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雨の降る日は学校に行かない の商品レビュー

3.6

58件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    19

  3. 3つ

    25

  4. 2つ

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2024/05/21

つらい経験をいっぱい思い出して、苦しくなりながら読みました。でも一歩踏み出そうとする登場人物たちに励まされた。また時間を空けて読んでみよ。

Posted byブクログ

2024/05/07
  • ネタバレ

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ねぇ、卵の殻が付いている サエ 中学二年生。保健室登校をしているが、クラスに戻る。 ナツ 中学二年生。保健室登校をしている。 長谷部 保健の先生。 松本先生 好きな人のいない教室 律子 森川 中学二年生。 塚本 いつも、ピーチの匂いがする。ぱんぱんに膨らんだ化粧ポーチを鞄に隠し持っているような子。 岸田 森川の隣の席の男子。絵が上手い。 田村先生 吉田 クラスメイト。おとなしい女の子。 ミウ 松尾先生 死に死にたいノート 真希 藤崎と同じ小学校で、私立中学に進学。 藤崎 図書委員。ノートを落とす。 河田千瀬 弓道部。 宇佐美先生 あっちゃん 河田の友だち。バスケ部。 プリーツ・カースト 梓 ふわふわとしておしゃれさん。 福原真由 梓と同じダンスの班。体育が苦手。 エリ 真由とは同じ小学校だった。 野田 馬鹿な男子の筆頭。 里穂 天文部。 マキ 加奈子 放課後のピント合わせ 堀内しおり 自撮りをネットにあげている。 ヨーコ ナオ 三年生の彼氏ができた。 吉沢 大西 柳先生 しおりの担任。数学教師。 雨の降る日は学校に行かない 飯島 小町サエ さっちゃん。 千恵 しおりとは小学校で何とも同じクラスになった。 飯島 背が高くて、モデルをしているみたいに可愛らしい。 由希枝 小学校のとき仲が良かった。 川島 担任。 長谷部 保健の先生。 岡崎ナツ

Posted byブクログ

2024/04/12

いじめにあった事も見たこともない。 そう思っているが実際は自分の周りでも気が付かないだけでこんなことが行われていたのか知らん。 解決の手立ては有るのか知ら。

Posted byブクログ

2023/12/29
  • ネタバレ

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女子中高生の生きづらさを描いた短編集。 学校という狭い空間で生きづらさを抱える女の子達が、いじめや不登校に苦しみながら希望を見いだしていく物語。 正直、読んでいて描写がリアルすぎて辛くなるシーンが多い印象でした。陰口を言う場面や親の干渉具合が自分がまるで経験しているかのような感覚になり、何度も本を読むのを途中で辞めしまいたくなりました。 その辛い展開の後は、新たな出会いで新しい光が彼女たちにさして終わっていくところはとてもホッとしました。 彼女たちの幸せを願わずにはいられないと思います。

Posted byブクログ

2023/12/20

相沢さんの本を一度は読んでみたいなーと思い、この本を読んでみました 中高生の苦しい部分、残酷なことなどから最後は少し希望が見いだせるようなお話の短編です うーん、身近に苦しんでいる子供を見てきた者からすると、チト読んでてしんどくなってしまいました これを読んで救われる気分にな...

相沢さんの本を一度は読んでみたいなーと思い、この本を読んでみました 中高生の苦しい部分、残酷なことなどから最後は少し希望が見いだせるようなお話の短編です うーん、身近に苦しんでいる子供を見てきた者からすると、チト読んでてしんどくなってしまいました これを読んで救われる気分になれる子供達が居るなら良いのですが、逆も多いかもですね 苦しんでいる子達が 学校なんて理不尽を学ぶとこ 我慢を覚えるとこ と気楽に思えれば一番なんでしょうね^^;

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2023/10/12

はじめて読んだのは中学生のころでした。「虹の匂いに鼻をくすぐられた」という文章がとてもよい、と思ってそこがいちばん印象深いです。なんとなく手元に欲しくて、書店で文庫本を見つけて購入しました。自分の学生時代を思い出して胸が痛くなるような、でもどこか透明感があって嫌いになりきれないよ...

