店長がバカすぎて

早見和真(著者)

• 販売会社／発売会社: 角川春樹事務所
• 発売年月日: 2019/07/13
• JAN: 9784758413398

商品レビュー

2025/12/14

すごいスラスラと頭に入ってきて読みやすい作品だった
書店員さんたちの苦労とそれを取り巻く人間関係が上手くとコメディとしてマッチしていた

2025/12/14

こんなに声を出して大爆笑した作品は生まれて初めて！想像以上に面白すぎて、爆笑する度に一体何回旦那さんに突っ込まれたことか。笑
非敏腕店長への容赦ない心の内での毒づき、不満。時にはやるせなさ。加えて理不尽な出来事が日常茶飯事であっても、京子が書店という場所で働き続ける理由。それは、本と書店という場所が大好きで、毎日を幸せにいきていたいから。
好きなものに囲まれて幸せに過ごしたいって至極シンプルなことだけど、当たり前すぎて普段は忘れがちなことだよね。人が働きながら生きていく上で、実はいちばん大切なことなんじゃないかと気付かされた！ちゃんとプライドを持って一書店員として働く京子がカッコよくて尊敬！
そして最後の伏線がお見事すぎた！まさかこんな仕掛けをされていたとは…なるほどね‎( ⊙⊙)!!終盤にたどり着くまでの間、マダムと石野さんの違いがよく分からなくてごちゃごちゃしたのが悔しかったので、買い直してまた一から読み直すぞ～！これは次作の『新・店長がバカすぎる』も読むのが楽しみ♡

2025/12/14

コメディタッチで読みやすかった。
反抗したり、諦めきれもしない立場ながら、心の中でツッコミを入れてる姿が面白かった。
スカッと大逆転するような内容ではなく、社会の理不尽さが残るようで、リアリティを感じた。
実際に書店で働いている方には深く刺さる内容なんだろうなと思う。