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独ソ戦 の商品レビュー

4.1

160件のお客様レビュー

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2022/05/14

内容の興味深さもさることながら、終章においては参考文献を詳細に紹介してあり、読者自身に「次は」を示す丁寧さがあります。よい手引き書と思います。

Posted byブクログ

2022/05/13

この本は、明快な軍事的史実を元に、非常にリアルな絶滅戦争の惨禍を描いており、独ソ戦の政治、外交、経済、世界観など多面的な事実を知ることが出来ます。 今読むべき一冊だと思いました。 ぜひぜひ読んでみて下さい。

Posted byブクログ

2022/05/02

独は1941年6月不可侵条約を破りソ連に電撃侵攻。モスクワ近隣まで迫るも厳冬期を迎え反撃を受ける。ソ連殲滅と東方植民地を掲げるヒトラーと軍部粛清を続け人海戦術で対抗冷酷スターリンにより民間人を含む約3,000万人以上の犠牲者を出す人類史上最悪な戦争へ。激戦地となったウクライナも...

独は1941年6月不可侵条約を破りソ連に電撃侵攻。モスクワ近隣まで迫るも厳冬期を迎え反撃を受ける。ソ連殲滅と東方植民地を掲げるヒトラーと軍部粛清を続け人海戦術で対抗冷酷スターリンにより民間人を含む約3,000万人以上の犠牲者を出す人類史上最悪な戦争へ。激戦地となったウクライナも数百万の犠牲者。誤った指導者同士の凄惨な戦争から何を学ぶことができるのか自問中。

Posted byブクログ

2022/05/01

世界観戦争という、相手の絶滅を目的とした戦争。これが独ソ戦。イデオロギーが目的の戦争は合理的な考え方はできなくなり、退却や和平などは選択肢から外れる。 こういった指導者を世に出さない事が世界の安定につながるのだろうし、こういった指導者が出てしまった時の対応策を世界的に構築していか...

世界観戦争という、相手の絶滅を目的とした戦争。これが独ソ戦。イデオロギーが目的の戦争は合理的な考え方はできなくなり、退却や和平などは選択肢から外れる。 こういった指導者を世に出さない事が世界の安定につながるのだろうし、こういった指導者が出てしまった時の対応策を世界的に構築していかなくては平和は維持されないのだろう。ロシアの侵略を見て、よりそう思った。

Posted byブクログ

2022/04/25

2022/4/25読了。独ソ戦とその結果は、さまざまに利用されて来た。最近では、プーチンのロシアが民族の栄光を象徴し、現体制の正統性を支える歴史的根拠として、対独戦の勝利を強調しているのは、周知の事実だ。

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2023/02/28

https://twitter.com/akagitsuyoshi/status/1517336050049642496?cxt=HHwWgMDTwaXG1I4qAAAA https://twitter.com/akagitsuyoshi http://blog.livedoor...

https://twitter.com/akagitsuyoshi/status/1517336050049642496?cxt=HHwWgMDTwaXG1I4qAAAA https://twitter.com/akagitsuyoshi http://blog.livedoor.jp/yamasitayu/archives/52252920.html

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2022/04/10

独ソ戦が普通の戦争ではなく、絶滅戦争であり、であるが故に空前絶後の規模と被害を出したものだということがわかった。本当に無能は罪

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2022/03/27

ロシアのウクライナ侵略から、現代史をもっと知らねばとの危機感を持ち、少しでも知識を得られればと読んだ。 冷静な筆致で数字や地図が何度も表示されるが、その数が都度都度戦いで亡くなった人数だと思うと気が遠くなった。ウクライナは、緩衝地帯として、まだ100年にも満たない短期間に、何度も...

ロシアのウクライナ侵略から、現代史をもっと知らねばとの危機感を持ち、少しでも知識を得られればと読んだ。 冷静な筆致で数字や地図が何度も表示されるが、その数が都度都度戦いで亡くなった人数だと思うと気が遠くなった。ウクライナは、緩衝地帯として、まだ100年にも満たない短期間に、何度も戦闘の地となってるのだと思うと、辛い気持ちになる。 収奪戦争、絶滅戦争としての側面が両国共に厳しい。捕虜や民間人への扱いも酷い。戦時国際法なんて守られない。強奪、強姦、虐殺、劣悪な環境での労働力の搾取からの死を期待。このような状況を知っていたら、無条件降伏なんてありえないだろう。日本が無条件降伏した時の絶望感も、竹槍を持ってでも戦うという意志も理解できてしまう。 あわせて『戦争は女の顔をしていない』も読む予定。

Posted byブクログ

2022/03/25

世界史の授業で第二次世界大戦を教わるときに恐らく半ページくらいでスルーされていた、ヨーロッパ戦線における独ソ戦。今まさにウクライナで起きていることの歴史的背景を理解したくて読んでみた。 地獄でない戦争なんてない、という大前提を踏まえた上で、それでもこれだけ圧倒的な史実を突きつけ...

世界史の授業で第二次世界大戦を教わるときに恐らく半ページくらいでスルーされていた、ヨーロッパ戦線における独ソ戦。今まさにウクライナで起きていることの歴史的背景を理解したくて読んでみた。 地獄でない戦争なんてない、という大前提を踏まえた上で、それでもこれだけ圧倒的な史実を突きつけられると、もはや「地獄」「狂気」という言葉しか出てこない。

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2022/03/24

2020新書大賞受賞作。ロシアのウクライナ侵攻を受けて、積読にあったなと思い、読了。 第二次世界大戦の欧州戦線のことはほとんど知らなかったなと反省。 ワールドカップで行ったヴォルゴグラードはかつてのスターリングラードで大激戦地。 その昔から、ウクライナの地はドニエプル川をどう超え...

2020新書大賞受賞作。ロシアのウクライナ侵攻を受けて、積読にあったなと思い、読了。 第二次世界大戦の欧州戦線のことはほとんど知らなかったなと反省。 ワールドカップで行ったヴォルゴグラードはかつてのスターリングラードで大激戦地。 その昔から、ウクライナの地はドニエプル川をどう超えるかが軍事的課題だし、春には泥濘期を迎える。 それにしても、東欧、中欧は悲運だよな。スターリンもプーチンもナチスドイツ/NATOとの緩衝地帯を欲し、その地を蹂躙してしまうわけだから。

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