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星の子 の商品レビュー

3.4

302件のお客様レビュー

  1. 5つ

    25

  2. 4つ

    95

  3. 3つ

    131

  4. 2つ

    23

  5. 1つ

    8

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2024/11/24

新興宗教に対する不穏な感じに一気読み。 宗教から目を逸らせば仲良し家族の日常なのに、宗教が絡んだ途端に不安に駆られて、それが妙な感じ。

Posted byブクログ

2024/11/18

今村夏子著『星の子』(朝日新聞出版) 2017.6発行 2020.8.28読了  芦田愛菜主演、映画「星の子」(2020年10月公開)の原作。  見たくもない現実から目を背けて、宗教に逃げることは一種の依存症だと思う。でも、一体それを誰が責められようか。現実とは過酷で、誰もがシ...

今村夏子著『星の子』(朝日新聞出版) 2017.6発行 2020.8.28読了  芦田愛菜主演、映画「星の子」(2020年10月公開)の原作。  見たくもない現実から目を背けて、宗教に逃げることは一種の依存症だと思う。でも、一体それを誰が責められようか。現実とは過酷で、誰もがシラフではいられないものだ。みんな何かに酔っている。酔いが覚めてくると、キツイ現実と酔っ払い連の醜態が目に付いて吐き気がしてくる。だから、飲む。いみじくもサン=テグジュペリが言ったように、飲んでいることを忘れるために飲んでいるのだ。  棄教することは酒を断つことなのか?  ただ酒の種類を変えるだけではないのか?  あなたがいま酔っていない証拠はどこにある? https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I028191151

Posted byブクログ

2024/11/11

ちょーっとハードル上げすぎたかも! こんな家族やだ〜親の影響受けちゃうよね、子供にとって家族って世界の全てだもんね

Posted byブクログ

2024/10/21

素直で良い子の宗教2世のはなし。とても自然に異常な日常を過ごしている。でもそれが本人には普通であり、そこから抜け出すことは想像もできない。側から見てると苦しいけど、まわりが何か言うことはできない…

Posted byブクログ

2024/09/30

70/100 今村夏子さん改めて好きだなぁと思った作品。 なんだろう、すごく読みやすいのに、全てを書いてない感じが読者に読ませる内容になるのかなぁと思った。 今回で言うと、「宗教」が題材となっている。 周りから見たらおかしい1家。しかし、ちひろは父母のことが大好きで他の家族...

70/100 今村夏子さん改めて好きだなぁと思った作品。 なんだろう、すごく読みやすいのに、全てを書いてない感じが読者に読ませる内容になるのかなぁと思った。 今回で言うと、「宗教」が題材となっている。 周りから見たらおかしい1家。しかし、ちひろは父母のことが大好きで他の家族と何ら変わらない家族愛がある。大好きな両親を悪く言われる恥ずかしさや悔しさが分かるけど、本人がきちんとそこまでその宗教のヤバさを自覚してないというのもギャップがある。 今回は宗教という分かりやすい題材だったが、自分たち自身の環境も他の人からおかしいと思われてる内容があるのじゃないかなと思った。 ラストの3人のシーンは、それぞれ一人一人が何を考えて喋っていたのかが気になる場面となった。

Posted byブクログ

2024/09/21

宗教にハマった両親の子供ちひろの日常。 本人からすると普通の事が、周りから変な目で見られる。 そして子供から中学生に成長するにつれて自分達がどのような立場にいるのか理解できるようになる。 それでもそこから抜け出せない。 姉のように両親を裏切れないからだ。 しかものめり込むようにな...

宗教にハマった両親の子供ちひろの日常。 本人からすると普通の事が、周りから変な目で見られる。 そして子供から中学生に成長するにつれて自分達がどのような立場にいるのか理解できるようになる。 それでもそこから抜け出せない。 姉のように両親を裏切れないからだ。 しかものめり込むようになったのも自分の病気のせいというのも後ろめたいか。 文章的にはすらすら読めるのだが、読んでいてやはりこういった宗教関連とは関わりたくない。 この作品から学んだことも無くて、キツイ言い方になるが私にとっては読むだけ無駄だったと思えた。

Posted byブクログ

2024/08/31

第39回野間文芸新人賞受賞作 「こちらあみ子」の今村夏子さん この作品は2018年の本屋大賞にノミネートされていたのは知らなかったです

Posted byブクログ

2024/11/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

何度読んでも面白いです。 初めて読んだ時に1ページ目からもうビビッときて、読み終わるまであっという間だった。 間接的に主人公が考えたことが分かるようになっているのも素晴らしい。 話のあらすじだけ見れば悲劇に思えるのに 読むと喜劇のようで、たんたんとある程度距離を置いた描写がされていると思えば、いきなり目の前で現実を突きつけるような描写がきたりと緩急があって飽きない。 ラストはちひろと両親が同じ星空に流れ星を見ているのに、片方にしか見えていない。 その前に探しているのになかなか会えないこともこの最後に繋がっててすごいー! 時期によっては帯に答えに近い文句が書かれているのもあるので、それを見たら分かるかもしれない。 ちひろが選んだのはこっちだと指し示す終わり方がもう最高だった。 またこんなの書いてくれないかな

Posted byブクログ

2024/07/07

すごく普通で素直などこにでもいそうな子供が主人公。 この話の先が悲しい結末なきもするし、この子はそれなりの幸せを得られるような気もするし私の主観が邪魔でよくわからない

Posted byブクログ

2024/07/07

最後のページ、突然の幕切れすぎて、思わず「エッ」と声が出た。作者は何が伝えたかったんだろう…。何度か読むと、分かるのかなぁ…。

Posted byブクログ