天才を殺す凡人 の商品レビュー
ストーリー形式で読みやすく、3者の性質の違いを理解できた。 世の中はチームで動いていく。だからこそ、こういう多様な人が適材適所で活躍できるのが理想だなあ。 全部を一人でやらなくていいんだなあと思える。
Posted by
職場の人間関係の突破口になるかと思い…というか、多分SNSで絶賛されてて気になった…メルカリで安く手に入った…タイミングだったのかも。 まず、この犬のキャラが好きじゃない。なにこの方言。夢をかなえるゾウの二番煎じ?(どっちが先か知らないけど…) そういえばあのゾウさんも私好きじ...
職場の人間関係の突破口になるかと思い…というか、多分SNSで絶賛されてて気になった…メルカリで安く手に入った…タイミングだったのかも。 まず、この犬のキャラが好きじゃない。なにこの方言。夢をかなえるゾウの二番煎じ?(どっちが先か知らないけど…) そういえばあのゾウさんも私好きじゃなくて、最後まで読んだけど共感できなかった。私こういう、普段はしゃべらないキャラが出てきて何か講釈を垂れる話って好きじゃないのかも。 というわけで第一印象はあまり良くない。 そして、CEOのアンナ。天才役で出ているんだけど、女なのになぜか、明らかに男っぽい喋り口調。違和感ありありで進む。 読み終わると、最初の感想とは違って、なるほどなぁと分かる部分も多々あった。キャラ設定さえ変えてくれれば…と思う。 私自身、天才秀才凡人のどれに当てはまるだろう、と考えてみたが、どれもピンと来ない(どうでもいいが、「凡人」という言葉はかなりのパワーワードだと思う。本の中の解釈では劣っているというわけではないが、知らず知らずのうちに、自分はこれでないことを祈ってしまう)。 結局人は、10割天才とか秀才というわけではなく、3種のブレンドでできていて、それも時と場合によって違ったりもするらしい。そちらの解釈の方が納得できる。 私の職場では職業柄、天才は生きにくい職場だと思う。規則、決まり、常識、他者への共感や調整が重んじられ、イノベーティブな改革が必要な場面は少ないからだ。変わった人は弾かれる、そんな職場だ。でも常日頃から、この人は才能あるのに活かせていないなぁ、こういう仕事任せたらもっと輝くのに…と思ってしまう「癖」が私にはあった。規則に縛られ他者から疎んじられ、でも得意分野があることがわかっていたから。でも他人からは、なんでそんなこと考えるの?と言われた。 自己分析では私は天才:秀才:凡人=1-2:4:4-5くらいな気がする。組織のルールの中で再現性を持って働くこともできるし、他者への共感も高い。でも創造性は低い。天才への憧れはあっても嫉妬はあまりない。自分とは違う人種だと分かるからだ。天才のことを、理解できないと跳ね除けることはしていないと思う。心のどこかで凡人を下に見ているときはある気がする(自分も半分凡人だが)一方、秀才を、頭が堅いと蔑んでいる一面もありそう。 大事なのは自己分析、他者分析をした上で、この武器を時と場合に応じてうまく使い分けていくことだと思う。本当に、使われ方次第でそれぞれの持っている強みが、0にも100にもなってしまう可能性がある。そして、そういう職場、特に殺されている天才が今の日本には多いと思う。 最終的にはなかなか興味深い内容であり、付録でついてる読者からの感想がとても臨場感があり、実生活に落とし込むのに有用だった。
Posted by
本屋の立ち読みで45分位で軽く読んでしまった 同じ営業職でもスタートアップと大企業のそれでは求められるものが違うから向いてる人のカテゴリーが変わるってことにハッとさせられた。 天才→興味を示すものが存在or認知パターンがある 秀才もknowledgeばかりにこだわる人とrig...
本屋の立ち読みで45分位で軽く読んでしまった 同じ営業職でもスタートアップと大企業のそれでは求められるものが違うから向いてる人のカテゴリーが変わるってことにハッとさせられた。 天才→興味を示すものが存在or認知パターンがある 秀才もknowledgeばかりにこだわる人とright/wrongにこだわる人 前者はほぼ害やねんて。そりゃそやわな 思いを伝えるには他人から得たり、意味幅を狭めた専門用語ではなくて、小学生でも分かるような単純な言葉で伝えることが大事。
Posted by
美味しいとこだけつまんで書いてます。 後から自分が見返す用のまとめです。 ●人生は配られたカードで勝負するしかない 軸→その人が「価値」を判断する上で前提となるもの。絶対的。 評価→軸に基づいて「GOOD」や「BAD」を評価すること。相対的。 天才→「創造性」を軸として、評価...
