対岸の家事 の商品レビュー
専業主婦、共働き夫婦、2年の育休を取った専業主夫などが登場。育児にまつわるリアルなエピソードが濃縮されて詰まっている。周りから家事・育児の大変さが理解されない苦しさに胸が詰まる。全日本人に読んでほしい。 ○共感した・刺さった箇所 仕事に専念できる人しか出世できないなら、誰も子供...
専業主婦、共働き夫婦、2年の育休を取った専業主夫などが登場。育児にまつわるリアルなエピソードが濃縮されて詰まっている。周りから家事・育児の大変さが理解されない苦しさに胸が詰まる。全日本人に読んでほしい。 ○共感した・刺さった箇所 仕事に専念できる人しか出世できないなら、誰も子供なんか産まない。p.74 (男性が2週間の育休を取って)「育児休暇、楽しめましたか?ゆっくり休めましたか?」(中略)休暇じゃない。育児休業だ。p.93
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専業主婦は絶滅危惧種。 色々と考えさせられる話。 まだまだ日本も捨てたものじゃない。 専業主婦でもワーママでも、シンママでも、育メンでも色々ある。 そして、希望を感じるストーリー 続きが気になって、あっという間に読み終えてしまった。 いろんな人に読んでもらいたいと思う本
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専業主婦だからとかワーキングママだからとか、はたまた専業主夫だからとか。 人それぞれ生き方なんて自由なのだから、他人の生き方を意見することなんて誰にも出来ないと強く感じた。 特に結婚してからの女性のあり方は、専業主婦は暇を持て余しがち、ワーキングママは家事をおろそかにしがち、と批...
専業主婦だからとかワーキングママだからとか、はたまた専業主夫だからとか。 人それぞれ生き方なんて自由なのだから、他人の生き方を意見することなんて誰にも出来ないと強く感じた。 特に結婚してからの女性のあり方は、専業主婦は暇を持て余しがち、ワーキングママは家事をおろそかにしがち、と批判される。 そのあたりの考えを上手く生かした作品になっているかと思った。
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TVで紹介され話題! 特別なことなんて、ひとつもない。何気ない日常でさえ必死でもがく人たちを描く、ファミリーストーリー。
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最初は読んでて苦しかったけど(主婦、ワーママ、育休パパ、立場が違うと分かり合えないんだな〜と感じてしまって・・・)、読み進めるにつれて救いがあった。 今はいろんな選択肢があるから、自分を正当化したいがために他の立場の人を悪く言ったり、優位に立ちたくてマウンティングしたりとかが現実...
最初は読んでて苦しかったけど(主婦、ワーママ、育休パパ、立場が違うと分かり合えないんだな〜と感じてしまって・・・)、読み進めるにつれて救いがあった。 今はいろんな選択肢があるから、自分を正当化したいがために他の立場の人を悪く言ったり、優位に立ちたくてマウンティングしたりとかが現実として起こるけどさ、結局は人と人の関係だよね。 隣から見たら自分の庭は青く見えるかもしれないし、優位に立ちたい人は案外自信がないのかも。 他の立場の人を批判したりせずに、ゆったり構えて、目の前の人たち(もちろん家族や友人が一番だけど、関わる人すべて)を大事に生きていきたいなぁと思った。
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詩穂が母からかけてもらった言葉。 「ゆっくり、ゆっくり」 「あなたもいつか紫陽花を探してみてね」 一時は孤独な子育てが辛くて、死を考えたこともあった詩穂が、暗闇の中で白く咲く紫陽花を見つけて思いとどまった。 専業主婦でいることの焦りを感じたとき、日々の家事が思うように進まずイライ...
詩穂が母からかけてもらった言葉。 「ゆっくり、ゆっくり」 「あなたもいつか紫陽花を探してみてね」 一時は孤独な子育てが辛くて、死を考えたこともあった詩穂が、暗闇の中で白く咲く紫陽花を見つけて思いとどまった。 専業主婦でいることの焦りを感じたとき、日々の家事が思うように進まずイライラしたとき、「ゆっくり、ゆっくり」と唱えながら、自分を落ち着かせた。 そんな詩穂が、今度は主婦として周りの人を助けてあげられることはできないか、と考え始めて、世界が広がった。 お母さんの言葉、詩穂の言葉に、私も救われる。 救われたその次は、私が誰かを支える番だ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
家族のために「家事をすること」を仕事に選んだ、専業主婦の詩穂。 娘とたった二人だけの、途方もなく繰り返される毎日。 幸せなはずなのに、自分の選択が正しかったのか迷う彼女のまわりには、性別や立場が違っても、同じく現実に苦しむ人たちがいた。 二児を抱え、自分に熱があっても休めない多忙なワーキングマザー。 医者の夫との間に子どもができず、姑や患者にプレッシャーをかけられる主婦。 外資系企業で働く妻の代わりに、二年間の育休をとり、1歳の娘を育てるエリート公務員。 誰にも頼れず、いつしか限界を迎える彼らに、詩穂は優しく寄り添い、自分にできることを考え始める――。 (アマゾンより引用) エリート公務員はいけ好かないやつだけど、最後のとこはグッときたなぁ…
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専業主婦、ワーキングマザー、育休パパそれぞれの生き方について考えさせられる。 人は自分にはないものを持っている人を羨ましく思い、そして自分の今の境遇に不安、不満を持つ。 でも結局は、自分の「ファーストプライオリティ(最優先事項)」は何かを明確にすることが大事なんだと感じた。 ...
専業主婦、ワーキングマザー、育休パパそれぞれの生き方について考えさせられる。 人は自分にはないものを持っている人を羨ましく思い、そして自分の今の境遇に不安、不満を持つ。 でも結局は、自分の「ファーストプライオリティ(最優先事項)」は何かを明確にすることが大事なんだと感じた。 全ての女性だけではなく、男性にも読んでもらいたい1冊。 家族のあり方、一人の人としての生き方について見つめ直すきっかけを与えてくれるはず。。。
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対岸の家事。 朱野帰子さん。 とても良かった。 専業主婦。ワーキングマザー。 育休中のパパ。 子育て頑張っている人達に読んでもらいたいなー。 子供が、毎日お腹いっぱい食べて、可愛い服を着て、あったかい布団で寝て、病気にもならず、傷ひとつつかずに、悲しい思いもせず、無事に育ちま...
対岸の家事。 朱野帰子さん。 とても良かった。 専業主婦。ワーキングマザー。 育休中のパパ。 子育て頑張っている人達に読んでもらいたいなー。 子供が、毎日お腹いっぱい食べて、可愛い服を着て、あったかい布団で寝て、病気にもならず、傷ひとつつかずに、悲しい思いもせず、無事に育ちますように。 いつか笑って話せます。あなたの寂しかった日々が、誰かを助ける日が来ますから。
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家事の報われない辛さを 本音でぶつかって 現状を判ってもらう でも それも結果的には あふれそうなコップから ほんの少しの救いなんですよねぇ 本当に「対岸の家事」は 火事よりは 他人事じゃないよなぁ と思える面白い内容でした
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