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砂漠 の商品レビュー

4.1

323件のお客様レビュー

  1. 5つ

    119

  2. 4つ

    110

  3. 3つ

    66

  4. 2つ

    12

  5. 1つ

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2021/11/10

* 個性的な大学生5人の入学から卒業までの物語 春夏秋冬で色々の出来事があり、 また事件にも巻き込まれ、 それでも乗り越えて進む若者達の逞しい物語 主人公の北村は鳥瞰的な視野の冷めた男 鳥のような頭の鳥井は陽気で笑い方が個性的 西嶋は言動行動が超が幾つものつくほど個性的 南は...

* 個性的な大学生5人の入学から卒業までの物語 春夏秋冬で色々の出来事があり、 また事件にも巻き込まれ、 それでも乗り越えて進む若者達の逞しい物語 主人公の北村は鳥瞰的な視野の冷めた男 鳥のような頭の鳥井は陽気で笑い方が個性的 西嶋は言動行動が超が幾つものつくほど個性的 南は芯が強い超能力少女 東堂はクールな超絶美人 個性に満ちた登場人物達が、 絶対にできないような、あり得ない事に立ち向かう 弱くて強い若者の4年間の軌跡 本気でどうにかしようと思えば、 砂漠に雪を降らすことだってできるかもしれない。

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2021/11/06

世界を救うような、歴史を変えるようなことは何も起きないけれど、彼らのことをずっと見続けていたくなるのはなぜだろう。 砂漠に雪を降らせようとする彼らの姿は子どもっぽくて、それでいてただただ羨ましい。数年前まで彼らと同じ大学生だったのにそんなことを感じてしまう、砂漠に半身埋もれてしま...

世界を救うような、歴史を変えるようなことは何も起きないけれど、彼らのことをずっと見続けていたくなるのはなぜだろう。 砂漠に雪を降らせようとする彼らの姿は子どもっぽくて、それでいてただただ羨ましい。数年前まで彼らと同じ大学生だったのにそんなことを感じてしまう、砂漠に半身埋もれてしまった自分が思いっきり恥ずかしくなりました。

Posted byブクログ

2021/11/03

クスッと笑える大学生の何気ない日常かと思いきや、まさかの事態に遭遇していく4年間。それぞれの登場人物が劇的に変わる訳じゃないけど、時間に合わせて自然に少しずつ変わっていくのがわかって、出てくるみんなと一緒に過ごしているような気持ちになる話。

Posted byブクログ

2021/11/01

超能力という存在がこんなに綺麗に日常に溶け込むのか、、と面白く感じながら読みました 伊坂幸太郎さんだからこそ書ける物語なのだと、伊坂幸太郎さんの本を読むのははじめてなのにそう思いました 登場人物ひとりひとりがしっかり濃くて、全員の成長が見られて、読んでいくうちに顔も浮かんで...

超能力という存在がこんなに綺麗に日常に溶け込むのか、、と面白く感じながら読みました 伊坂幸太郎さんだからこそ書ける物語なのだと、伊坂幸太郎さんの本を読むのははじめてなのにそう思いました 登場人物ひとりひとりがしっかり濃くて、全員の成長が見られて、読んでいくうちに顔も浮かんでくるぐらい鮮明に想像できました あっという間に読み終えてしまって、余韻に浸っています またきっと読みたくなる本 私も砂漠に雪を降らせたいな

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2021/10/21

15年ほど前に読んだものを再読。西嶋の言葉を、行動を、全てに感銘を受けてこの本はバイブルかもしれない!と感動していた20代。いま読むと、砂漠に雪を降らせるなんて、と少し冷めた大人の目に入口はなっていた。でも、読み進めていくにつれて、やっぱり西嶋はすごい、と当時の感覚をなぞった。 ...

