Red の商品レビュー
ドロドロした不倫恋愛もの。 主人公と不倫相手の夫にはイライラした。 いまいち主人公の背景がわからない。 会社の同僚はいい感じで、私がハマりそうだなと思った。
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作品を読んだのは3作目なんですけど、島本理生さんの描く男の人がいつも喋り方好きすぎて…!旦那さんが絶妙に嫌いなタイプで、イライラしながら読みました。そして締め方…読んでほしいからネタバレ厳禁ですけどわたし的には意外な終わり方だったなあと思いました
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塔子が夫の真くんや姑との同居生活に対して不満を持っているのは非常によく分かるが、だからといって不倫していいことにはならない・・・ 昔の不倫相手との再会。全て相手のペースに飲まれた結果の不倫だけど、塔子も隙きが多いしその展開望んでるのが分かるから仕方ないとも思えず。流されすぎだよ。...
塔子が夫の真くんや姑との同居生活に対して不満を持っているのは非常によく分かるが、だからといって不倫していいことにはならない・・・ 昔の不倫相手との再会。全て相手のペースに飲まれた結果の不倫だけど、塔子も隙きが多いしその展開望んでるのが分かるから仕方ないとも思えず。流されすぎだよ。 塔子も鞍田さんも小鷹さんも真くんも麻子さんも、どのキャラもあまり好きになれず、共感できなかったな。特に塔子は良い人ぶっててリアリティないし、どうでもいいことだけど幼少期の翠の喋り方が変・・・ 鞍田さんも小鷹さんも、倫理観どうなってるの?? ただのヤバい人だよ。 誰一人魅力的ではなくて、皆自分勝手でびっくり。
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官能描写が多いが、ただ「官能」だけで終わらせないのがさすが島本理生さん!女性の生き方、男女の違い、いろいろなところをテーマに、深く考えさせられた。 学生時代に原作を読んだ時は、エピローグの翠に共感したことを覚えている。しかし今回、結婚や出産、育児がリアルになってきた今再び読むと、翠だけでなく塔子にも寄り添えるようになった。 本文にあった「他人を受け入れるということは矛盾することだから。自分の正しさを貫こうとすれば、誰とも生きられない」がとても刺さった。確かに、私も受け入れられないことが多く、パートナーと別れることが多い。もう少し向き合って(耐えて?)みるのもいいのかなと思った。
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・幸の薄そうな鞍田役は妻夫木君より長谷川博己が似合うと思う。 ・クルマが割とよく出てくるのだけど、車種が書いてない。塔子目線の小説だからかな。 ・鞍田の操るクルマの車種が書いてあるとリアリティが増すのだけどなあ。映画だと古いボルボのステーションワゴンみたいだけど、なんか違うな。もっとシュッとした、例えばBMWの5シリーズのセダンなんかが鞍田は似合うのではないか。
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性別は違うが私も、結婚し同居していたので気持ちがわかるところがたくさんあった。 かなり特別な事情がない限り同居して暮らすのは難しい気がする、結局はパートナー次第ではあると思うが... 真に嫌悪感しかなかったけど、悪気はないだろうしそうやって生きてきたから仕方なさそう。 不倫が良く...
性別は違うが私も、結婚し同居していたので気持ちがわかるところがたくさんあった。 かなり特別な事情がない限り同居して暮らすのは難しい気がする、結局はパートナー次第ではあると思うが... 真に嫌悪感しかなかったけど、悪気はないだろうしそうやって生きてきたから仕方なさそう。 不倫が良くないことは頭ではわかっているけど、女性がしてしまう理由も少しわかった気がした
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鞍田さんに惹かれる気持ちはよくわからなかったけど、日々の生活に対するモヤモヤはよくわかる。 小鷹さんに惹かれるならまだわかる。 だからといって不倫には走らないし、軽すぎる。 ある日突然、塔子のように爆発してしまう人はいるかもしれない。そして夫の真よ…もっとしっかりしてくれって感じ。
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ひとつの恋愛の中には、不倫と一括りにできない物語があるのだと思わされた。ただ主人公が常に流されていて、自分の意志ではなく誰かによる不可抗力でこうなった、と言い訳めいた印象がどんどん強くなり、共感する部分は少なかった。
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途中まではこいつら盛りのついた犬みたいにセックスしてんなと思って、さすがにくどくて胸焼けしたけど最終的にいつもの島本理生さん味に着地してくれてよかった。終わり方が好み。島本理生さんは「喪失」を書くのがうますぎる。 なんかいまいち主人公も鞍田さんもよくわからないというか、好きになれないと思った。不倫の話だからか?と思ったけど夜はおしまいの雪ト逃ゲルはめちゃくちゃ好きなんだよな〜なんでだろ。 考えたけどわからなかった。 翠の立場が私と似てるのと、あの2人がどうして惹かれあったのかわからないからかなと仮に結論づけておく。 体の相性って、そんなに大事なのかな。 わっかんない。 島本理生さんの性描写って読むのにすごく体力を使う。男性作家の(大きめの主語)書くセックスはなんだか即物的というか、ああはいはい乳繰り合ったのね〜と流せる感じがするんだが、島本理生さんの本はマジで「「「官能」」」!!って感じでぶつけてくるから濃厚すぎて本当に体力がいる。 マジで「セックスをした」と事実を書くのみの記述に逃げてないというか、セックスとは挿入とオーガズムだけでなくありとあらゆる行為の集合体なのだということをありありと見せつけられるような細やかすぎるほど細やかな描写、直接的な人体のパーツを表す言葉はあまり使っていなくて、だからこそ記号化されずに体の中の色々な場所が既存のイメージに惑わされずに登場人物にとってどんな場所なのか伝わってくるところ。 マジで一からセックスを書こうとしてる感じがある。セックスが記号化されてない。その人たちのその場面での行為がどんなものなのか、本気で書こうとしてると思う。だからこっちも、ただのセックスをしたという事実としては捉えられない。 いや、それにしても多すぎだろ。 一泊二日で三回て。 最後の夫の手紙読んだら切なかったけど、塔子に対する態度はそれでも許されるもんじゃないよな。 傷つけられて生きてきた人は結局傷つける以外の関わり方を学べないんだよなと思った。これは島本理生さんの作品に共通してるテーマだと思う。 親も被害者だったりする。 自分の視野が狭いな〜と思った。私にしては珍しく反省なんてしちゃったよ。 鞍田さんと最後に一回だけ会うのも良すぎたな。 翠の回想の場面が美しすぎる。 別れてからもう終わりだと悟って泣いてしまうあの一連の流れが、もう、もうね。 美しい別れ、喪失、哀しさ、そういうものを書かせたら島本理生さんの右出る者いなすぎる。 ナラタージュの結末も「喪失」と「喪失の思い出を抱えたまま生きて喪失し続けること」について書かれてたと思うんだが、今作もそれだったように思う。 多分ずっと覚えてるんだろうな。いいな。 Redってタイトルあれか、生理中にしたときの血の描写からきてるのか。 生理中にセックスするシーン読んでるだけで痛かったなとかしか覚えてねえわ。後で見返す。 でも生理中にセックスは痛いと思うんだ。 島本理生さんの作品は個人的にもう少し文学寄りな方が好きだけど、やっぱりいいなあと思った。 特に今作は地の文でハッとさせられることが特に多かった。 島本理生さん、ラヴ。
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めっちゃドキドキしました。 すごーい。こんなにドキドキしたのひさしぶりでした。男女の、結婚観の、育ち方の、違い。 で、結局自分だって返ってくる辺り、筆者はほんとに成熟されてるんだなぁと思いました。
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