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砂漠 の商品レビュー

4.1

301件のお客様レビュー

  1. 5つ

    114

  2. 4つ

    104

  3. 3つ

    59

  4. 2つ

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2021/04/16

青春が感じられて、爽快な気分になった。 友人関係って本当に大切だなぁと改めて感じた! リアリティがありながらも、少し現実離れしたところが良い!!! これを読んで、中国語と確率を学びたくなった!

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2021/04/12

大学時代という無限大の可能性ある、あっという間な時間を思い出させる素敵な小説でした。とにかく西嶋が、かっこよい。なぜか、読み終えると、かっこよく思えてしまう。笑

Posted byブクログ

2021/04/10

東西南北+鳥といった麻雀に関係する苗字の5人が集められた5人の大学生活を描く物語。 学生生活を何気なく過ごす日々や、恋愛、そして思いもしない事件。さまざまな青春が詰め込まれた一冊。 徐々に他人に興味を持っていく北村、平和を求め何事にもまっすぐな西嶋、失う悲しみとそれに立ち直る強...

東西南北+鳥といった麻雀に関係する苗字の5人が集められた5人の大学生活を描く物語。 学生生活を何気なく過ごす日々や、恋愛、そして思いもしない事件。さまざまな青春が詰め込まれた一冊。 徐々に他人に興味を持っていく北村、平和を求め何事にもまっすぐな西嶋、失う悲しみとそれに立ち直る強さを持つ鳥井、超能力という不思議な力を持つも気取らない南、美人でまっすぐな東堂。 登場人物もユニークで、親しみやすかった。 伊坂幸太郎の大どんでん返しなストーリーを期待して手に取った一冊だったが、新しい一面を見つけられた気がする。

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2021/03/28

大学生の何気ない生活が事故により一変。 もちろん、良いことだけでなく色々あるストーリーなんだけども、大学時代を思い出す、少し切なくなる小説。

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2021/02/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

麻雀をするために集められた5人。 その5人の濃密な大学生活を感じることができた。 度重なる困難を乗り越えた5人ならば、砂漠という名の社会に出てもきっと五者五用のやり方できっと乗り越えていくのだろう。 砂漠の中に迷い込む姿を見てみたい。

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2021/01/24

* 「その気になればね、砂漠に雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ」 * 東西南北+鳥の麻雀に所縁のある苗字の5人の大学生活の四季の物語。だらだらと麻雀する時間もあれば事件に巻き込まれたり恋愛をしたりと刺激的な日々。読了後の満足感が凄い。漫画で読んだような情景の鮮明さを感じ...

* 「その気になればね、砂漠に雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ」 * 東西南北+鳥の麻雀に所縁のある苗字の5人の大学生活の四季の物語。だらだらと麻雀する時間もあれば事件に巻き込まれたり恋愛をしたりと刺激的な日々。読了後の満足感が凄い。漫画で読んだような情景の鮮明さを感じるのも好き。 . 5人のキャラクターが濃くてみんな良い人。西嶋のクセの強さとカッコ良さ。東堂も引く手数多ながら貫き通す想い。鳥井の失った物の辛さと新たに手に入れた強さ。南のひけらかすことのない奇跡的な力。話し手の北村も次第に周りの事を考えるようになってる。 莞爾も一役噛んでて好き。 . いいシーンが多々あって笑いあり涙あり。こんな濃い大学生活素敵だな。きっとこの5人とその周りの出会えた人達は交流が続くと思う。 .

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2021/01/11

5人の大学生が学生特有の悩みを抱えたり、複雑な人間関係に陥りながらも、身近に起きる事件を協力して解決していく話。 大学生ということもあり親近感があったからか、スラスラと読むことができた。途中の麻雀用語はよく分からなかったが、笑 最後の学長の「学生時代を思い出して、懐かしがるの...

5人の大学生が学生特有の悩みを抱えたり、複雑な人間関係に陥りながらも、身近に起きる事件を協力して解決していく話。 大学生ということもあり親近感があったからか、スラスラと読むことができた。途中の麻雀用語はよく分からなかったが、笑 最後の学長の「学生時代を思い出して、懐かしがるのは構わないが あの時は良かったな、オアシスだったな、と逃げるようなことは絶対に考えるな」というスピーチが印象的。タイトルの意味が分かってきた気がする。

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2021/01/04

最高だった。伏線回収はさることながら、話のボリューム感、キャラ設定、そして当時の世相も映していて、個人的最高青春小説!

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2020/10/02

なんてことはない と直前の文章をスルッと否定する軽いノリが最後まであって、 伊坂幸太郎らしさ全開だった。 伏線回収も相変わらず見事でほんと気持ち良い。 西嶋めちゃくちゃいいな、 彼の魅力が文章や行間から溢れまくってるよ。

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2020/10/02

主人公たちの学生生活は、私の遠い昔のぐで~とした学生生活とはかけ離れていた。緊張する場面での彼らの行動ににハラハラどころかイライラし、旧帝大の頭の良さってなに?! 卒業時に莞爾が「本当はおまえたちみたいなのと、仲間でいたかったんだよな」に納得。個性豊かで似た者同士ではない多様な仲...

主人公たちの学生生活は、私の遠い昔のぐで~とした学生生活とはかけ離れていた。緊張する場面での彼らの行動ににハラハラどころかイライラし、旧帝大の頭の良さってなに?! 卒業時に莞爾が「本当はおまえたちみたいなのと、仲間でいたかったんだよな」に納得。個性豊かで似た者同士ではない多様な仲間関係、東堂、南の賢さに憧れた。 南の「とんとんがいいじゃない」の考え、静かな柔らかさを携えた穏やかさに惹かれる。 「人間にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢のことである」の学長の台詞は、中年の私は実感。 春夏秋冬の月日が進む仕掛けに驚き、あっという間に読了。 大学の研究室で夜な夜な麻雀やっていた仲間の傍らで、漫画を読んでいた私って‥と今更ながら後悔した。 なんてことはまるでない。 本書は学生時代に読みたかった。 さて、本日も砂漠に向かいますか‥

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