砂漠 の商品レビュー
20191114再読 仙台市の大学に進学した鳥瞰型の北村は、タイプの違う4人の同級生と親睦を深めていく。子ども時代の終わりであり、大人時代の始まりの時期の青春の輝きと、痛み。 今の伊坂さんの作品から見ると、原形はあるものの「らしさ」が足りないようにも思われるが、昔から大好きな作品...
20191114再読 仙台市の大学に進学した鳥瞰型の北村は、タイプの違う4人の同級生と親睦を深めていく。子ども時代の終わりであり、大人時代の始まりの時期の青春の輝きと、痛み。 今の伊坂さんの作品から見ると、原形はあるものの「らしさ」が足りないようにも思われるが、昔から大好きな作品。後書きを読んで、同じように好きな人がたくさんいて嬉しかった。またしばらくしたら読みたくなるであろう、懐かしく前向きな気分になれる作品。
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爽やかな読み心地でした。 登場人物もしっかりイメージ出来て、 クスッと笑えるシーンあり、ウルっとするシーンあり、冒険談のようなエピソードありで、面白かった。
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なんというか読了感が不思議な話だった。 読むのが止まらないということはないが、なんだか続きが気になるというか、彼らの仲間になりたくなるというか、そんな不思議な感じが味わえる作品。
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評価高いけど、私は伊坂幸太郎の中でそんなに好きな方ではないかなと。 大学は一生モノの人間関係を築くことができるってよく言うけれど、私はそんなに青春を送れたのでしょうか。 楽しい時を共に過ごした人よりも、辛い時に一緒にいてもらった人、何かを共に成し遂げようとした人、そんな人が大...
評価高いけど、私は伊坂幸太郎の中でそんなに好きな方ではないかなと。 大学は一生モノの人間関係を築くことができるってよく言うけれど、私はそんなに青春を送れたのでしょうか。 楽しい時を共に過ごした人よりも、辛い時に一緒にいてもらった人、何かを共に成し遂げようとした人、そんな人が大切なんだなぁと思いました。
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大学生活を経験した人には 懐かしい様な、羨ましい様な、そんな作品。まぁそれより自分は伊坂作品にこんなのもあるんだ! と驚いて楽しく読めました。
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日常をだらだら書いているような印象です。 時系列がちょっと分かりにくかった。 結末もあまりすっきりするものではなかった。 若者が真摯に向き合っている様子は良かった。
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少し中だるみ感を受けてしまった。確かに最後には伏線も回収してはいくけど、どこか物足りない感。でも、これは青春ストーリーと思えばこういう感じなのかな?とも。 すごい好き!でも、嫌いでもないのが、私の感想です。
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学生時代を経験した事の無い自分にとっては知らない世界を覗き見れた感じで。 実際にはこんな愉快な人々は少ないだろうし細々と煩わしい事も沢山あるのだろうがある程度自由がある環境である時期ある空間を共有する事が出来る友がいると言うのはなんとも羨ましい限りだ。 文中「人間とは自分とは関係...
学生時代を経験した事の無い自分にとっては知らない世界を覗き見れた感じで。 実際にはこんな愉快な人々は少ないだろうし細々と煩わしい事も沢山あるのだろうがある程度自由がある環境である時期ある空間を共有する事が出来る友がいると言うのはなんとも羨ましい限りだ。 文中「人間とは自分とは関係の無い不幸な出来事にくよくよすることですよ」にどきっとさせられる。
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仲間がいて。くだらない話をして盛り上がって。だらだらと麻雀して。バイトもして。楽しければいいと無謀なことをやろうとしたり。 なんてことはない日常でもキラキラしてるなぁ。 大学生の頃に戻ってみたくなる。そんな一冊。
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久しぶりの伊坂幸太郎。 この本、めっちゃ好き。 誰もが西嶋のように物事の矛盾をなんでや!と熱い想いで言えたらいいのにな、なんて。 最後の最後の主人公のセリフなんかも西嶋に影響を受けた感じがして良かった
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