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書店ガール(7) の商品レビュー

4

78件のお客様レビュー

  1. 5つ

    18

  2. 4つ

    38

  3. 3つ

    15

  4. 2つ

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2021/01/06

図書館に7があり、前回2を読んで面白かったから借りたらまさかの最終回。 でも、期待通りみんな色々あるけど奮闘して前向きに頑張っている様子が読んでいて心地よかった。 とても現実的で小説というよりすぐ隣で起こってる出来事みたいなのが不思議。 1からちゃんと読みたい。

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2021/01/03

シリーズ通して大変面白かった。 ドラマをきっかけに読み始めたが、出会えてよかった本。 出版不況、本が売れない時代と言われるが本屋を取り巻く環境の厳しさ、そこで働く店員さんの創意工夫などがよくわかった。もともと本屋で本を買うことが多いが、本屋をこれ以上減らさない為にもネットより本屋...

シリーズ通して大変面白かった。 ドラマをきっかけに読み始めたが、出会えてよかった本。 出版不況、本が売れない時代と言われるが本屋を取り巻く環境の厳しさ、そこで働く店員さんの創意工夫などがよくわかった。もともと本屋で本を買うことが多いが、本屋をこれ以上減らさない為にもネットより本屋で買おうと強く思った。 理子と沢村の話は切なかったが、リアルでよかった。 最終巻だが、もし続編が出ることがあれば是非読みたい。

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2020/12/12

書店ガール、完結。主役を務めたガールズのいまを連作短篇集としてまとめている。その中でも核をなすのが理子ですが、胸のすくエンターテイメントのして終わらせることがなく、現実を直視して描かれており好感を持った。 出版業界は誰もが認める斜陽産業だが、その末端の書店の現実としてはやはりこん...

書店ガール、完結。主役を務めたガールズのいまを連作短篇集としてまとめている。その中でも核をなすのが理子ですが、胸のすくエンターテイメントのして終わらせることがなく、現実を直視して描かれており好感を持った。 出版業界は誰もが認める斜陽産業だが、その末端の書店の現実としてはやはりこんなものだろう。店舗名を残すこだわりが書店員にここまであるのは少々懐疑的ではあるが、会社経営に抗う書店員と翻弄されるエリアマネージャーという展開はとても盛り上がり、一挙に読めた。 現実は書店も商売であり古いお店に味わいがあると慕ってくれるお客はいずれいなくなる前世代の人たちであろうから、経営判断は間違ってはいないと思いつつ、書店員の本棚を作るこだわりが無くなるのでは、という危惧には同意する。 図書館では読みたい本がなかなか見つからないのに書店ではあっさり見つかるのは書店員のこだわりの本棚作りの賜物だと感じる。 書店の実店舗は本当に本との出会いの場だと訪れる度実感しており、頑張ってほしいと思う。 第一章、愛菜による学校司書の短編も好みです。 完結になっていますが、それを返上し、主人公達のその後も執筆して欲しいと感じました。

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2020/12/06

シリーズ完結ということで、4人の書店ガール1人ずつの物語が章立てて綴られている。子供の頃から1度本屋で働いてみたいと思っているけど、なかなか機会がなく、多分もう叶うことはないだろう。「書店ガール」というタイトルは「書店がある」とのダブルミーニングなのかなと思っているんだけど、書店...

シリーズ完結ということで、4人の書店ガール1人ずつの物語が章立てて綴られている。子供の頃から1度本屋で働いてみたいと思っているけど、なかなか機会がなく、多分もう叶うことはないだろう。「書店ガール」というタイトルは「書店がある」とのダブルミーニングなのかなと思っているんだけど、書店で働いたことのない自分はシリーズを読んで初めて書店がどうやってそこに成立しているかということに思いが至ったし、リアルな店舗として書店がある、存在していることへの幸せを噛み締めています。お得意様の広瀬も草葉の陰で……え、死んでな

Posted byブクログ

2020/07/31

本屋さん応援小説。 印象に残った文章 ⒈ ビブリオバトル ⒉ 本ほど衝動買いが多いものはない。 ⒊ お客さまにとって、特別な一冊を手渡すために、私はここにいる。

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2020/08/07

シリーズ最後まで読み通せたことに、深い満足を覚える。 書店の大チェーンや地方の特色や伝統のあるお店、地域に根差すブックイベント、図書館、ブックカフェ…本をめぐる現在を、色々な角度から見せてくれる。 そこに関わる人の、本への想いも。 学校図書館で司書をしながら読書クラブの顧問をす...

