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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2017/06/07 |
| JAN | 9784022514745 |

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商品レビュー
3.4
386件のお客様レビュー
愛情を使っての洗脳はやっぱり恐ろしいと気付く。 「アナタハ、オヤヲ、シンジマスカ」と問われている気持ちになった。
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自分も過去には宗教二世であったので、作中に描かれている主人公の少女について、幼い頃から親に所属させられている新興宗教というものに対する感情の曖昧さなどに、共感できる部分がありました。 周囲から見れば、そんな宗教はさっさと抜けるべきだと言うのも当たり前だし、事実そうなのだろうと思い...
自分も過去には宗教二世であったので、作中に描かれている主人公の少女について、幼い頃から親に所属させられている新興宗教というものに対する感情の曖昧さなどに、共感できる部分がありました。 周囲から見れば、そんな宗教はさっさと抜けるべきだと言うのも当たり前だし、事実そうなのだろうと思います。 作中でも親戚のおじさんやおばさん、従兄弟などが心配してくれるシーンもあり、それは当然のことだろうと思います。 ただ、自分の力だけでは生きていけない子供が簡単に抜けられるかと言えば、決してそれは簡単なことではありません。 抜けた後も親の庇護下に置かれなくてはいけませんし、長年所属したコミュニティから抜け出して、また新たに自分が存在する場所を見つける、作るというのは、子供にとって並大抵のことではありません。 今こうしている間にも、多くの子供達が、本来ならば救いであるべき宗教によって逆に苦しめられている現実があるのは悲しいことだなと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ちひろの中の揺らぎが切なくて読んでて息苦しくなる。宗教にのめり込む両親、その始まりは自分への愛からだということ。外の世界を知り自分のいる環境は特殊だと理解していきながらも、両親への愛がある。思春期の時期に、好きな男性に両親の奇妙な姿を見られ罵倒される。そこで両親に怒りの矛先が向かわなかった。異常性に気付きながら、離れることのできない居場所。とても、もどかしい。 最後のシーンはその狭間にいるちひろが、両親との生活を選ぶのか、外の世界で生きていくのか。それを決断していくような場面に思えた。満点の星空の下での情景が思い浮かぶのに、不穏で不気味な気持ちになる。
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