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店長がバカすぎて の商品レビュー

3.7

539件のお客様レビュー

  1. 5つ

    94

  2. 4つ

    226

  3. 3つ

    148

  4. 2つ

    41

  5. 1つ

    5

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2019/12/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読みやすくて久しぶりに一気読みしました。店長までとはいかないかもしれないけれど、似たような上司は実際いるので、わかるわかると共感する部分が多かったです。また、主人公は私と同年代なので30歳手前になって思う悩みや葛藤も共感しました。結局店長は何者だったのか?で終わる部分も含め最後まで面白かったです。

Posted byブクログ

2019/12/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 『2019年 8月 8日 第二刷 発行』版、読了。  女性書店員が主人公の、書店勤務の日常を綴った物語です。作者の筆致がすさまじいので、読み出したら止まらなくなります。  なんといっても一癖も二癖もある登場人物たち! 裏表がない印象だったのは主人公の親父でしょうか……(まあ、過去に主人公と交流のある「とある人物」をナンパしていたのですがww)  書店の背景情報を描きつつも、ごく自然な、違和感のない……むしろリアリティ濃厚なテイストでおもしろかったです。途中までは☆5でもアリかな……とは思いつつも、終盤のオチに続く結末は少し「できすぎた」感があって、4止まりになりました。  誰かにとっては、その本の評価が満点であったり、その真逆だったりというのは、あるよなあ……と、しみじみ感じた一冊でした☆ おもしろかったです!

Posted byブクログ

2019/12/15

28歳契約社員の書店員谷原京子、薄給ながらも愛すべき本を愛すべきお客様の手に届けるべく、日々尽力していた。 文句ばっかり後ろ向きな主人公に、最初はガッカリしましたが、少しずつ彼女の魅力も見えてきて、更には、バカすぎる店長の愛すべき姿が見えるようになった後半は、とても楽しく読ませ...

28歳契約社員の書店員谷原京子、薄給ながらも愛すべき本を愛すべきお客様の手に届けるべく、日々尽力していた。 文句ばっかり後ろ向きな主人公に、最初はガッカリしましたが、少しずつ彼女の魅力も見えてきて、更には、バカすぎる店長の愛すべき姿が見えるようになった後半は、とても楽しく読ませてもらいました。 出版業界の苦悩、本屋さんの苦労など、書店員ものにありがちなな話ではありましたが、軽く読めて良かったです。 私はもっぱら図書館利用ですが、たまには本を買わなきゃなと反省しました。

Posted byブクログ

2019/12/14

テレビドラマのノベライズかと思うようなしょうもなさ。映像が文学を超えるならともかく、文学が映像を追いかけちゃだめでしょうと思いながら読んだ。でも、おもしろい。ぼくが書店で働いていたのは30年以上も昔だが、未だに変わっていないシステム(ままならない配本や再販制度)への批判や、愛読家...

テレビドラマのノベライズかと思うようなしょうもなさ。映像が文学を超えるならともかく、文学が映像を追いかけちゃだめでしょうと思いながら読んだ。でも、おもしろい。ぼくが書店で働いていたのは30年以上も昔だが、未だに変わっていないシステム(ままならない配本や再販制度)への批判や、愛読家ゆえの悩みも盛り込まれ、いつしか夢中で読んでいた。覆面作家の正体は見破ったが、あの人まで……さらには本書自体に仕掛けがあったとは気づけなかった。

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2019/12/09

谷原京子、契約社員、時給998円。店長が、小説家が、弊社の社長が、営業がバカすぎて「マジ辞めてやる!」 でも、でも…。本を愛する書店員の物語。『ランティエ』連載を加筆し書籍化。 軽く楽しむにはいい本だ。 軽すぎる気もするが・・・。

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2019/12/06

店長がバカなのはフリなのか?!?! 書店員さんは店員さんとしてしか見たことがなかったが、そうだよね、本好きなんだろうね。 正社員になることの厳しさ、給与の安さ、仕事の量や店長のバカさ!などなどサラリーマンと共通することだらけ! 面白くて一気に読みました。 続編求む! 普段読...

店長がバカなのはフリなのか?!?! 書店員さんは店員さんとしてしか見たことがなかったが、そうだよね、本好きなんだろうね。 正社員になることの厳しさ、給与の安さ、仕事の量や店長のバカさ!などなどサラリーマンと共通することだらけ! 面白くて一気に読みました。 続編求む! 普段読書しない家族も面白いと言っていた。 そのうちドラマ化されそう。

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2019/12/05
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※このレビューにはネタバレを含みます

うーん、アラサー書店店員の悲哀と閉塞感はわかるけど・・ この店長に惚れるラストだけがいただけなかった。好意を寄せてくる小説家の方が何倍もいいのは明らか。 正体不明の小説家は誰なのか?まさか店長?というちょっとしたどんでん返しと本を売るために頑張る書店の内情がわかるののは良い。 文章はぬるいというかまわりくどい描写が多いので、そういうのが大丈夫な人じゃないときつい。

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2019/12/03

図書館で借りたもの。 谷原京子、契約社員、時給998円。店長が、小説家が、弊社の社長が、営業がバカすぎて「マジ辞めてやる!」 でも、でも…。本を愛する書店員の物語。 初読みの作家さん。 毎回こんな朝礼されたら嫌だな~(笑) 間も悪いし、仕事もいまいちな店長。 でもなんだかやる時...

図書館で借りたもの。 谷原京子、契約社員、時給998円。店長が、小説家が、弊社の社長が、営業がバカすぎて「マジ辞めてやる!」 でも、でも…。本を愛する書店員の物語。 初読みの作家さん。 毎回こんな朝礼されたら嫌だな~(笑) 間も悪いし、仕事もいまいちな店長。 でもなんだかやる時はやる? 最後までポンコツなのかそうじゃないのかナゾのままだった…。 書店のいろいろが知れたのが良かった。 「報奨金」と「社員買い取り」のシステムは、 『いったい誰を幸せにしてくれるものなのだろう』 郵便局員の年賀はがきのノルマと似たような感じ?大きな負担だよね。 理不尽な要求をする客は、読んでて「きぃー!」ってなった!

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2019/12/03

本屋さんの契約社員が主役です とにかく店長がバカすぎる ふりなの? ふりだったら凄すぎる ラスト、まさかの結末が!

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2019/11/28

本好きとしては本屋さん舞台の物語はどうしても読みたくなってしまう.本を売る苦労とか裏話的な面白さがあるからだけど,この小説もそういうあるある話満載で,それに店長の愛すべきバカさが加わって楽しく読めました.

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