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書店ガール(7) の商品レビュー

4

78件のお客様レビュー

  1. 5つ

    18

  2. 4つ

    38

  3. 3つ

    15

  4. 2つ

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2023/03/15

シリーズもついに完結! 理子は最後まで本部の上司と現場の板挟みにあいながらも頑張った。読んでいて『そんなことこの立場の人に言っても仕方ないでしょー!』と、心の中で叫んでました。(苦笑) そして、理子の恋?は今回も涙で終わる。しかし、それでも前を向く姿がカッコいい! 良い終わり方で...

シリーズもついに完結! 理子は最後まで本部の上司と現場の板挟みにあいながらも頑張った。読んでいて『そんなことこの立場の人に言っても仕方ないでしょー!』と、心の中で叫んでました。(苦笑) そして、理子の恋?は今回も涙で終わる。しかし、それでも前を向く姿がカッコいい! 良い終わり方でした。 7冊もあって途中で飽きないかな?内容が似た感じにならないかな?と、心配していましたがそんなこと全然なく楽しめました。

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2023/01/04

完結してしまった…。 書店を巡る熱い感情がぶつかり合うお話が大好きでした。初期のテーマと登場人物絞った頃のほうが好みではあるけども、一気に読んでしまうのは変わらず。年始のよき1冊目になりました!

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2022/12/29

碧野圭さんの本は途中の状況が辛すぎて読めなくなる事がままあるので、ある程度周りの状況やら体調やら大丈夫な時じゃないと挫折する、と覚悟して読み始めたけれど大丈夫だった。これでシリーズ完結というのは寂しいし、理子店長にもプライベートでの幸せがあるといいなと思っていたから、それは残念。

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2022/11/07

シリーズ完結。 あーあ、読み終えてしまった、続編読みたい! 登場人物それぞれの旅立ちが短編集のようにまとめられている。 本と本屋さんを改めて好きになった小説。 本屋さんに行く事がとても楽しみになりました。 それぞれに別れをする出来事がありでも皆が前を向いて新しい環境に根づこうとし...

シリーズ完結。 あーあ、読み終えてしまった、続編読みたい! 登場人物それぞれの旅立ちが短編集のようにまとめられている。 本と本屋さんを改めて好きになった小説。 本屋さんに行く事がとても楽しみになりました。 それぞれに別れをする出来事がありでも皆が前を向いて新しい環境に根づこうとしている。 どんなに大切に思う相手であっても別れる時はくる。新しい場所で生きていくのはそういう事なのかも。そしてまた新しい出会いがある。 でもやっぱり登場人物のその後が読みたいなー。

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2022/10/18

愛菜の第1章がいい。 中村のビブリオバトルが良すぎて感動した。 おとなが子どもの気持ちを書くって偽善っぽい、と登場人物に喋らせた作者の碧野圭さんが、子どもの気持ちを書くって、期待値を上げてるなぁと斜に構えて読んでいたのだけど、リアル過ぎて驚いた。 重松清さんの「きみの友だち」...

愛菜の第1章がいい。 中村のビブリオバトルが良すぎて感動した。 おとなが子どもの気持ちを書くって偽善っぽい、と登場人物に喋らせた作者の碧野圭さんが、子どもの気持ちを書くって、期待値を上げてるなぁと斜に構えて読んでいたのだけど、リアル過ぎて驚いた。 重松清さんの「きみの友だち」から抜粋された文章に感動しているのか、それを取り上げた中村の発表に感動しているのか分からなくなるけど、大好きな書店ガールシリーズの中でも一番好きなエピソードです。 このシリーズ、7巻で完結だそうです。西岡理子と小幡亜紀の続きが読めなくなるのが残念です。

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2022/09/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

遂に最終話。 ペガサス書房の閉店で始まり、櫂文堂書店の閉店で終わる。ずっと、本屋の意味・意義を問い続けてきた。同時に、ネット通販には勝てない現実も。 「モノではなく体験を売る」リアル店舗は語る。しかし書籍の場合、、店舗で売るものと、ネットで買うものに、恐らく違いはない。ホントの”体験”は、”買う”ことではなく、”読む”・”感じる”ことにあるからかもしれない。”買う”ことはその第一歩で。(自宅にも読まずに積み上がった本が…) 本屋の「体験」は、ブックリストの拡張版なのかもしれない。書店員・沢村さんが語るような、「お勧めの本」があれば足りるのか。無目的に本屋を巡って、偶然目にする手にする”本”を選ぶからよいのか。時に悩む。例えば、本書はリアル店舗で手にすることは、きっと無い。この現実を私たちは、受け止めるしかないのか、と。 「効率とか合理化、数値化できないところに良さがある」と説く。私たちは、「書店」の良さを味わう最後の世代になるかもしれないと、考えながら、理子さんの涙に想いを重ねたい。

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2021/10/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

"書店ガール"シリーズの最終巻。これまでに出てきた4人の女性店員たちのその後を描いている。 中学校の司書になった愛奈は、生徒のビブリオバトル開催を手伝うが、子どもたちが周囲から浮かないよう気を使いながら暮らす様子は少し痛々しい気がした。 取手駅の書店閉店後、彩加は地元の沼津に戻り、その地に馴染もうとする。 新興堂チェーンの東日本地区のエリアマネージャー、理子は、仙台店である櫂文堂のさらなる合併を聞き、社員たちの新店舗での雇用に心を砕くが、社員の多くや地元の住民たちは書店名が変わることに最後まで抵抗する。 大型店舗ばかりが増え、特徴のある書店が消えていく今の流れは、本好きにとっては残念なことだが、働く人たちが誇りと自信を持って働ける職場は素敵だと思った。そして、櫂文堂の沢村店長は辞職し、理子の淡い恋心も終わる。 そして、育休後、本部で働いていた亜紀は、吉祥寺店に店長として戻る。 それぞれが新しい場所で、前を向いて進もうとする姿に、少し元気をもらえた。

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2021/09/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

冒頭、前を走りバトンを繋ぐリレーの描写があり、そういう事なんだろなと思い、良い始まり方だと感じました。 描き終わりは女傑ではなく前向きなアキで締めているのもとても良い終わり方でした。 「本を語る事は自分を語る事」 「読み通した本は自分の地肉となる」 書店ガールのナンバーの中で一番、好きな言葉です。 完結まで読み通してよかったと思える作品でした。

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2021/03/31

書店ガール完結編。4人の登場人物が新たなステージに向かう爽やかなラストでした。 自分の内側を見せるのが苦手で、自分の読んだ本のこととかあまり人に話せないけど、ビブリオバトルみたいに他の人のおすすめはぜひ聞いてみたい。いつか私ももっと人に伝えられるようになりたい。

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2021/02/14

シリーズ通して大変楽しませて頂きました。 最後となる第7巻。それぞれ主役であったヒロインのアフターストーリー的(全4話)な本作です。 再び、このヒロインが活躍する話が読みたいです。

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