シリーズ最後まで読み通せたことに、深い満足を覚える。 書店の大チェーンや地方の特色や伝統のあるお店、地域に根差すブックイベント、図書館、ブックカフェ…本をめぐる現在を、色々な角度から見せてくれる。 そこに関わる人の、本への想いも。 学校図書館で司書をしながら読書クラブの顧問をする愛奈の話は、この間読んだ『図書館のキリギリス』を思い起こした。 シリーズの最終だからといって、いかにも終わり終わりした感じではない。 ただ、この作者は、お話を作り上げていくのがうまいなあ、と感心しながら読む。 この巻は理子の物語が中心。 私は、この人物が好きなので、余計に満足感が高かったのかもしれない。 興文館書店の東日本マネージャーとして、仙台櫂文堂書店本店の閉店話が持ち上がる。 本社の意向と、現地の書店員の想いの板挟みになる姿は痛々しかった。 書店員の発信力もあって、地元の文化人や行政まで口を出してくることになり、本社も見過ごせなくなる。 しかし、そこは池井戸潤の一部の小説ような、逆転ホームラン、スッキリ!の大団円とはならない。 さばさばした感じで福岡店の店長に「左遷」されていく理子を、ほろ苦い思いで見送った。 まあ、そこがリアルで、説得力を感じたところだったわけだが。

Posted byブクログ

2020/04/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ついにシリーズ完結ですねー。 まさか7巻まで出ているとは知らなかった。 最後は、いろんな書店との関わり方総まとめな感じで面白かったけど、理子さんの章だけは、ちょっと違和感だったな。 理子さんてそんな人だっけ?という感じもしたし、なんか、沢村さんと、壁ありすぎじゃんて感じもしたし。 まぁ、相変わらず総じて面白い本でしたよ。 この本が、一年に一冊の緩さで出たとは知らなかったが。 最後の解説の、10年後の理子さんの話を読んでみたい、という話は、なんとなく同感(笑)。

Posted byブクログ

2019/11/23

ドラマ版視とけばよかったな・・。 それぞれに充実したその後。 特に理子は10年後も読みたい。 でも結局女子4人とも恋愛関係に落ち着くのかと 腑に落ちない面も。

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2019/11/22

遂に完結。これまでの主人公達のそれぞれが描かれていた。理子編が1番しっかりした内容で、切ないけど納得の着地点だと思う。 中学生達のバトルも面白かった。 今度本屋さんに行ったら棚をじっくり見てみようと思う。

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2019/10/30

2019.10.30 ずっと読んでいたシリーズの完結作。1年に一度のペースだったのかと、解説であらためて知った。 この7年で、自分自身も電子書籍を読むことが増えた。ネットで本を買うことも。 けどやっぱり本屋さんに行くこと自体は相変わらず好きだ。棚を眺めているだけでわくわくする。電...

2019.10.30 ずっと読んでいたシリーズの完結作。1年に一度のペースだったのかと、解説であらためて知った。 この7年で、自分自身も電子書籍を読むことが増えた。ネットで本を買うことも。 けどやっぱり本屋さんに行くこと自体は相変わらず好きだ。棚を眺めているだけでわくわくする。電子書籍で読んだものを、もう一回買うこともある。 お店の規模や立地によって、置いてある本の種類も様々。そういうことを考えるようになったきっかけが、きっとこの小説だと思う。書店員さんの思いとか、お店作りの考え方、フェアの開催の仕方とか、本屋についてのいろんな要素をこの小説で感じることができた。 願わくば本屋さんがこれ以上無くなることはないようにと思わずにはいられない。

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