表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
リトルトゥース(オードリーのラジオファンの総称) なのでラジオで話してた裏話的なキューバ旅行記を想像してたので違った。 旅の最後に明かされる本当の訪問理由を知った時 やられたーと思いつつ キューバに非日常を味合う為じゃなく 東京に色をつけるために旅に出るっていうのが カッコつけすぎじゃないかーとも思ったけど これからもラジオ聴きます。 よろしくおねがいしまーす。
Posted by
「オードリー」の若林氏、2作目の本。 ふとした思いつきで行ったキューバの旅をもとに書き上げた。 1作目を読んでいないのだけど、嫌いではない。 淡々としているが、なにか腑に落ちる(というのか?)ものがある。
Posted by
20171213 最初の2ページを読んで、迷わず購入。 売れっ子芸人でありながら、素朴さを失ってない若林さんの人柄がよく現れた作品。 情景描写も上手く、作家としての力量も相当なもので、キューバに旅行に行った気分を味わえた。 チェゲバラに関する知識が少ないので、関連書籍を読...
20171213 最初の2ページを読んで、迷わず購入。 売れっ子芸人でありながら、素朴さを失ってない若林さんの人柄がよく現れた作品。 情景描写も上手く、作家としての力量も相当なもので、キューバに旅行に行った気分を味わえた。 チェゲバラに関する知識が少ないので、関連書籍を読んでみようと思う。 また、亡くなったお父さんとのエピソードにはウルッと来た。
Posted by
つくづく、若林正恭と思考が似ているなと思った。思ったうえで若林正恭はひねくれているし、暗い人間だけど、どこかあっけらかんとしている。そこに惹かれる。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
旅行に出たきっかけの部分が一番おもしろく読めた。わたしも1年間の旅行に出たきっかけが同じようなものだったから。キューバの空気を吸うだけで、中二の部分が全開になる感じ、すごくわかる。キューバには広告がなかったからなんか頭がスッキリした気がしたのか、という気付きもあった。タイトルの意味が想像した通りだったので、もう少し深みがあればよかったな。
Posted by
読書芸人を見て読んでみた。 幼い頃から、勝ち組、負け組のような格差を生む新自由主義に苦しんで来た若林にとって、社会主義国のキューバは何か正解を与えてくれそうな場所だった。 でもやっぱ、世界はトレードオフなわけで、結果が平等な国では機会が不平等になってしまう現実から、日本を考え直し...
読書芸人を見て読んでみた。 幼い頃から、勝ち組、負け組のような格差を生む新自由主義に苦しんで来た若林にとって、社会主義国のキューバは何か正解を与えてくれそうな場所だった。 でもやっぱ、世界はトレードオフなわけで、結果が平等な国では機会が不平等になってしまう現実から、日本を考え直していく。 最近、若林がアクティブになりつつあるようだけど、このキューバ旅行が関係してるのかなと思ってしまった。
Posted by
なんだ5日間旅行で行っただけじゃないかよ と思いかけたけど、 それは家に引きこもっているわたしが言えたことじゃない。 実際に行くことははるかに、それはもうはるかに有意義ですよね。 ビーチでおっさんにキレられた話が入ってて、単なる美談に終わらない感じがリアルだなと思いました。 ...
なんだ5日間旅行で行っただけじゃないかよ と思いかけたけど、 それは家に引きこもっているわたしが言えたことじゃない。 実際に行くことははるかに、それはもうはるかに有意義ですよね。 ビーチでおっさんにキレられた話が入ってて、単なる美談に終わらない感じがリアルだなと思いました。 最後はちゃっかり泣きました。 ちゃんと春日も出てきてるしさ…。1行くらい。
Posted by
若林さんがキューバに一人じゃない一人旅をした話。近年アメリカと国交を結んだことで急速に進むと思われる近代化。若林さんはかろうじて古き良きキューバに間に合ったのかも知れない。そう、カストロやゲバラ達が勝ち取ったキューバに。そして若林さんはきっともう二度とはキューバには行かないだろう...
若林さんがキューバに一人じゃない一人旅をした話。近年アメリカと国交を結んだことで急速に進むと思われる近代化。若林さんはかろうじて古き良きキューバに間に合ったのかも知れない。そう、カストロやゲバラ達が勝ち取ったキューバに。そして若林さんはきっともう二度とはキューバには行かないだろう。何故か。それはもう彼にはキューバに行く意味も理由も無くなったからだ。だってもう「ありがとう」と言われたのだから。
Posted by
Posted by
お笑い芸人オードリー若林さんのキューバ旅行記。 日本で暮らしていて、競争させられている感覚などの違和感から始まり、資本主義について家庭教師に習う若林さん。それから全く違う社会システムの国、キューバへ旅立つ。その先にあったのは父親への思いだった。 旅行記のようなエッセイのような...
お笑い芸人オードリー若林さんのキューバ旅行記。 日本で暮らしていて、競争させられている感覚などの違和感から始まり、資本主義について家庭教師に習う若林さん。それから全く違う社会システムの国、キューバへ旅立つ。その先にあったのは父親への思いだった。 旅行記のようなエッセイのような。 ニヤニヤしたり、共感したりしつつ、 途中、小説のように綺麗な場面も。 旅の出発点(些細な動機)から始まるので、一緒に歩いていく感じが読みやすい。 人見知りのガイド、マルチネス。 勝手に仕事を始めるおじさんたち。 葉巻を教えてくれたエダシマ。 陽気で自由で、 日本人と良い意味で全然違うキューバが 伝わってくる。 少しずつ読んだが、 読むたび私も開放されるような旅をしてる気持ちになった。 また、若林さんが 一人で旅をして自分に向き合う過程も 読んでいて良かった。 日本に縛られて向かったキューバ 最後は日本の良さを知る 笑いやひねくれた部分が楽しいけど 若林さんの熱さを感じる一冊。
Posted by