天才を殺す凡人 の商品レビュー

北野唯我(著者)

2020/09/12

天才＝創造性
秀才＝再現性
凡人＝共感性

スーパーエリート＝創造性x再現性
最強の実行者＝再現性×共感性
共感の神＝共感性を極め、才能を発見(根回し
おじさん)

会社の経営はアートxサイエンスxクラフト
※サイエンスの説明能力が高すぎて、
アートやクラフトを殺してしまう事がある
また、フェーズや職種によって求められる資質が異なる

相手を動かすプレゼンを行う時は、難しい経営用語は禁止

2020/09/09

転職の思考法といい、とても腑に落ちる
これを更に腑に落ちる説明・紹介をする人気YouTubeは凄いな、こういう人達は再現性と共感力を持った最強の実行者なんだろうか

2020/09/09

・この本を一言で表すと
人間を3種類の特性に分け、相互の強みと弱みを理解すればコミュニケーションはうまくいく。

・読み終わって感じたこと
みんな必ず何かしらの才能を持っている。その才能をうまくつなぎ合わせたとき、本当に素晴らしいものが生まれると思った。

・印象に残ったシーン
天才はコミュニケーションの断絶によって殺される。

・こういう人におすすめ
自分に自信がない人。
新しいことに挑戦したいけど一歩踏み出せない人

2020/09/02

時代が変わればルールが変わる。
ルールが変われば天才は失敗する。
そして凡人は掌を返したように天才を見放す。

そして天才は孤独を深める

凡人が天才を殺す意味を理解した時ゾッとした。
それでも凡人がいなければ天才は生まれないから
本当に表裏一体だなと感じた。

わたしもまずは自分の才能を知るところから始めよう

2020/09/01

「天才」「秀才」「凡人」とか三角関係となっており、それぞれに与えられた役割がある

ファッショントレンドの流れのようなもの

橋渡しとなるその間の人間が重要

2020/08/30

あとがきにもある通り、才能というものについて、すごくシンプルに、たった三つに分けることで説明してくれている。
そして、それらの才能（を持った人）が組み合わさることでイノベーションが起こる、つまり社会が前に進んでいくということを伝えてくれた。
「天才や秀才になるためにはどうするか」や「共感性を持つためにどうするか」ではなく、「自分は何が得意なのか、それはどう活かせば社会のためになるのか」、そんなメッセージを受け取れたと思っている。
しっかり自分に向き合い、社会のために全力を尽くそうと思いました。

ちなみに、最も気に入った言葉は「他人の言葉をデトックス」というものでした。他人の言葉で語っている人の言葉では動く気になれないし、自分自身も反省しないとなと思いました。

2020/08/14

面白い内容だったと思う。
物語で話が進むので自己啓発本としてはすごく読みやすかった。
天才と秀才と凡人といった3つのタイプそれぞれに優劣はなく相性があるだけと考えさせられた。
自分の武器を文字にしてくれていることで初めて自覚させられたような気さえした。

結局は無いものを求めても仕方ない凡人にだって天才や秀才にないカードを持っている。

2020/08/11

天才、秀才、凡人という3種類のタイプに分けられるという考え方を学べた。その中で、自分はそれぞれ何%ずつそれぞれのタイプに分類されるのかを考え、これからの自分の振る舞い方を見直すきっかけとなった。自分は天才ではないとしても、その天才がどのような特性を持ち、自分はどのようなことができるのかを理解することは重要だと思う。自分の周りの人間がどのタイプに分けられるのかを考えて、接し方を考えていきたい。

2020/08/09

前著の『転職の思考法』でもそう思ったし、巻末のご本人の解説にも書かれているように、小説形式にすることで、ある程度内容が絞られスッキリする。その結果、単なる勉強本にならずに、エッセンスが頭に入ってくる。「3者の関係性」を表す図と、天才、秀才、凡人、そしてその間の橋渡しをする者を表すベン図がとても分かりやすい。「経営はアート、サイエンス、クラフトの組み合わせ」で山口周『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか？』、「お土産は旅の賞味期限を伸ばす」で西野亮廣『革命のファンファーレ』とリンク。

2020/08/06

この著作に沿って自己分析すると「全くの凡人で、主人公の青野のような共感の神の領域に片足を入れているが、その足は着地していない」かな。普段仕事をしながらツラツラと思っていたがはっきりとせず、モヤモヤしていたことを言語化してはっきりと提示してくれたことに、この本の魅力と意義がある。普段の会社での自分が如何に「自分の言葉」で喋っていないかを痛感させてもらった。