独ソ戦 の商品レビュー
面白かった 独ソ戦自体に知識がなかったので純粋に勉強になる あと戦争にも「通常戦争」「絶対戦争」「世界観戦争」いろいろあるんですね…むしろ通常って何なんだよという話ですがこの独ソ戦が「絶対戦争」の体をなしていく過程がわかりやすかった 読んでるといやヒトラーもスターリンもアホか?...
面白かった 独ソ戦自体に知識がなかったので純粋に勉強になる あと戦争にも「通常戦争」「絶対戦争」「世界観戦争」いろいろあるんですね…むしろ通常って何なんだよという話ですがこの独ソ戦が「絶対戦争」の体をなしていく過程がわかりやすかった 読んでるといやヒトラーもスターリンもアホか?(それぞれ違う種類のアホ)と思うんですけどそれは全部過ぎた話だから思えることではある スターリンには明るくないのだがヒトラー関係の本はちらほらと読むのでこの本でまた彼なりの政治の理屈への理解が深まって良かったです(賛同はしておりません) ヒトラーはとにかく「この勝利を過大評価し」というフレーズが多くてスターリンは「部下の進言も聞き入れず」とか「漏れてきた情報もガセだと思い込み」とかが多くて面白い 部下へのパワハラも疑心暗鬼も大概にしましょう 国家のリーダーいやまじか?大丈夫か?(何も大丈夫ではない二人であった)
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対ソ戦争は人種主義に基づく社会秩序の改変と収奪による植民地帝国の建設を目指す世界戦戦争であり、敵と定められたものの生命を組織的に奪っていく絶滅戦争でもあるという、複合的な戦争。一方ソ連は共産主義の成果を防衛することが祖国を守ることであるという論理を立ててイデオロギーとナショナリズ...
対ソ戦争は人種主義に基づく社会秩序の改変と収奪による植民地帝国の建設を目指す世界戦戦争であり、敵と定められたものの生命を組織的に奪っていく絶滅戦争でもあるという、複合的な戦争。一方ソ連は共産主義の成果を防衛することが祖国を守ることであるという論理を立ててイデオロギーとナショナリズムを融合させることで国民動員を図った。 独ソ戦についての詳しい経緯や性質をこの本で学ぶことができた。ヒトラーとスターリンのせいで残虐的かつ長期的戦争が生まれてしまったことを再考し繰り返してはいけない。 「報復は正義である」という言葉を聞いて、時代環境や圧政など色々な要因が混ざり合ってこういった残虐的な考えが生まれたんだなと思い、胸が苦しくなった。
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パウルカレルの著書を読み、それが真実と思っていた世代が、私。それが誤りだとしたら、誰か真実の書を出して欲しい。そしてもう一度読みたい。
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最新の研究成果に基づいた独ソ戦の多面的な通史。 ヒトラー、スターリンが絡んでいた戦争と言うことで、1980年以前は歴史解釈に様々なバイアスがかかっていた。それは現在も続く。 それにしても、同じ世界観戦争だとしても、戦後の領土拡張を考えるとスターリンの狡知の方が一枚上手だ。
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ノルマンディー上陸作戦などに比べるとなんだか地味な印象がある東部戦線だが、この本を読むことでいかに大規模な戦線であったかがちょっとわかった気がする。ただ解説の地図はつけてくれているものの、あまりに広大なソ連だからか、いまいち地理感覚がつかみにくい。もう少し初心者にもわかりやすい...
ノルマンディー上陸作戦などに比べるとなんだか地味な印象がある東部戦線だが、この本を読むことでいかに大規模な戦線であったかがちょっとわかった気がする。ただ解説の地図はつけてくれているものの、あまりに広大なソ連だからか、いまいち地理感覚がつかみにくい。もう少し初心者にもわかりやすい図を載せてくれていたら良かったように思う。
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独ソ戦は第二次世界大戦の1つで、ナチスが劣勢になるきっかけとくらいに思っていたが、両陣営の策略はかなり複雑で、戦禍や代償も悲惨なものだった。
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地理や軍事用語に疎く、地図の中から該当する地名を探したり文脈を理解したりするのに難航したため、読み進めるのに時間がかかってしまった。 しかし、全体的には興味深く読むことができた。 かなり厳しい戦いであったことが数字のデータとともに紹介されており、独ソ戦の壮絶さを知った。 巻末で紹...
地理や軍事用語に疎く、地図の中から該当する地名を探したり文脈を理解したりするのに難航したため、読み進めるのに時間がかかってしまった。 しかし、全体的には興味深く読むことができた。 かなり厳しい戦いであったことが数字のデータとともに紹介されており、独ソ戦の壮絶さを知った。 巻末で紹介されていた他書籍も読んでみたいと思った。
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目からウロコ。戦争は外交の究極の手段と習ったと思っていたが、世界観戦争というとんでもないものまであったということ。無惨悲惨です。そして、ヒトラーとスターリンという二人のトンデモナイ狂人が罪なき人を死に追い込んだというトンデモナイこと。他方、戦後はこの二人に責任すべてを押し付けてき...
目からウロコ。戦争は外交の究極の手段と習ったと思っていたが、世界観戦争というとんでもないものまであったということ。無惨悲惨です。そして、ヒトラーとスターリンという二人のトンデモナイ狂人が罪なき人を死に追い込んだというトンデモナイこと。他方、戦後はこの二人に責任すべてを押し付けてきたという現代人の罪。「事実の発掘」の大切さと、改めて「戦争」の悲惨さ(この言葉では言い尽くせないと思いますが)を思い知らされた一冊でした。
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第二次世界大戦といえ自国のことを中心にし知らないことが多い。独ソ戦によっていかに人が死んだか。恐ろしすぎる。通常戦争ならまだ人としての倫理もあるが後に収奪戦争となり、さらに世界観戦争となると地獄そのもの。悲劇としかいえない。
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ドイツのバルバロッサ作戦は、ソ連を政治的に屈服させると言う目的だけでなく石油を得るとかフィンランドを屈服させるとかの複合目標を持たせられたことが失敗の要因の一つではないか?ミッドウェーがそうであるように。
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