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天才を殺す凡人 の商品レビュー

3.9

271件のお客様レビュー

  1. 5つ

    74

  2. 4つ

    109

  3. 3つ

    61

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    4

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2022/01/26

謎の方言を話す犬がでてくるというところで、ややファンシーすぎる印象を最初に持ったが、ストーリーで複数のタイプの登場人物と合わせて話が進むため、理解しやすく、読み進めやすかった。 自分のタイプを知ることと、組織における人々のタイプとその対策を知ることができる。

Posted byブクログ

2022/01/20

1.自分は凡人だと思うのだが、凡人であっても、天才の近くにいて楽しい思いをしたいと思ったので、天才と関わるときの態度について考えてみたかった。 2.会社には天才、秀才、凡人の3パターンの人間がいます。天才は創造性、秀才は再現性、凡人は共感性を軸にして生きており、表現するにもすれ...

1.自分は凡人だと思うのだが、凡人であっても、天才の近くにいて楽しい思いをしたいと思ったので、天才と関わるときの態度について考えてみたかった。 2.会社には天才、秀才、凡人の3パターンの人間がいます。天才は創造性、秀才は再現性、凡人は共感性を軸にして生きており、表現するにもすれ違いが生じてしまいます。そうならないためには病める天才、エリートスーパーマン、最強の実行者がすれ違いを防いでくれる役割を担っています。 本書では、それぞれがどのような役割をしており、なぜ大切なのか、凡人はどのように生きることで天才や秀才と共存していくのが良いかが書かれています。 3.めちゃくちゃ面白かったし、自己分析を深めることができました。私は凡人なので、共感性を軸にして生きていますが、天才に嫉妬や僻みを抱いたことはなく、むしろ、興味を持って聞くことが多いです。なので、私はとにかくコミュニケーションをとることを意識しています。本書で取り上げている問題点の「コミュニケーションの断絶」が起こらないようにするのが私の役割だと認識しました。

Posted byブクログ

2022/01/12

天才、秀才、凡人の特徴とそれぞれがそれぞれに対する印象や思いも分かりやすく解説されていて、顔が浮かぶ人がちらほらと…。 それと同時に自分の中にも天才・秀才・凡人の要素は含まれていて、どのような仕事のシチュエーションで自分のその要素をうまく活用したら良いか、もしくは自分にとって苦...

天才、秀才、凡人の特徴とそれぞれがそれぞれに対する印象や思いも分かりやすく解説されていて、顔が浮かぶ人がちらほらと…。 それと同時に自分の中にも天才・秀才・凡人の要素は含まれていて、どのような仕事のシチュエーションで自分のその要素をうまく活用したら良いか、もしくは自分にとって苦手な(気乗りしない)仕事内容が何故苦手なのかも少し分かり、「自分の運転方法」を学んだような気持ちになりました。 あとがきにも書かれていますが、本書はあえて物語形式で書かれていますが、もしざっと読みたい方は本書の最後にこの書籍の元ネタとなったブログ記事も掲載されているので、そこを読むとおおよそのエッセンスは得られるかと思います。

Posted byブクログ

2022/01/09

序盤の「天才・秀才・凡人」の話は まあ理解できたけど、中盤さらに種類が増えてきたから、もうついていけない。 万人が読み下せる本ではないですよ。

Posted byブクログ

2021/12/22

ストーリー仕立てなので読みやすかったです。 最後にパラっと読み返してみると付箋ポイントはそれほど多くなかった…ですが、新しい視点や軸を理解できたのでこの評価としています。

Posted byブクログ

2021/12/05

評判は良いが私にはよくわからなかった。 「天才」「秀才」「凡人」それぞれに当たる人物が身近に浮かばず、ハッキリ区別できなかったからか、読みにくいと感じていた。 最後の方に、それぞれ誰の中にも「天才は存在する」と出てきてやっと少し納得できた。 付箋を貼ったのは『「自らの言葉」とい...

