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書店ガール(7) の商品レビュー

4

78件のお客様レビュー

  1. 5つ

    18

  2. 4つ

    38

  3. 3つ

    15

  4. 2つ

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2024/09/07

完結編。当初は舞台の吉祥寺に馴染みがあり惹かれた作品でしたが、舞台が茨城や仙台に移っても興味を失わず最後まで楽しめました。ネットで本は簡単に手に入る時代になり書店の経営は益々厳しくなりますが、書店員の意気込みや熱量を感じられ今後書店に行くのも楽しみになりました。

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2024/09/25

ついに完結。 いい本に出会えたと思う。 本作は個人にスポットを当てて話が進んでいく。 彩加の章では最後のまなみとのシーンはぐっとくるものがあった。 中村くんのビブリオバトルの本音のところも良かった。 西岡理子は管理職としての立場と現場との板挟みで重たい話がだったが、ビジネスで...

ついに完結。 いい本に出会えたと思う。 本作は個人にスポットを当てて話が進んでいく。 彩加の章では最後のまなみとのシーンはぐっとくるものがあった。 中村くんのビブリオバトルの本音のところも良かった。 西岡理子は管理職としての立場と現場との板挟みで重たい話がだったが、ビジネスではあり得る話だったし、その後の処遇もしかたないのかなと。 最後に亜紀を登場させることで、前向きに終わらせるのは良かった。さり気なく田代を登場させ、理子との関係を想像させるのも読者心がわかってる憎い演出。 これで終わるのはさみしいがこれまでの登場人物にもしっかりとフォーカスしており、大団円というわけではなかったが、いい締め方だったんじゃないかな。

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2024/07/30

愛奈は学校司書に、彩加は実家の本屋をついでブックカフェに、理子はエリアマネージャーから博多店の店長に、亜紀は吉祥寺店の店長に。 それぞれがどのような道を歩み始めたか記されている。 シリーズも完結。 仙台の櫂文堂の話は重かったが面白かった。

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2024/06/18

ついに完結編。 身近にあり、よく行く書店だったけど、書店のことはネットで買うのと同じくらいのことで考えていた。でも思い返すと書店に行くたびにいろんな本が自然に目について、新しい作家や小説に出会うことが多く、読書の幅が広がったりした。それはこんなふうに書店員の方が頑張っていたからな...

ついに完結編。 身近にあり、よく行く書店だったけど、書店のことはネットで買うのと同じくらいのことで考えていた。でも思い返すと書店に行くたびにいろんな本が自然に目について、新しい作家や小説に出会うことが多く、読書の幅が広がったりした。それはこんなふうに書店員の方が頑張っていたからなんだと知る小説だった。未来を変えるために、いま、行動をする、それを考えさせられるシリーズでした。みんな幸せになると良いな

Posted byブクログ

2024/06/08

とうとう完結してしまった。 当然ながら、1巻よりも歳を重ね、仕事の役割が代わっていたり、活躍の場が変わっていたりで、みんな成長したなぁ。 本や本屋さん、書店員さんを大事にしたくなる完結編だった。

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2024/02/17

今作品でシリーズ完結。 このシリーズ7巻を読み進めるうちに、自分の知らない作家や作品を数多く知ることができて、読書の幅が広がった。 また、出版業界や書店業界の内情に触れ、今までただ本を探しに行った本屋さんの見方が変わり、楽しみが増えた。

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2023/11/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

完結編ということで各キャラクターのエピローグ集的な1冊。 前半の2編は書店の部分は薄めでガールの部分多め。 後半の2編というか理子の章ががっつり書店。 なんとまぁ、シリーズを通してすごい閉店数。 これが日本の書店の現状なのかと思うと暗澹たる気持ちに、 次に日本に行く時には本屋を見つけるのに苦労しそうだな。 こちらも10年前までは複数の日本書店があったのだが、今残ってるのは紀伊國屋書店ぐらいか、寂しい。 どれかまたはどこかで胸のすく展開が欲しかった、どれも物悲しい物語なのはシリーズが完結するからか? あ、亜紀はあっさりしてなぁ。 シリーズを通して満足しました。

Posted byブクログ

2023/10/26

このシリーズを読むのが久しぶりすぎて、正直登場人物の名前を聞いてもピンとこなかった。 でも、読んでいくうちにだんだんと記憶が蘇ってきた。 そうだった、あの時のあの人だ!と閃いてからは、ページを繰る手が止まらなくなる。 理子の章は、現場と本社との間に板挟みになる辛さが辛いほど伝わ...

