健気でいい青年で母親に対する温かい思慕が伝わり、心が温かくなって泣けました。幸せになって欲しいな。

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2023/05/12

著者の本は、会話がいつも素敵で心に刺さる。 うまくつながっている連作短編集。 よし、頑張ろう!という前向きな気持ちにさせてくれた。

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2023/04/09

苦しみ、もがいて生きている人に焦点を当てていた。人は時に人と自分比較して自分を卑下したり、 誤った選択をして自己嫌悪に陥るけれど 勇気を出せばいつだってやり直せると感じた。

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2023/03/29

地域のサッカークラブのボランティアコーチや大手出版社に務める父親、彼氏と別れたばかりの女性、家政婦として働くシングルマザーなどの、日常を切り取った短編集でありながら、少しづつ彼らに縁があり繋がっている物語。 読後は柔らかい気持ちになれる良い1冊だった。 穿った見方をして自分の...

地域のサッカークラブのボランティアコーチや大手出版社に務める父親、彼氏と別れたばかりの女性、家政婦として働くシングルマザーなどの、日常を切り取った短編集でありながら、少しづつ彼らに縁があり繋がっている物語。 読後は柔らかい気持ちになれる良い1冊だった。 穿った見方をして自分の非に気付けず彼氏に振られた20代の女性が、客観的に見たら彼女が悪いのに彼女目線の話になると都合の良いところしか見えてなくてぞっとした

Posted byブクログ