評判は良いが私にはよくわからなかった。 「天才」「秀才」「凡人」それぞれに当たる人物が身近に浮かばず、ハッキリ区別できなかったからか、読みにくいと感じていた。 最後の方に、それぞれ誰の中にも「天才は存在する」と出てきてやっと少し納得できた。 付箋を貼ったのは『「自らの言葉」という最強の武器』というページのみ。人を上記の3者に分けられるのかわからないが、分けられたとしても、誰であっても自分の言葉で話せるようになることは、今の時代大きな武器になるのではと思う。 天才であれ凡人であれ悩んでいれば共感性の高い人間に助けられるのは同じ気がするが、何がそこまで違うのかよくわからない。分ける必要性を自分には感じず、合わなかった。

Posted byブクログ

2021/11/26

世の中の人を天才、秀才、凡人と区別して、凡人を主人公とした小説風な本だった。 私がいつも感じていたことをまさに言語化してくれていて、嬉しかった。 著者の想いにとても共感できて、自分自身も半分社会不適合だと自覚していたし、思いもあって希望に満ち溢れた新人さんたちが潰れていくのを見る...

世の中の人を天才、秀才、凡人と区別して、凡人を主人公とした小説風な本だった。 私がいつも感じていたことをまさに言語化してくれていて、嬉しかった。 著者の想いにとても共感できて、自分自身も半分社会不適合だと自覚していたし、思いもあって希望に満ち溢れた新人さんたちが潰れていくのを見ることがとても悲しく思っていた。 なぜそう言う人たちが潰れていくのか?なぜ組織はそういう土壌になってしまっているのか、理由がわかった。 今自分の会社でやろうとしていることがまさにこれなので、とても勇気をもらえたし、よい言葉もたくさんもらえた。 自分なりに整理してチャレンジしようと思った!

Posted byブクログ

2021/11/07

んー。天才は創造性、秀才は再現性、凡才は共感性と分類したのは良いが、その各才能を擬人化したせいで、本来複雑であるはずの個人の性格を無理やりデフォルメ化して、説明のための説明の陥穽にはまっている。つまり、そうした個性に無理やり分類できれば話の筋は通るのだが、そもそも現実社会では一人...

んー。天才は創造性、秀才は再現性、凡才は共感性と分類したのは良いが、その各才能を擬人化したせいで、本来複雑であるはずの個人の性格を無理やりデフォルメ化して、説明のための説明の陥穽にはまっている。つまり、そうした個性に無理やり分類できれば話の筋は通るのだが、そもそも現実社会では一人ひとりの分類は先入観でレッテル貼りをしないと難しい。更には、著者が書くように誰にでも天才の要素はあるし、あるいは、仕事次第でも発露する特性が変わる。その引っかかりを持ちながら、更に子供の創作のような犬がお喋りするストーリー。何とも言えない、厳しめな読後感。

Posted byブクログ

2021/10/23

物語にそって、解説されているので読みやすかった。著者の意図の通り約90分で読めた。 組織がなんで機能不全になっていくかよくわかった。 組織論だけに留まらず、 自分自身がその時々でどのキャラを演じているかと、自身のうちにある天才秀才凡人との付き合い方。どのフェーズにいるのかという...

物語にそって、解説されているので読みやすかった。著者の意図の通り約90分で読めた。 組織がなんで機能不全になっていくかよくわかった。 組織論だけに留まらず、 自分自身がその時々でどのキャラを演じているかと、自身のうちにある天才秀才凡人との付き合い方。どのフェーズにいるのかという視点とあわせて、実生活に使っていきたい。 さらに、娘との関わり方のなかでは、 こどもの持つ天才性(自分の親バカも含め)を、 凡人の自分が殺していることを反省。 共感の神様でありたい。

Posted byブクログ

2021/11/19

秀才の凡人に対する反応がまんま自分の上司に対する評価で笑ってしまった。 割愛しただけなのかもしれませんが筆者は年功序列社会と学歴コンプを考慮に入れていないのではないかと思った。 凡人も年功序列のもとに出世するし、学歴コンプをこじらせて秀才を潰そうとすることもあると思います。...

秀才の凡人に対する反応がまんま自分の上司に対する評価で笑ってしまった。 割愛しただけなのかもしれませんが筆者は年功序列社会と学歴コンプを考慮に入れていないのではないかと思った。 凡人も年功序列のもとに出世するし、学歴コンプをこじらせて秀才を潰そうとすることもあると思います。 そして年功序列で出世した凡人が共感できる人だけを評価し続けた結果、ダイバーシティとかけ離れたイエスマン集団ができる、と。 なんだか筆者の意図しない方向に考えを巡らせて妙に納得してしまいました。

Posted byブクログ