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独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 岩波新書1785
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2019/07/20 |
JAN | 9784004317852 |
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単なる戦術比較論的な読み物では無い。 戦争を「通常戦争」「収奪戦争」「絶滅戦争」と分けて、それぞれがどんな背景でどんな手段を用いて、どのように行動し何を実現しようとするのかを論じている。ドイツが当時ナチスのもとでどう変化したのか、また、ソ連はどう考えていたのか、時系列で事態がうね...
単なる戦術比較論的な読み物では無い。 戦争を「通常戦争」「収奪戦争」「絶滅戦争」と分けて、それぞれがどんな背景でどんな手段を用いて、どのように行動し何を実現しようとするのかを論じている。ドイツが当時ナチスのもとでどう変化したのか、また、ソ連はどう考えていたのか、時系列で事態がうねりながら変化していく。 そして「絶滅戦争」 ヒトラーやスターリンの脳髄の中だけでなく、関わったものが互いに貶めていく“不条理”の相乗効果。 やがて、この戦争の最も馬鹿げた惨状がレニングラード、スターリングラードの攻防戦に現れる。 この、我が人類の悪癖に、怒りを通り越して絶望すら感じる。 それにしても人類は“ジェノサイド”をなぜ繰り返すのか。 現代と紙一重の当時を知らなければ、再びやってくる。その時私たちは受ける側かそれとも行う側か……あるいは両方か。 独ソ首脳陣を含め世界中の指導者たちへ、日本の有名な言葉を贈る。 「事件は会議室で起きてるんじゃ無い。現場で起きてるんだ」
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戦争論 クラウゼウィッツ 敵の重心を攻略せよ。 党派的に分裂しているならば、首都を攻略。弱小国ならば、その同盟国を攻撃。 独ソ戦の特徴。 イデオロギーのぶつかり合いの絶滅戦争であること。 1.事前の準備不足。限りあるリソース、時間を、どう用いるか。優先順位付けが曖昧であった。 ...
戦争論 クラウゼウィッツ 敵の重心を攻略せよ。 党派的に分裂しているならば、首都を攻略。弱小国ならば、その同盟国を攻撃。 独ソ戦の特徴。 イデオロギーのぶつかり合いの絶滅戦争であること。 1.事前の準備不足。限りあるリソース、時間を、どう用いるか。優先順位付けが曖昧であった。 ドイツ側からみると、緒戦で大量包囲を完了したものの、モスクワ攻略などに要する時間を浪費してしまった。 1933-39の軍拡が、失業者を減らした一方、設備投資、資源輸入のための外貨減少、製造業労働者不足を招いた。 → 収奪戦争へ 読む限り、ドイツはソ連に負けるべくして、負けた。戦略的敗北。 絶滅戦争で、戦争に勝つことは無理では?? ましてや、広大な国土を持つ、膨大な人的資源を持つソ連に対しては。
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お恥ずかしながら、少なくともここ10年くらいは第二次世界大戦の主戦は太平洋戦争だったという感覚でいた。 この大戦による日本の犠牲者は戦闘員、非戦闘員合計でおおよそ3百万人と推計されている。気が遠くなるような悲惨な数字だ。 一方、旧ソ連はジェノサイトも含めると犠牲者は28百万人と...
お恥ずかしながら、少なくともここ10年くらいは第二次世界大戦の主戦は太平洋戦争だったという感覚でいた。 この大戦による日本の犠牲者は戦闘員、非戦闘員合計でおおよそ3百万人と推計されている。気が遠くなるような悲惨な数字だ。 一方、旧ソ連はジェノサイトも含めると犠牲者は28百万人と推計されている。想像を絶する数字。 ドイツの犠牲者はおおよそ8百万人と推計されている。 また、まさに現在進行中のウクライナ情勢におけるロシアの文字通り「地政学」上の立ち位置が分かるような気がした。
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