15年ほど前に読んだものを再読。西嶋の言葉を、行動を、全てに感銘を受けてこの本はバイブルかもしれない!と感動していた20代。いま読むと、砂漠に雪を降らせるなんて、と少し冷めた大人の目に入口はなっていた。でも、読み進めていくにつれて、やっぱり西嶋はすごい、と当時の感覚をなぞった。 どこの誰なのかはいまだにわからないのだけれども、こんな知人がいたような気もする。いてほしかった気もする。とにかく声も姿も誰だかわからんけど聞こえるし見える。

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2021/10/09

2010・10・31 "可もなく不可もない作品。 こんなことを書くと伊坂ファンに怒られるかな。 2006年直木賞候補になった作品。 帯にも「学生達の青臭くも、だらだらとしたこの冒険」とあるが、本当にその通りでした♪ 男女織り交ぜた学生たち仲間を扱ったもの。 「オレンジデ...

2010・10・31 "可もなく不可もない作品。 こんなことを書くと伊坂ファンに怒られるかな。 2006年直木賞候補になった作品。 帯にも「学生達の青臭くも、だらだらとしたこの冒険」とあるが、本当にその通りでした♪ 男女織り交ぜた学生たち仲間を扱ったもの。 「オレンジデイズ」、「美丘」とかを連想させる。 今年で作家生活10周年を迎えた伊坂さん。 小説を書くことが楽しくてしょうがないということですので これからの作品を楽しみにしています!! "

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2021/10/09

書店で見かけ手にとり、「100回読んでも面白い新しい」と記念カーバーの文字が気になり即買って読み始める。非常に懐かしい気分になる、社会に出る時の不安、自分の同年代と照らし合わせたり、当時の思い出が蘇る、元々 伊坂ワールドの大フアンであるが、ここまで読み終わった直後にまた、読んでみ...

書店で見かけ手にとり、「100回読んでも面白い新しい」と記念カーバーの文字が気になり即買って読み始める。非常に懐かしい気分になる、社会に出る時の不安、自分の同年代と照らし合わせたり、当時の思い出が蘇る、元々 伊坂ワールドの大フアンであるが、ここまで読み終わった直後にまた、読んでみたいと思わせる本に出会えた。幸せな気分になる。

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2021/10/05

数年ぶりに再読。表紙違いを購入。 同じ本を何度も読むのはそんなに好きじゃないけれど、また読めるように本棚においておきたいと思った。 子どもが彼らくらいの年齢になったのできっと違う気持ちで読めている。この本はまだなかったけれど、自分が大学生の時にも読みたかったな。 西嶋みたいな人に...

数年ぶりに再読。表紙違いを購入。 同じ本を何度も読むのはそんなに好きじゃないけれど、また読めるように本棚においておきたいと思った。 子どもが彼らくらいの年齢になったのできっと違う気持ちで読めている。この本はまだなかったけれど、自分が大学生の時にも読みたかったな。 西嶋みたいな人にはなかなか出逢えないし、自分が西嶋になるのも難しいけれど、半歩でも踏み出すようになりたい。

Posted byブクログ

2021/10/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一年を通した話だと思っていたら騙された、、大学生活の4年間はあっという間に過ぎるっていうことも表していてすごい、、

Posted byブクログ

2021/09/25

馴染みのある地域が舞台の小説。 「モラトリアムの贅沢さと滑稽さを書く」ことが当小説の動機だと作者が語っているように、希望や惰性や不器用さが織り混ざった大学生活特有の雰囲気が描かれている。 人生の中のたった4年間。そこで経験する出来事、深まる人間関係。 自分の大学時代を思い出し、ち...

馴染みのある地域が舞台の小説。 「モラトリアムの贅沢さと滑稽さを書く」ことが当小説の動機だと作者が語っているように、希望や惰性や不器用さが織り混ざった大学生活特有の雰囲気が描かれている。 人生の中のたった4年間。そこで経験する出来事、深まる人間関係。 自分の大学時代を思い出し、ちょっと懐かしくなってしまった。

Posted byブクログ