このシリーズを読むのが久しぶりすぎて、正直登場人物の名前を聞いてもピンとこなかった。 でも、読んでいくうちにだんだんと記憶が蘇ってきた。 そうだった、あの時のあの人だ!と閃いてからは、ページを繰る手が止まらなくなる。 理子の章は、現場と本社との間に板挟みになる辛さが辛いほど伝わってきて、胃がキリキリした。完全に理子の気持ちとシンクロしていた。 本書でシリーズ完結ということで、これからのお話は読者の想像に委ねられるところだけれど、それぞれの未来の道を進んでいく彼女たちが、幸せに本と付き合っていけるようにと強く祈る。

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2023/06/10

正直この巻が一番面白くなかったけど、書店で本を買う大切さを学んだし、このシリーズで書店にも書店の仕事にもすごく興味が湧いて、本当にこのシリーズに出会えてよかった!

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2023/04/18

愛奈 高梨愛奈 中高一貫の私立で、中学校の司書教諭をしている。読書クラブの顧問 井出聡司 読書クラブ。三年生。クラブ対抗リレーで十メートル以上の大差をつけてゴールインした。サッカーのクラブチームのエース。 高橋睦 バスケット部顧問。四十代後半のベテラン英語教師。 碇信一郎 ...

愛奈 高梨愛奈 中高一貫の私立で、中学校の司書教諭をしている。読書クラブの顧問 井出聡司 読書クラブ。三年生。クラブ対抗リレーで十メートル以上の大差をつけてゴールインした。サッカーのクラブチームのエース。 高橋睦 バスケット部顧問。四十代後半のベテラン英語教師。 碇信一郎 読書クラブ。三年生。芸能事務所のアイドル養成スクールに出入りしている。 福永卓也 読書クラブ。二年生。サッカーのクラブチームに所属している。 中村奏大 読書クラブ。三年生。入学以来、学内テストでトップの座を明け渡したことがないという秀才。 高田ふみ 読書クラブ部長。 松川知弥 読書クラブ書記。 石本秀一 学校近くのブックカフェ『びいどろ』の初老のマスター。 安部浩子 読書クラブ。二年生。 青木知子 読書クラブ。二年生。 西岡理子 新興堂書店吉祥寺店店長。 彩加 宮崎彩加 会社を辞めて沼津の叔母の本屋を引き継ぎブックカフェを始める。 荒木百合香 彩加の高校時代からの親友。地元の国立大学を卒業したが、震災後の就職氷河期で思うような就職口がみつからず、現在は子ども服販売の大手チェーンでアルバイトをしている。 小澤まなみ 彩加の高校時代からの親友。地元のスーパーに就職したが、パワハラする上司と対立、清く辞めてしまった。いまはアルバイトを転々としながら暮らしている。 加藤晴子 彩加の高校時代からの親友。子どもが生まれたばかりなので外出ができない。 大田英司 トルコパンの職人で彩加のビジネス・パートナー。 増田潤 地元密着の書店『丸三書店』に勤めている。彩加達と高校で同じクラスだった。 理子 西岡理子 新興堂書店東吉祥寺店店長兼日本エリア・マネージャー。 沢村稔 理子の管轄する店のひとつである櫂文堂書店仙台本店の店長。 岡村真理子 櫂文堂書店仙台本店の文芸担当。撤退した町田ブックス仙台支店の文芸書担当だった。業界では有名。理子は仙台版小幡亜紀だと思っていた。 社本貴史 郷土研究家。ラジオパーソナリティ。 津村好子 櫂文堂書店仙台本店の事務員。 星野 新興堂書店本部の総務部長。理子をこの会社にスカウトした人物。 鈴木正太郎 新興堂書店吉祥寺店副店長。 内田めぐみ 新興堂書店吉祥寺店文庫担当。 加山 東松山図書館副館長。 中田哲也 新興堂書店事業部長。理子の直属の上司。 田口 櫂文堂書店大崎店店長。 平野 櫂文堂書店山形店店長。 佐藤智則 櫂文堂書店仙台本店副店長。 亜紀 小幡亜紀 新興堂書店吉祥寺店店長。 小幡光洋 亜紀の息子。 山崎初代 新興堂書店吉祥寺店副店長。 近藤和馬 アルバイトから契約社員に昇格した。 西ヶ谷梨香 新興堂書店吉祥寺店文芸書担当。 三田孝彦 数年前に会社を辞めて、中堅出版社で営業職に就いているらしい。 久田薫 新興堂書店吉祥寺店パート主婦。

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