表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 の商品レビュー
オードリー若林正恭によるキューバ旅行記。笑い要素はなく、ちゃんと現地ガイドを予約している。テレビをあまり見ないので若林さんのことをほとんど知らず、旅行記としてはあまり面白くなかったけど、彼がキューバに来た理由が、良かった。
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若林さんが見たままのキューバが描かれていて、自分もキューバに行ったような感覚になりました。そしてネット社会の日本にはないところを持ったキューバに行ってみたくなりました。最後の父親の話は、自分の父と重なるところもありうるっときてしまいました。
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キューバの旅行記.たった3泊5日の旅ながら,作者にとって中身のグッと凝縮された,再生感溢れるものとなっている.新自由主義経済への疑問や格差社会への腹立ちなどが社会主義国キューバでくっきりし,日本の良さも新ためて感じて有意義なものとなってるようだ.写真も多くわかりやすいものとなって...
キューバの旅行記.たった3泊5日の旅ながら,作者にとって中身のグッと凝縮された,再生感溢れるものとなっている.新自由主義経済への疑問や格差社会への腹立ちなどが社会主義国キューバでくっきりし,日本の良さも新ためて感じて有意義なものとなってるようだ.写真も多くわかりやすいものとなっている.最後になってお父さんへの別れのような意味もあったのだと,若林さんの一つの区切りのようなものだったんだと納得した.
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p60 自分の脳細胞がこの景色を自由に、正直に、感じている。 今日からそれが3日間限定で許される。なぜなら、キューバに一人で来たからだ。 人見知りでちょっと不機嫌で自意識過剰で出不精な若林さんが、キューバに行った5日間の紀行。 あった出来事を、マジとかドツボとかほんとに話すよ...
p60 自分の脳細胞がこの景色を自由に、正直に、感じている。 今日からそれが3日間限定で許される。なぜなら、キューバに一人で来たからだ。 人見知りでちょっと不機嫌で自意識過剰で出不精な若林さんが、キューバに行った5日間の紀行。 あった出来事を、マジとかドツボとかほんとに話すような感じで訥々と書いていて、飾り気のない、ネタではない素が見られて良かった。謎の、会話形式というのか独り言とか感想が入ってくるのが良かった。 キューバの空気が伝わってくるのには失敗してる気がするけど、若林さんの感想が真っ直ぐに伝わってきて良いエッセイ?だった。
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旅行記としてもエッセイとしても面白い。キューバに行きたくなる。キューバじゃなくても、自分が全く知らない国に行ってみたくなる。今いる場所から離れて自分の人生とか思想とか、見つめ直すのもいいなぁと思った。
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「今年の夏はキューバに行ってきたよ」 と、言ってしまいたくなる本。 一緒にキューバを旅しているような 鮮やかな描写が、リズムに乗せてどんどん 読み進めてしまう。 読み終わるのがもったいなくて 海水浴場に行くところまでで 寝かせておいた。 夏も終わってしまうので、意を決して 読書再...
「今年の夏はキューバに行ってきたよ」 と、言ってしまいたくなる本。 一緒にキューバを旅しているような 鮮やかな描写が、リズムに乗せてどんどん 読み進めてしまう。 読み終わるのがもったいなくて 海水浴場に行くところまでで 寝かせておいた。 夏も終わってしまうので、意を決して 読書再開したら... 旅の終わりの寂しさのせいだけではない 惜別の気持ちになった。
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オードリー・若林が休暇を利用しキューバに行く。 現地で助けてくれる人がいてこそだな、と思った。 語力がどのくらいかはあまり伝わってこず、自分でも行けるか、というのはなんともいえなかった。 本で読んだから行ってみたい、と思って実行できる距離ではなく、でもキューバの歴史については調べ...
オードリー・若林が休暇を利用しキューバに行く。 現地で助けてくれる人がいてこそだな、と思った。 語力がどのくらいかはあまり伝わってこず、自分でも行けるか、というのはなんともいえなかった。 本で読んだから行ってみたい、と思って実行できる距離ではなく、でもキューバの歴史については調べてみた。
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キューバの旅行記としても、エッセイとしても面白いが、ときおり表れる文章表現にはっとさせられる。◯◯はコンビニで買える、のくだりなど。
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前に見城さんの本を読んだ際に、見城さんはビジネスでは徹底的に競争を勝ち抜いて、のし上がることだけを目指しているが、一方で故郷の旧友とだけは、腹の探り合いや化かし合いや損得勘定のない純粋な友情を愉しむと言っていた。若林さんと同様見城さんもこういう関係は何物にも代えがたいもので、こ...
前に見城さんの本を読んだ際に、見城さんはビジネスでは徹底的に競争を勝ち抜いて、のし上がることだけを目指しているが、一方で故郷の旧友とだけは、腹の探り合いや化かし合いや損得勘定のない純粋な友情を愉しむと言っていた。若林さんと同様見城さんもこういう関係は何物にも代えがたいもので、この関係を疑うようになったら自分は人として失格だとも言っていた。(言葉は正確じゃないかもしれないが、ニュアンスはこんな感じ。) 心から信頼できる大切な人は、資本主義に毒された人と作るのは難しくて、家族や学生時代の友人からしか作れないのかなと思った。(だからこそ、資本主義の中でも真心とか、信頼は大きな価値となるのだろうが。) ビジネスライクな関係に自分はどれほど耐えられるだろうか。
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