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いまさら翼といわれても の商品レビュー

4.2

157件のお客様レビュー

  1. 5つ

    55

  2. 4つ

    64

  3. 3つ

    26

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2024/09/14

ここまで来て、古典部のみんなが好きになってる自分がいる。いつまでも続いてほしい。そして早くまた会いたい。 以下、収録6編の感想 箱の中の欠落 福部里志と折木奉太郎、この2人最強です。お互い言わずとも、動かずとも、ただそこに2人いるだけで、通じ合っているというか。 鏡には映...

ここまで来て、古典部のみんなが好きになってる自分がいる。いつまでも続いてほしい。そして早くまた会いたい。 以下、収録6編の感想 箱の中の欠落 福部里志と折木奉太郎、この2人最強です。お互い言わずとも、動かずとも、ただそこに2人いるだけで、通じ合っているというか。 鏡には映らない 折木奉太郎、かっこよすぎる。。こんなスマートな中学生いないでしょ、、。心がイケメンすぎる。 連峰は晴れているか この二十数ページに凝縮される、折木奉太郎という人物とスッキリ回収される日常ミステリー(米澤ミステリー)。これよこれ。 私たちの伝説の一冊 伊原摩耶花という人物をより知ることができた。「才能に仕える」(←良い表現…)という覚悟を決める、ひとつ成長する摩耶花を見させてもらった。親身になるふくちゃんも、はっきりとものを言ってくれるライバルでもある先輩も素敵すぎる、いい人間関係の中にいるよね。 長い休日 なぜ、折木奉太郎が「やらなくても良いことをやらないのか」を知りより愛着が湧く。そして彼はまた成長している。 いまさら翼といわれても 折木奉太郎が千反田のために動く展開、エモい

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2024/08/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

古典部シリーズ6作目。 それぞれの短編が、各古典部員の人生にとってのターニングポイントであるように感じられました。 奉太郎のモットーの原点や、伊原の漫研騒動など、衝撃の展開で驚いたところが多かったです。 個人的には、「わたしたちの伝説の一冊」が1番好きです。

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2024/07/05

登場人物が色んな呼ばれ方をしてて途中まで同一人物と気付けなかったり、誰かが変な行動をしても周囲は何も感じてないようだったり、何か変だなと思いながら読んでたのだけど、文中に「古典部」が何度か出てきてやっと記憶が繋がった。 アニメ『氷菓』でおなじみ、古典部シリーズだったのか。シリーズ...

登場人物が色んな呼ばれ方をしてて途中まで同一人物と気付けなかったり、誰かが変な行動をしても周囲は何も感じてないようだったり、何か変だなと思いながら読んでたのだけど、文中に「古典部」が何度か出てきてやっと記憶が繋がった。 アニメ『氷菓』でおなじみ、古典部シリーズだったのか。シリーズ物で、読者もある程度は登場人物やキャラクターのバックボーンの知識がある前提なのに、私が初見だから「何やこいつ」って思っただけでした。 ジャンルは、高校生の日常✕ちょっとしたミステリー。生徒会長選挙の票が生徒数より増えちゃったり、部活が内部分裂したり、卒業制作に秘密があったり、たまにほろ苦い思いをする所が青春だねぇ。 しかし、下手にアニメ『氷菓』を知ってるせいで、物語に没頭できず。私が米澤穂信の文章から思い浮かべるキャラクターとアニメのキャラクターとが全然違うせいで、そこをいちいち頭の中で修正しながら読むことになり、全然集中できなかったのが残念。 何も知らずに読めたら、きっと好きなシリーズになってたと思うんだけどな。

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2024/06/08

古典部シリーズを一気読みして、とうとう最新作。 シリーズの中でも1番を争うくらい良かった。 個人的な事情で集中力欠けての読書だったものの面白く読めた。 古典部それぞれの魅力をさらに深く知れた一冊。

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2024/06/08

登場人物が好き。物語も繋がりのある短編で読みやすく、ミステリ的な要素もあり面白い。他のシリーズもあればぜひ読みたい。

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2024/05/06

古典部シリーズ 久しぶりにシリーズ物をしっかり最後まで読めた。 腑に落ちないところもあれど、私からしたらちょっと特別な彼らの普通の高校としての一面がみれて良かった

