店長がバカすぎて の商品レビュー
とあるパートタイマー本屋店員をめぐるおはなし。本へのあふれる愛情と取り巻く人間関係。自分が置かれている環境とは違うもののどこか共感したりもすることもありました。どんどん読み進めずにはいられませんでした。タイトルも少しおバカですがとっても楽しい話でした。
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これは最近一番に面白かった。帯に「大爆笑!暴露?愛。号泣。告発?救世主!?」ってあったけど、なかなかなニアピン単語です。実はかなり早くから謎が分かっていたのですが、それでも楽しめる本と思って読んでいたら、さらに驚愕のラスト(笑)。ホント、最終章は袋とじにしてもいいかも。しかし、こ...
これは最近一番に面白かった。帯に「大爆笑!暴露?愛。号泣。告発?救世主!?」ってあったけど、なかなかなニアピン単語です。実はかなり早くから謎が分かっていたのですが、それでも楽しめる本と思って読んでいたら、さらに驚愕のラスト(笑)。ホント、最終章は袋とじにしてもいいかも。しかし、この本が本屋大賞にノミネートされたら楽しいだろうなあ。 最初はうっぷんたまる書店員の話と思っていたし、その通りの展開で痛快に思いながらも主人公に共感も持っていました(少し余裕があるようなユーモアが漂っているんですよね、主人公の設定からか?)しかし100ページ過ぎたころから、これは書籍販売の構造的な問題ではないだろうか、って思うようになってしまいました(笑) しかし、後半になると次第に物語の色が変わってきます。 どこかユーモアを感じさせると言いましたが、もうコメディとしか言いようのないドタバタ感があり、その点は少々マイナス気分ですが、それを差し引いても一気読みできる面白さでした。
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本への想い、書店員として働き待遇への不満、この先の不安。登場人物たちが書店員としての日々のなかで感じること。本好きからしたら書店は楽しくて毎日でも通いたい場所。でもその素敵な場所にいる人たちが不満や不安を抱えているのは悲しい。楽しいだけの仕事はないけれどもう少し良くなってほしいと...
本への想い、書店員として働き待遇への不満、この先の不安。登場人物たちが書店員としての日々のなかで感じること。本好きからしたら書店は楽しくて毎日でも通いたい場所。でもその素敵な場所にいる人たちが不満や不安を抱えているのは悲しい。楽しいだけの仕事はないけれどもう少し良くなってほしいと思う。書店に足を運び、買うことしかできないけれどそれで書店員さんにも還元されているなら嬉しい。店長がバカすぎて苛立ち、でもやっぱり本が好きで物語に救われたことがあって辞めることはできなくて。これからも書店で買い、少しでも貢献できたらなと思う。
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お茶の水の丸善でサイン本を購入。 疲れてるから軽い読み物、という状況的には合致したけど、内容的にはお粗末でしたね。 文芸が売れるとか売れないと以前に、商品としての水準が下がりすぎ。 それはさておき、講談社ってマジクソだな、と。 (もっとストレートに判るような名前にしても良かっ...
お茶の水の丸善でサイン本を購入。 疲れてるから軽い読み物、という状況的には合致したけど、内容的にはお粗末でしたね。 文芸が売れるとか売れないと以前に、商品としての水準が下がりすぎ。 それはさておき、講談社ってマジクソだな、と。 (もっとストレートに判るような名前にしても良かったのにね)
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本屋さんに平積みされていて、タイトルに一目惚れして購入。 最初から店長のバカさ加減が全面に押し出されていて、主人公の谷原さんが店長を懲らしめていくような展開なのかなと思っていたら、とんでもなくエンタメでミステリーな展開。 最後の伏線回収は読んでいて爽快感抜群。 このまま映像化できそうな内容だったな~
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書店員さんて情熱が無いとつとまらないなぁと思う。店長はバカなのか、いや実はそうではないのか。結局 谷原さんをみんな好きなのだなぁと思う。
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どうしてこんなにバカなことを言ったり、したりする人間が上に立つのか疑問に思うことはある。傍からみれば、そんな会社なんて辞めればいいのにと思うことでも、自分に当てはめてみれば、不平不満を言いながらも続けてしまうだろうから共感できてしまう。 主人公にも周りの人間にもイライラし...
どうしてこんなにバカなことを言ったり、したりする人間が上に立つのか疑問に思うことはある。傍からみれば、そんな会社なんて辞めればいいのにと思うことでも、自分に当てはめてみれば、不平不満を言いながらも続けてしまうだろうから共感できてしまう。 主人公にも周りの人間にもイライラしながらも読み進めてしまうのは、主人公と自分をどこか重ね合わせて、幸せになる結末を期待していたからかもしれない。
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もう、小説の中なのか自分のことなのかわからなくなるくらいわかりすぎて! いるいる!こういうヒトいる!こういうことするヒトいる!あぁ、もう腹立つ腹立つ腹立つ!! と思いながら読んでいたのだけど、いやぁ、やられましたね、そうきたか。 なんていうか、ネタバレになるからラストの展開には触れられませんけど、こういう形に落ち着くのも結局は「愛」があるからなんですよね。 バカな面々も本や本屋や本に関わる全ての人たちへの「愛」があるから、最後はまるく収まるってこと。 しかし、私も谷原さんと美晴で飲みたいなぁ。飲みながら「うちの店長のバカな話、聞いてくれる?」とぐだぐだしゃべりたい!
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