翼がなくても の商品レビュー
視野が狭くなるほどのスピード感というのは 一体どんな感じなのだろう。 物心ついたときにはもう、『足の遅い子』になっていた私には考えもつかない世界だ。 記録を0.1秒でも短くするためになら、自分の寿命を縮めても構わないという執念はどこから湧いて来るものなのか。。。 世界のトップを目...
視野が狭くなるほどのスピード感というのは 一体どんな感じなのだろう。 物心ついたときにはもう、『足の遅い子』になっていた私には考えもつかない世界だ。 記録を0.1秒でも短くするためになら、自分の寿命を縮めても構わないという執念はどこから湧いて来るものなのか。。。 世界のトップを目指すアスリートの気持ちは想像もできないけれど 生きる目的を無理矢理奪われた悔しさや、どこにも居場所のない虚しさは私にもわかる。 ハンディキャップを背負ってもなお、 なにも諦めずただ一番になるために突き進んでいく主人公のすがたが眩しく思えました。
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あの、御子柴弁護士が登場した為、もっと複雑なストーリーかと期待したが。早い段階で展開が分かってしまい、最後まで読むのに辛抱がいった。 中山七里さんにしてはつまらない。
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アスリートの沙良が幼馴染の泰輔がおこした事故で片脚を無くしてしまう。パラリンピックを目指す沙良。 最後、・・・泰輔の行動・真相は物理的に不自然じゃないかな。
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陸上200m走でオリンピックを狙うほどの力を持つ沙良が交通事故に巻きこまれ、左足を切断せざるをえなくなる。しかも、加害者は幼馴染みのだった。さらにその幼馴染は殺害され、5000万円の保険金が掛けられていたことが判明。って書くとすごいミステリーみたいですが、どちらかと言うとミステリ...
陸上200m走でオリンピックを狙うほどの力を持つ沙良が交通事故に巻きこまれ、左足を切断せざるをえなくなる。しかも、加害者は幼馴染みのだった。さらにその幼馴染は殺害され、5000万円の保険金が掛けられていたことが判明。って書くとすごいミステリーみたいですが、どちらかと言うとミステリー的要素よりも障碍者アスリート周辺の話題の方が多い作品で、それはそれで満足いくものでした。帯の「どんでん返しの先に感涙のラスト」ってほどではないかな。そう出来ないこともない題材だったけど。主人公には結構思い入れしちゃいました。
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陸上でオリンピックを狙う沙良は、交通事故で左足を切断、しかも加害者は幼馴染の泰輔だった。ところが、泰輔は何者かに殺害され、多額の保険金が支払われ…。切なさあふれる長編ミステリー。 途中で「結末はたぶんこういうことだろう」という予測がついてしまった。ただその方法は奇想天外というか...
陸上でオリンピックを狙う沙良は、交通事故で左足を切断、しかも加害者は幼馴染の泰輔だった。ところが、泰輔は何者かに殺害され、多額の保険金が支払われ…。切なさあふれる長編ミステリー。 途中で「結末はたぶんこういうことだろう」という予測がついてしまった。ただその方法は奇想天外というか、ちょっとそれは?というのが正直なところ。中山七里が生み出した2大キャラである御子柴弁護士と犬飼刑事の共演は楽しめたけど。 (Ⅽ)
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将来を期待された陸上選手が事故で足を切断してしまう。 その後、事故の加害者が殺害されて… 弁護士の御子柴礼司も出てきますが、 メインではありません。 ミステリよりも障碍者スポーツに重きが置かれてます。 「スポーツは科学」には大いに納得しましたが、 その割には最後はちょっと精神論だよね。
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図書館で借りた本。 実業団でオリンピック出場を目指していた沙良は、交通事故によって左足の膝から下を切断してしまう。事故の相手は幼馴染の泰輔だった。希望を失った沙良は、泰輔に向って暴言を吐くが、泰輔は部屋から出てこない。ある日、泰輔が他殺死体で発見された。一方沙良はニュースで義足のランナーを見て自分もパラリンピックを目指そうとして、スポーツ用の義足を購入する。このことが泰輔殺害の容疑を深める。
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悪意はないのにお金の出所になんか後味が悪い。 だって、ネタバレだけど、 加害者が自殺してその保険金を被害者の君にあげるよ、ってこと。 なんかなぁ きちんと罪を償って 泰輔に立ち直るチャンスをあげたかった。 母親が最低ではあるけれど・・・きっとできたはず。 沙良のアスリートと...
悪意はないのにお金の出所になんか後味が悪い。 だって、ネタバレだけど、 加害者が自殺してその保険金を被害者の君にあげるよ、ってこと。 なんかなぁ きちんと罪を償って 泰輔に立ち直るチャンスをあげたかった。 母親が最低ではあるけれど・・・きっとできたはず。 沙良のアスリートとしてのしたたかさと ストイックさには 頭が下がるけれど、 反抗期の娘そのままで あんまり好きなタイプの主人公じゃなかった。 途中で両親が出て来なくなってしまったのも残念。 お父さんの頑張りがもう少し見たかった。 しかし、今の時代の何かにピンスポットをあてて グイグイ読ませるのは上手いなぁと思う。 ドローンまででてきちゃたよ。 中山作品の2大スター(犬養&御子柴)の競技場での会話はよかった。
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オリンピックを目指せる女子アスリートが交通事故で足を失うが、絶望の中に新たな希望が…。 事故を起こしたのは隣に住む幼馴染で、交通事故の被害者になった主人公の絶望、喪失感、昏い気持ちがハンパなくて読んでいてつらいほど。 弁護士、御子柴や捜査一課の犬養が登場して、殺人事件も起こり...
オリンピックを目指せる女子アスリートが交通事故で足を失うが、絶望の中に新たな希望が…。 事故を起こしたのは隣に住む幼馴染で、交通事故の被害者になった主人公の絶望、喪失感、昏い気持ちがハンパなくて読んでいてつらいほど。 弁護士、御子柴や捜査一課の犬養が登場して、殺人事件も起こりますが、ミステリーの謎解きより、復活に向けてのストーリーといった感じでした。 おもしろくて一気読みです。
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真実は何となく予想できたのでミステリーとしては弱いかもしれないが、障がい者スポーツに関してはとても興味深く読めた。 「たとえ翼がなくても、きっと彼女は無理にでも飛び立とうとしただろう。時々そういう諦めの悪い人間を見かける」 ジャパンパラの決勝で走っている沙良を、泰輔に見せたかった...
真実は何となく予想できたのでミステリーとしては弱いかもしれないが、障がい者スポーツに関してはとても興味深く読めた。 「たとえ翼がなくても、きっと彼女は無理にでも飛び立とうとしただろう。時々そういう諦めの悪い人間を見かける」 ジャパンパラの決勝で走っている沙良を、泰輔に見せたかったな。
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