はじめて読んだのは中学生のころでした。「虹の匂いに鼻をくすぐられた」という文章がとてもよい、と思ってそこがいちばん印象深いです。なんとなく手元に欲しくて、書店で文庫本を見つけて購入しました。自分の学生時代を思い出して胸が痛くなるような、でもどこか透明感があって嫌いになりきれないようなお話でした。これを読んで救われた私が確かにいたこと、忘れないでいたい。

Posted byブクログ

2023/09/11
  • ネタバレ

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この本を読んでいて、 「あぁこんなこともあったなぁ」と…。 主人公たちみたいにいじめられたりすることは無かったけど、カースト上位の人達に嫌われていた部類ではあったと思う(失笑)。 学校もいじめを助長するような取り組みをしていたし、、中学1年の時の大嫌いな担任を川島のお陰()で思い出して殺意増し増しになったりとか。 「放課後のピント合わせ」が個人的には1番好き。 日向にいる人をそのまま見るのは眩し過ぎる。 自分がそこに入れないことを知っているから。 何かを介して見ないと、その眩しさに眼球がやられてしまう…。でも現在はフィルターの役目を持つ媒体が多過ぎて、そのフィルターが濁っているのかキレイなのかさえも分からない状態で…。 でもこの話の主人公は、キレイなフィルターを見つけることができた。それは多分今まで見た何よりも美しくて透明感があって、、、 「このカメラはアナログで、デジタルじゃないから、アップロードなんてできない。できなくたって、きっと構わない。」

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2023/08/11

中学3年間は、私にとっても人生で1番、いい思い出のほぼない期間。 「だって、わたしたちは、たまたま同じ年に、たまたま近くで生まれただけに過ぎない。たったそれだけの理由で一緒くたにされて、教室という狭い空間に閉じ込められてしまう。自分に嘘をついてまで、そんな繋がりを大事にする必要...

中学3年間は、私にとっても人生で1番、いい思い出のほぼない期間。 「だって、わたしたちは、たまたま同じ年に、たまたま近くで生まれただけに過ぎない。たったそれだけの理由で一緒くたにされて、教室という狭い空間に閉じ込められてしまう。自分に嘘をついてまで、そんな繋がりを大事にする必要なんて、ほんとうは、どこにでもないんだ。」 表題作の『雨の降る日は学校に行かない』が、読んでいて一番きつかったです。 クラスメイトだけでなく、担任の先生の言葉も。 「(親に)聞かれたら、答えなきゃならない」と思う気持ちも。 最初の話につながっているとわかってホッとしたけど、現実には解決につながらないケースの方が多いんだろうなあ。 この本に出てくる「飯島さん」のような立場の子にこそ読んでほしいと思います。

Posted byブクログ

2023/08/03

どのお話もラスト、主人公が自信を持って行動しようとするところで終わっていて応援したくなるような気持ちになりました。 こんな人もいるんだって気付かされました。 自分の軽い気持ちで発したいじりやいたずらが誰かを辛く惨めな気持ちにさせ、深く苦しめる可能性があると分かりました。

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2023/07/20

文がめちゃめちゃに上手い。それゆえに中学のあのどろどろした空気が本から伝わりすぎて、自分の暗黒の中学時代を思い出し何度か本を閉じてしまった。 救いがあるのかあまり分からないような終わり方ばかりで少しだけ私は苦手だった、、、負の描写があまりにもきつくて、、、 中学時代こんな思いをし...

文がめちゃめちゃに上手い。それゆえに中学のあのどろどろした空気が本から伝わりすぎて、自分の暗黒の中学時代を思い出し何度か本を閉じてしまった。 救いがあるのかあまり分からないような終わり方ばかりで少しだけ私は苦手だった、、、負の描写があまりにもきつくて、、、 中学時代こんな思いをしなかった人って本当に数少なかったんじゃないかなと思う。あの時の感情が恐ろしいほど蘇り大ダメージを喰らってしまいました

Posted byブクログ