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という、はなし ちくま文庫
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という、はなし ちくま文庫

吉田篤弘(著者), フジモトマサル

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という、はなし ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2016/12/07
JAN 9784480434098

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商品レビュー

4.2

51件のお客様レビュー

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2024/04/24

フジモトマサルさんのイラストには、いろんな場所・時刻・表情の動物たちが読書をしている様子が描かれています。それに吉田篤弘さんがお話を付ければ、ふっと心がほぐれ、潤っていきます。読書って本当にいいものだと、しみじみ感じます。

Posted by ブクログ

2024/04/22

 筑摩書房のPR誌の表紙に、2年間掲載されたフジモトマサルさんが描いた24の「読書の情景」イラスト。これに、吉田篤弘さんがそれぞれにストーリーをつけた絵物語集です。  物語から想像して描く「挿絵」ならぬ、逆バージョンの「挿文」です。フジモトさんにとっては「愉快なバトン形式連載」...

 筑摩書房のPR誌の表紙に、2年間掲載されたフジモトマサルさんが描いた24の「読書の情景」イラスト。これに、吉田篤弘さんがそれぞれにストーリーをつけた絵物語集です。  物語から想像して描く「挿絵」ならぬ、逆バージョンの「挿文」です。フジモトさんにとっては「愉快なバトン形式連載」、吉田さんには「悶々となぞなぞの答えを探すが如く、健闘虚しく珍答、迷答」だったとのこと。  タイトルの『という、はなし』は、落語家になりたかったという吉田さんの父の口癖で、「読書をめぐる、ちょいと面白いけど、たわいない小話」くらいの意味合いだそうです。  夜行列車、灯台、風呂、車、ベッドで‥、本を開き、読書に耽る動物たちの(かわいいとはちょっと違う)イラストが、なんとも言えない独特の雰囲気を醸し出しています。  その1枚の絵に触発され、引き出しの多い想像力を駆使して紡ぎ出された物語は、読み手を思いもかけない不思議な世界へと誘います。  両者が化学反応を起こし、合作ならではの一冊で二度美味しい愉しみがあります。吉田さんのいつもの語り口とやや異なり、意図的な(?)皮肉、哀愁、機知が見え隠れしているように感じ、各掌編それぞれ興味深く読みました。

Posted by ブクログ

2023/12/19

イラストレーターのフジモトマサルさんが描いた読書の風景に、吉田篤弘さんが物語をつけたというもの。 24編のショートショートだ。 フジモトマサルさんのイラストがとにかく可愛らしい。 動物たちが本を読んでいる。 ライオン、豚、パンダ、猫…。 それらの可愛らしい物語に、 背中を押された...

イラストレーターのフジモトマサルさんが描いた読書の風景に、吉田篤弘さんが物語をつけたというもの。 24編のショートショートだ。 フジモトマサルさんのイラストがとにかく可愛らしい。 動物たちが本を読んでいる。 ライオン、豚、パンダ、猫…。 それらの可愛らしい物語に、 背中を押されたり、ちょっとした視点のイタズラを仕掛けられたり、本が読みたくなったり。 フジモトマサルさんの「あとがきのまえがき」、 吉田篤弘さんの「あとがきのあとがき」までも楽しい。 そして「文庫版のためのあとがき」も充実していて、ファンとしては嬉しいところ。 好きだったのは、「読者への回復」。 本を置き去りにし、ネットに山ほど時間をかけていないか? そのことに気づいた時、"言葉がむなしく空まわりし、ふいに砂漠の真ん中で、ひからびた水筒をひっくり返しているような渇望におそわれる。" でも大丈夫。 ひとたび本を読めば、"そのときの本の、なんと優しいことか。" "活字の点滴"を打ってもらえばいいのだ。 条件はたった一つ。 「「読者」であること。 肩書きはそれだけでいい。」 もう一話。 先日村上春樹氏の『街とその不確かな壁』を読み終えたばかりの私には、リンクしているようでならなかった、「影の休日」。 「もし、わたくしが〈影〉であることを辞めてしまったら、人々がどうなるのか、わたくしはよく知っています。〈影〉をなくした者は実体を失ってしまうのです。これがこの世の〈あたりまえ〉というものです。」 「〈影〉は〈陽〉があってのもの。ひとがあってこそのものです。」

Posted by ブクログ

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