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2024/04/10

「鏡には写らない」が特に好きだな。 優しさって、ただ他人に寛容なだけで、美点ではなくそれが良くも悪くもなる性質だと個人的に思ってる。 けど奉太郎は優しさってよりかはすごく人を思いやれる人に感じた。 真に他人の立場に立つことのできる人は、すごく憧れる。

Posted byブクログ

2024/02/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

多分10年ぶりぐらいに古典部シリーズ読みましたが、すぐに「そうそうこんな感じだったな」と懐かしい気がしました。 古典部シリーズ全体にも通ずるものですが、今作はミステリよりも青春小説要素強めですね。 ・箱の中の欠落 箱の数が多いこと自体を見抜くのは難しい気はするけど、おおよその筋道ぐらいはなんとなく見当はつく気がします。 一見穴がない的な評価がされていましたが、この学校の選挙管理制度はむしろ杜撰すぎるのではと言う気がします笑 ・鏡には映らない これは真相を当てるのはかなり難しいと思いますが、この本に収録された話の中では一番面白かったです! そういや折木が井原に嫌われてる設定あったなと思い出しました笑 すっきりするオチでよかったです! ・連峰は晴れているか 小説だとかなりあっさりした分量ですが、アニメ化された中でもかなり好きな話です ミステリーとしての難易度はかなり低いんですが、折木の人柄が滲み出ていることもあって、なんとなく印象に残る話なんですよね。 ・わたしたちの伝説の一冊 ミステリ要素は薄かったですが、青春ものとして面白かったです。 まやかの退部にこんなドラマがあったとは… しかし漫研の人たち高校生にしても人間が出来て無さすぎではなかろうか笑 野球部の場合は団体競技なのでわかりますが、漫研なら別に誰が漫画描こうか誰が読むだけだろうがどうでもよくないですか?笑 ・長い休日 これまたミステリ要素は薄めの作品ですね ほうたろうがなぜほうたろうになったのか、的なエピソード0感のある話ですが、お姉さんの言い回しオシャレすぎです笑 ほうたろうの気持ちはまぁわからんでもないですが、あまりに極端な方向転換は不器用というか子供っぽいですね。 ・いまさら翼と言われても タイトルと冒頭部分で予想がついたとおりの内容でした。 千反田の気持ちがわかるかと言われると少し複雑です。 あぁ言われてどうしていいのかわからなくなるというと、本気で継ぐ気が合ったならそう言えばいいだけなので、これまで千反田家を継ぐと言っていたのも単なる思考放棄の賜物だったように思えますが、千反田の置かれていた境遇を考えるとそれも止むを得ないことなのかなぁとも思います。 私の如き下賤のものには高貴なる家の事情はわかりませんね。

Posted byブクログ

2024/02/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「鏡には映らない」、「長い休日」、「いまさら翼といわれても」が面白かった、というよりはド好みだった。 シリーズ6巻一気に読んで、奉太郎への好感度が爆上がってる。彼、いい子すぎやしないだろうか。そして何気に家事ができるのポイント高い、、、。 「いまさら翼といわれても」、思った以上に直接だった、タイトルがいい。ここで終わるか、、、!という感じがとてつもなかったけれど笑 続編出たら間違いなく読む。果たして「いまさら翼といわれても」の、あの続きがあるかはわからないけど。 米澤さんは、一作目の「氷菓」を昔読んだきりだったけど、一気に大好きな作家さんになった。 今後、他の作品も制覇したい!

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2024/02/12

2024.2.12 やっと読めた。タイトルの意味が分かって、「ふぉーん」となる。一番好きな話は「鏡には映らない」かも。古典部シリーズはアニメの印象が強くて、えるを中心に物語が展開していくイメージだったけど、今回えるはほとんど出てこない。摩耶花の方が出ずっぱりで、その摩耶花が語る章...

2024.2.12 やっと読めた。タイトルの意味が分かって、「ふぉーん」となる。一番好きな話は「鏡には映らない」かも。古典部シリーズはアニメの印象が強くて、えるを中心に物語が展開していくイメージだったけど、今回えるはほとんど出てこない。摩耶花の方が出ずっぱりで、その摩耶花が語る章が読みやすくておもしろかった。 前に古典部シリーズを読んでから随分時間が経ってしまったので、ところどころ忘れていたりで…。もう一回読み直すか、せめてアニメで補完したい…。 ってか、ホータローってちゃちゃっと簡単に料理ができるタイプの人間なのか。冷やし中華のスープ?たれ?なんて、私はレシピがないと作れないんだけど。

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