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という、はなし の商品レビュー

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54件のお客様レビュー

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2016/12/27

オリジナルはPR誌「ちくま」の表紙挿画+それにそえられた掌編。当時、毎号手に入れるのが待ち遠しかった。フジモトマサルさんの訃報を聞いて、単行本を読み返していたところ、文庫版になった。

Posted byブクログ

2016/12/26

挿絵ならぬ挿文にするだけで、こうも印象が変わるとは。 軽快で読みやすい。それでいて奥深い。普段から読書をする人にも、全く読まない人にも勧められると思った。それぞれ違う感想を抱きそうなのがまた面白い。 「読者への回復」がお気に入り。

Posted byブクログ

2017/01/24

「たわいもないものにこそ、面白さがある」 文章を書いて挿絵を入れる、その逆の発想。絵があって、それに後から入れる、挿文。そんな発想、考えた事もなかった。そして、それも読んだ後で種明かし。読んでいる最中は挿絵だとばかり思っていた絵が、実は「あとはよろしく」の主役だったのだ。そう思...

「たわいもないものにこそ、面白さがある」 文章を書いて挿絵を入れる、その逆の発想。絵があって、それに後から入れる、挿文。そんな発想、考えた事もなかった。そして、それも読んだ後で種明かし。読んでいる最中は挿絵だとばかり思っていた絵が、実は「あとはよろしく」の主役だったのだ。そう思って読み返すと、またおもしろい。 かといって、謎解きを私達自身がする必要はない。 「読者」であること、肩書きはそれだけでいい。御意。

Posted byブクログ

2016/12/08

2006年刊行の単行本を文庫化。 フジモトマサルの味わいのある画風と、吉田篤弘の不思議な文章の相乗効果が素晴らしい。 薄い文庫本なのだが、濃密な1冊だった。

Posted byブクログ