ひと の商品レビュー
本屋さんでずっと前に気になったけど買わなかった本。さっさと買えばよかった。 良い話。青葉の涼に対する違和感はわかる、と思った。聖輔人が良すぎ。でも、なんか良い。田野倉の人たちもみんなあたたかくて良い職場だな、ここならコロッケも絶対美味いだろうなと思う。 コロッケ食べてあらかわ遊園...
本屋さんでずっと前に気になったけど買わなかった本。さっさと買えばよかった。 良い話。青葉の涼に対する違和感はわかる、と思った。聖輔人が良すぎ。でも、なんか良い。田野倉の人たちもみんなあたたかくて良い職場だな、ここならコロッケも絶対美味いだろうなと思う。 コロッケ食べてあらかわ遊園地に行きたい!と思わせてくれる本。
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細かい描写や、心の機微がうるさくなく、心地よく入ってくる。読み始めは、もたついたが、さらりと読めた。聖輔、良いな〰️
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つらい出来事を乗り越えて、頑張っている主人公を、応援しながら読んでいく。驚くような展開はないけれど、人と人が出会って、つながって、主人公が前を向いて進んでいく、そんなストーリーが気持ちいい。続編があったらと検索してみたが、同じ登場人物のものは無いらしい。 柏木聖輔は二十歳の秋、...
つらい出来事を乗り越えて、頑張っている主人公を、応援しながら読んでいく。驚くような展開はないけれど、人と人が出会って、つながって、主人公が前を向いて進んでいく、そんなストーリーが気持ちいい。続編があったらと検索してみたが、同じ登場人物のものは無いらしい。 柏木聖輔は二十歳の秋、たった一人になった。数年前に料理人だった父が交通事故で亡くなり、鳥取から聖輔を東京の私大に送り出してくれた母も、突然亡くなった。父の保険金はお店の借金で消え、母は無理をして聖輔を大学に送り出していて、財産はほとんどなし。大学を辞めた聖輔は、所持金55円で立ち寄った商店街のコロッケ屋で、バイトに応募する。お店の人がみな温かいだけでなく、父の足跡をたどった先で出会う人も温かい。
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この本との出会いは、時間つぶしで立ち寄った 駅ナカの書店。 若くして両親を亡くした主人公。 色々なことを諦めながら、一人で生きていこう とする姿に胸が締めつけられた。 そんな中で、色々な「ひと」と関わりをもって いく。「ひと」の中には、いい人もいれば、そ...
この本との出会いは、時間つぶしで立ち寄った 駅ナカの書店。 若くして両親を亡くした主人公。 色々なことを諦めながら、一人で生きていこう とする姿に胸が締めつけられた。 そんな中で、色々な「ひと」と関わりをもって いく。「ひと」の中には、いい人もいれば、そう じゃない人もいる。 だからこそ、、自分を大事に思ってくれる人を 大事に、自分が大切にしたいと思う人を大切に。 そんな風に思って読み終えた。 主人公が、真面目で心の優しい子だったから、 そんな感想を抱かせてくれたのだと思う。 ラストの主人公の「ひと言」には感動、、涙。
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小野寺さんの作品は「タクジョ」に続いて2冊目。前回はタクシーで今回は惣菜屋さん。お仕事小説が得意なようだ。 本作品は両親が亡くなり、大学を中退してアルバイトとして惣菜屋に就職すると言う悲惨な状況ながら、それを全く感じさせない。タクジョと同様に主人公が素直で淡々と日常を送っているせ...
