縁 の商品レビュー
著者の本は、会話がいつも素敵で心に刺さる。 うまくつながっている連作短編集。 よし、頑張ろう!という前向きな気持ちにさせてくれた。
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苦しみ、もがいて生きている人に焦点を当てていた。人は時に人と自分比較して自分を卑下したり、 誤った選択をして自己嫌悪に陥るけれど 勇気を出せばいつだってやり直せると感じた。
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地域のサッカークラブのボランティアコーチや大手出版社に務める父親、彼氏と別れたばかりの女性、家政婦として働くシングルマザーなどの、日常を切り取った短編集でありながら、少しづつ彼らに縁があり繋がっている物語。 読後は柔らかい気持ちになれる良い1冊だった。 穿った見方をして自分の...
地域のサッカークラブのボランティアコーチや大手出版社に務める父親、彼氏と別れたばかりの女性、家政婦として働くシングルマザーなどの、日常を切り取った短編集でありながら、少しづつ彼らに縁があり繋がっている物語。 読後は柔らかい気持ちになれる良い1冊だった。 穿った見方をして自分の非に気付けず彼氏に振られた20代の女性が、客観的に見たら彼女が悪いのに彼女目線の話になると都合の良いところしか見えてなくてぞっとした
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5つの作品を収録した連作短編集…。「霧」はサッカークラブでコーチをすることになった室屋について、「塵」は同年年代の彼氏と険悪な別れ方をした真波について、「針」は真波のパパ活の相手田村について、「縁」は田村の同級生、友恵について、それぞれ過去現在、これからについて描かれており、短い...
5つの作品を収録した連作短編集…。「霧」はサッカークラブでコーチをすることになった室屋について、「塵」は同年年代の彼氏と険悪な別れ方をした真波について、「針」は真波のパパ活の相手田村について、「縁」は田村の同級生、友恵について、それぞれ過去現在、これからについて描かれており、短い「終」が最終章になっている。 タイトルに惹かれて手に取りましたが、なんだかあまり好きな主人公はいなくって…あ、でもシングルマザーの友恵の子、彼はいい子だなぁ~!って思いました。あとはそれぞれが弱いところもあって…それが人間的といえばそうなんだけれど…。読みやすく、数時間で読み切れますが、なんだか残るものがない感じでした。ラストはよかったですよ、ほっとしました。
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「霧」「塵」「針」「縁」「終」 5話収録の連作短編集。 それぞれの短編が『縁』という名の元にリンクし合っている。 人が普段、心の中に隠していて、表には出し辛い負の感情が本作でも丁寧に救い上げられていた。 『袖振り合うも多生の縁』 生活していれば人は人と嫌でも繋がりを持つ。...
「霧」「塵」「針」「縁」「終」 5話収録の連作短編集。 それぞれの短編が『縁』という名の元にリンクし合っている。 人が普段、心の中に隠していて、表には出し辛い負の感情が本作でも丁寧に救い上げられていた。 『袖振り合うも多生の縁』 生活していれば人は人と嫌でも繋がりを持つ。 その事で生まれる感情には、良い事もあれば、ちょっとした誤解や、価値観の相違で軋轢が生まれ、人間関係にヒビが入る事もある。 人を攻撃したり傷付けたり、縁によって道を誤る事もあるけれど縁によって救われる事も。 改めて人との繋がりを大切にしたいと思える1冊。
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ひとが好きだったので図書館で借りて読んだ。短編ながら、各話の登場人物が繋がっているところが良かった。
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大好きな小野寺さんのシリーズ あ、惣菜屋さんは出てこなかったからシリーズじゃないのかな? 縁ってことで、立場が違ういろんな人が出てくる。 色んな縁で人が繋がって、色んな縁で色んなことが起こる。 日常の繰り返しでも人と人との縁は繋がってるんだなぁって思いました。 私もいい縁巡り会い...
大好きな小野寺さんのシリーズ あ、惣菜屋さんは出てこなかったからシリーズじゃないのかな? 縁ってことで、立場が違ういろんな人が出てくる。 色んな縁で人が繋がって、色んな縁で色んなことが起こる。 日常の繰り返しでも人と人との縁は繋がってるんだなぁって思いました。 私もいい縁巡り会いたいなぁ。
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短編集やけど、繋がっていくのが面白かった。色んな人の考え方があって、立場がある。素直に生きていくって素晴らしい。 ただ登場人物が多い。
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タイトルが秀逸。 「縁」ゆかり 連載短編中の「縁」へり 縁…えん、ゆかり、へり、ふち、よすが それぞれの話しがこの意味を持っていた。 生きていく中で人と繋がり知らない間にも「」縁えんが生まれている。 誰でも悩み間違いをおかしそうな時「縁」ふちに追い詰められる。 いかに踏み留...
タイトルが秀逸。 「縁」ゆかり 連載短編中の「縁」へり 縁…えん、ゆかり、へり、ふち、よすが それぞれの話しがこの意味を持っていた。 生きていく中で人と繋がり知らない間にも「」縁えんが生まれている。 誰でも悩み間違いをおかしそうな時「縁」ふちに追い詰められる。 いかに踏み留まり「縁」へりを越えない判断はほんのちょっとの繋がり、言葉で救われるのかもしれない。 「縁」へりに出てくる息子が光ってました。 またまた荒川沿い「筧ハイツ」「リバーベッドSC」 が舞台で嬉しかった\(//∇//)\
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初めの少年団保護者の一件でちょっとツラくなったけど、読み終えたら窓を拭きたくなって窓掃除を始めた一冊。 おかげで家の窓が綺麗になりました笑 私もどこかで知らない間に誰かの役にたってたらいいなぁ。自分の身の回りは勿論だけど。
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