美味しいとこだけつまんで書いてます。 後から自分が見返す用のまとめです。 ●人生は配られたカードで勝負するしかない 軸→その人が「価値」を判断する上で前提となるもの。絶対的。 評価→軸に基づいて「GOOD」や「BAD」を評価すること。相対的。 天才→「創造性」を軸として、評価。 秀才→「再現性(≒論理性)」を軸として、評価。 凡人→「共感性」を軸として、評価。 3つの才能は、軸を異にするため根本的に交わることがない。というか会話が成立しない。同じ評価の仕方で才能を測ることは、所謂畑違いにあたる。 ・主語(軸)の違いを理解する 凡人 Iタイプ→主語は自分(I) Yタイプ→主語は相手(you) Wタイプ→主語は家族や仲間(we) 秀才 Kタイプ→主語は知識(knowledge) Rタイプ→主語は善悪(right or wrong) 天才 Xタイプ→主語は存在。世界は何でできているか。 Yタイプ→主語は認識。人々は世界をどう認識するか。 ・才能×武器=世の中が認知できる成果 創造性と相性の良い武器 アート、起業、エンジニアリング、文学、音楽、エンターテイメント 再現性と相性の良い武器 サイエンス、組織、ルール、マネジメント、数学、編集、書面、法律 共感性と相性の良い武器 言葉、マーケティング、SNS、写真、対話、地域 実際にはパッキリと3タイプに人間を分けられるものではなく、例えば創:再:共=5:4:1のように当人の価値観は構築されている。 自身の才能タイプは何か、場面に応じた武器の使い分け方など、試行錯誤を繰り返し、才能を活かせるようになった瞬間に、最高の自分と出会える。
Posted by
組織の人物を天才と秀才と凡人に分けて、 それぞれの強みを生かすにはどうすればよいのかについて、 とても面白い投げ込みがなされています。 小説仕立てになっているので、読みやすいです。 最後の巻末にその小説(ブログ?)を読んだ感想がまとまっていて、 色んな人が投げ込みに対してどう感じ...
組織の人物を天才と秀才と凡人に分けて、 それぞれの強みを生かすにはどうすればよいのかについて、 とても面白い投げ込みがなされています。 小説仕立てになっているので、読みやすいです。 最後の巻末にその小説(ブログ?)を読んだ感想がまとまっていて、 色んな人が投げ込みに対してどう感じたのかがまた興味深いです。 小説としては、こういう終わり方?って感じでしたが、 投げ込みとしてはこれでいいのかもしれません。 「天才を殺す凡人」 この本を読めば、タイトルの意味が分かるんじゃないかと思います。
Posted by
身近な職場の人間関係、の内容ではなかった。 会社のバカみたいな評価システムがそもそも天才を生かせない。
Posted by
凡人は共感性、秀才は再現性、天才は創造性で評価する。 評価軸が異なれば当然噛み合わないので、潰し合いになるのも納得。 それでも結局は、自分に配られた能力で戦うしかない。 だからこそ、まずは自身の持つ才能とそれの使い方を知ることが大事。 そのあとは、負けても良いからその才能で勝負し...
凡人は共感性、秀才は再現性、天才は創造性で評価する。 評価軸が異なれば当然噛み合わないので、潰し合いになるのも納得。 それでも結局は、自分に配られた能力で戦うしかない。 だからこそ、まずは自身の持つ才能とそれの使い方を知ることが大事。 そのあとは、負けても良いからその才能で勝負し続ける。 そうすることで過去最高の自分に出会うことができる。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・人を大きく天才、秀才、凡人に分類し、それぞれの得意分野や活かし方を解説する。 ・また、誰もが3つの要素を持ち合わせており、その割合によって、武器になりやすいものや見方・考え方が異なると説く。 ・自己理解、他者理解がすすむ本だと思う。 ・自分が無意識に持っている効率的・論理的な人至上主義について考えさせられた。 ・就活や転職を通して自己分析本はわりと多めに読んできたと思っていた自分にとっても新発見が多く、納得の分かりやすさ、実践しやすさだったため★5 ■印象に残った内容 ・会社における、多数決にある罠 ・秀才が天才を殺してしまうことがあること ・オセロをひっくり返すほど聞き手に届かせるには、自分の言葉(小学生にも通じるレベル言葉)で伝えた時 ・天才、秀才、凡人の見分けかたはその人が話す主語でわかる(世界や心理or善悪or人メイン)
Posted by
多様性とか色々言われる世の中、自分の尺度で人をはかっちゃいけないよ、といわれた理由を分かりやすく教えてくれる。
Posted by
90分で読めるビジネス本 ただ、この見方に驚き 天才、秀才、凡人 人はどの才能ももちつつ、そのバランスで 適材適所がある その使い方を小説調で書かれた本 大企業で働くひとにぜひ読んでほしい
Posted by