小野寺さんの作品は「タクジョ」に続いて2冊目。前回はタクシーで今回は惣菜屋さん。お仕事小説が得意なようだ。 本作品は両親が亡くなり、大学を中退してアルバイトとして惣菜屋に就職すると言う悲惨な状況ながら、それを全く感じさせない。タクジョと同様に主人公が素直で淡々と日常を送っているせいなのか、深刻にならずに読み進めることが出来る。 彼女らしきものも現れ、仕事の方も何とか先の展望が見えて来たところで終わっているので、将来の明るさも感じられて、読んだ後に心が温まって来る。
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両親を相次いで亡くして、大学も辞めざるを得なくなった青年。 新しいバイト先で出会った人、学生の頃の友人、両親の知人など、いろいろな人に支えられて、前に進んでいく。 積極的に支えてくれる人、さりげなく支えてくれる人…。独りぼっちに思えても、実はたくさんの人たちとのつながりの中で生き...
両親を相次いで亡くして、大学も辞めざるを得なくなった青年。 新しいバイト先で出会った人、学生の頃の友人、両親の知人など、いろいろな人に支えられて、前に進んでいく。 積極的に支えてくれる人、さりげなく支えてくれる人…。独りぼっちに思えても、実はたくさんの人たちとのつながりの中で生きている、と実感できるストーリーでした。 ラストで大きな決断をした主人公。その後どうなったかな。彼の思いが叶っていますように…
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初めて読んだ作家さん。 読みやすく、すぐに主人公柏木聖輔の気持ちに入り込めた。 人を頼っていい。 余裕がない時に他人に優しくするのはすごい。 周りには良い人ばかりではないが、悪い人ばかりでもない。 世の中捨てたもんじゃないと未来のために真面目にがんばろうと思わせてくれる一冊...
初めて読んだ作家さん。 読みやすく、すぐに主人公柏木聖輔の気持ちに入り込めた。 人を頼っていい。 余裕がない時に他人に優しくするのはすごい。 周りには良い人ばかりではないが、悪い人ばかりでもない。 世の中捨てたもんじゃないと未来のために真面目にがんばろうと思わせてくれる一冊。 またこの作家さんの本を読みたいと思った。
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改めて小野寺さん、好き。 両親とも亡くなって急に1人とか可哀想過ぎるとか思うけど、つい最近友達のお母さんが急に亡くなった話を聞いたばかりだったから、悲しいけれどそういうことは起こり得ることなんだと実感してる。 聖輔の周りにいる素敵な人たちも実際に沢山いると思いたい。 「おれ...
改めて小野寺さん、好き。 両親とも亡くなって急に1人とか可哀想過ぎるとか思うけど、つい最近友達のお母さんが急に亡くなった話を聞いたばかりだったから、悲しいけれどそういうことは起こり得ることなんだと実感してる。 聖輔の周りにいる素敵な人たちも実際に沢山いると思いたい。 「おれたちには頼れ」この一言が堪らない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読んでよかった! ひとって、いい人もいるし悪い人もいるし、いろいろなんだけど、この人に出会えてよかったっていう人に会えることが、人生の価値なんじゃないかな、って思った。自分も、出会えてよかったって思ってもらえるような人間でありたいな、って聖輔を見てたら思った。聖輔の周りの人、ホントにステキな人が多くて、心があったかくなった。でもそれって、聖輔が人としてステキな人だからなんだろうなぁ。 そして最後の聖輔、かっこよくてキュンとした^_^
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サクサクと読めた。おもしろかった。自分の学生時代を懐かしいと思い出し、そして、もう少しやりようはあっただろうと少し反省も。生きることは色々とある、良いも悪いもごちゃ混ぜで。何がどうなるかはわからないけど、その時その時に選択するのは自分。人を大切に、当たり前のことかもだけど、普段ど...
サクサクと読めた。おもしろかった。自分の学生時代を懐かしいと思い出し、そして、もう少しやりようはあっただろうと少し反省も。生きることは色々とある、良いも悪いもごちゃ混ぜで。何がどうなるかはわからないけど、その時その時に選択するのは自分。人を大切に、当たり前のことかもだけど、普段どれぐらいそれができているのか。町のお惣菜屋のコロッケを食べたくなった。あたたかな気持ちになれた。
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