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絵を見る技術 の商品レビュー

4.5

138件のお客様レビュー

  1. 5つ

    78

  2. 4つ

    34

  3. 3つ

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2020/08/06

2020.08.06 すごくためにはなったが消化しきれない。なかなか難しいです。主役はどこ?フォーカルポイント、見る経路、バランス、色、構図や比例、それらの全体で見る。特に比例は難しい。

Posted byブクログ

2020/07/13

フォーカルポイント、リーディングライン、バランス、色、名画はいつも、緻密な計算によって描かれていたというのを知った。 漠然と眺めるのではなく、ある規則性に従った見方を覚え、じっくり絵と向き合っていく

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2020/07/12

名画はなぜ名画なのか。どういうところが優れているのか。美術の訓練を受けた人は絵のどういうところを見ているのか。こういったことを美術の素人向けに解説した本。とても面白かった。美術館に行って名画を観察したくなる。 またあとがきが良い。ただ「名画はこういうものだ」という教科書的なもので...

名画はなぜ名画なのか。どういうところが優れているのか。美術の訓練を受けた人は絵のどういうところを見ているのか。こういったことを美術の素人向けに解説した本。とても面白かった。美術館に行って名画を観察したくなる。 またあとがきが良い。ただ「名画はこういうものだ」という教科書的なものではなく、それぞれが絵画の鑑賞を楽しめるように、というスタンスが良い。

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2020/07/05

絵画を見るテクニックの構図、バランス、色、フォーカルポイントについて説明してある本。紹介されてある絵画は和洋両方あり、時代も幅広く勉強になった。 一方で、論点がだらだらと説明されてあり、全体像が分かりにくく、他の章のリファレンスも間違ってたりして、かなり読みにくく感じた。

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2020/05/15

美術館で作品を観るのが好きです。 展覧会選びはだいたい、好きか、ピンときたか、何なんだろ…と思ったもので選んでました。 作者のプロフィール、時代背景など、知りたくなったら調べるという感じ。 作品そのものの観察は、あまりしてなかったなぁ…漫然と鑑賞してたかも。 漫然としてた所を、ち...

美術館で作品を観るのが好きです。 展覧会選びはだいたい、好きか、ピンときたか、何なんだろ…と思ったもので選んでました。 作者のプロフィール、時代背景など、知りたくなったら調べるという感じ。 作品そのものの観察は、あまりしてなかったなぁ…漫然と鑑賞してたかも。 漫然としてた所を、ちゃんと言葉で自分に落とし込んで、人にも説明出来ると良いね、という本です。面白かったです。 惜しむらくは、絵画の写真がぼんやりしていて、色も暗めで見にくいところ。説明された部分を大きくするとか、分かりやすい工夫があれば満点。

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2020/05/10

名画がなぜ名画なのかをロジカルに説明する面白い本。 かといって素直な各人の好き嫌いや直感を拒絶している訳では全くなく、あくまでどうして美しく感じるのか、その裏にはどういうことが潜んでいるのかをわかりやすく解説してくれる本。 いままで意識していなかったことを教えてもらえるという意味...

名画がなぜ名画なのかをロジカルに説明する面白い本。 かといって素直な各人の好き嫌いや直感を拒絶している訳では全くなく、あくまでどうして美しく感じるのか、その裏にはどういうことが潜んでいるのかをわかりやすく解説してくれる本。 いままで意識していなかったことを教えてもらえるという意味ですごく素敵な本でした!

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2020/05/08

読書会の課題図書。背景知識からではなく、ある法則に基づいた分析術を紹介する。絵を敬遠してきた身としては、目眩く鮮やかな分析術を見せてもらった。絵の主役、見る者の視線、それに構図や色使いに至る細部まで、作者は魂を込めて作製をしていることがよく分かる。 それにしてもこうやって趣味が増...

読書会の課題図書。背景知識からではなく、ある法則に基づいた分析術を紹介する。絵を敬遠してきた身としては、目眩く鮮やかな分析術を見せてもらった。絵の主役、見る者の視線、それに構図や色使いに至る細部まで、作者は魂を込めて作製をしていることがよく分かる。 それにしてもこうやって趣味が増えることは本当に素晴らしいと思う。出来ることや楽しめることが増えることは、自分の幅が広がったような気がして嬉しい。ちなみに本書の中で気に入ったのは、マリアナとマダムX。前者は女性特有の丸みを帯びた曲線美を、裸体ではなく洋服に上からごく自然に描き切っていること。後者は夫人の透き通るまでの白い肌を表現し、かつワンポイントながら主張しすぎない耳の赤色の色使いが素晴らしいと思った。 コロナが落ち着いたら改めてこの本を読み直して、美術館に繰り出したい。(なぜ学生の時にこういう本を読まなかったのか。ヨーロッパに行きまくっていたのに。。悔やまれる)

Posted byブクログ

2020/05/01

何となくでも絵を見るのが好きだったけど、これからもっと好きになれそう。こう見ると楽しいし、自分の感覚も大事にしながら見ていいんですよ、という書かれ方がとても良かった。絵って面白い。

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2020/04/25

絵を見る際のポイント - フォーカスポイント(主役はどこ?)…コントラスト、集中線 - 一枚の中の鑑賞経路 - バランス…天秤、左右の対称性 - 色…絵具の歴史、各色の歴史的背景 - 構造…十字線、対角線、1/2、1/3、1/4、黄金比、ルート矩形、ラバットメント

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2020/04/20

ある絵が名画と呼ばれる訳を言葉で説明できるようになります。絵画や画家を評した文を読むと、宗教や歴史との関わりだとか、画法だとかについて述べられ、何もそういった知識のない素人には、結局その画家の技術や絵の何が他と比べ素晴らしいのかが分からず、上手く言いくるめられたような感じだけが残...

ある絵が名画と呼ばれる訳を言葉で説明できるようになります。絵画や画家を評した文を読むと、宗教や歴史との関わりだとか、画法だとかについて述べられ、何もそういった知識のない素人には、結局その画家の技術や絵の何が他と比べ素晴らしいのかが分からず、上手く言いくるめられたような感じだけが残ることがありますが、そういった解説をする本ではありません。この本では古今東西の名画と呼ばれる作品がおおよそ共通してもつ私達に美しさを感じさせる理由について、極めて論理的に説明し、歴史に名を残す画家の作品がいかに緻密に練られ描かれているのか、作品の何が非凡なのか、といったことが、高尚な知識無しに分かるようになり、名画がなぜ名画と呼ばれているのか、納得できるようになります。

Posted byブクログ