「言葉にできる」は武器になる。 の商品レビュー
ロジカルシンキングなんですね。相手に伝わる言葉を使えるようになるには。 内なる言葉を深めるためのMECE。「相互に排他的な項目」による「完全な全体集合」からステップは始まり、冷却期間を置いて、先入観を捨て、他の人ならどう考えるかというところまで、思考を深める。 最終段階は、国語の...
ロジカルシンキングなんですね。相手に伝わる言葉を使えるようになるには。 内なる言葉を深めるためのMECE。「相互に排他的な項目」による「完全な全体集合」からステップは始まり、冷却期間を置いて、先入観を捨て、他の人ならどう考えるかというところまで、思考を深める。 最終段階は、国語の基本的な技法の知識で、伝わる言葉に磨き上げる。
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平積みされているのを見かけて「うわあ! 武器にしたい!」と即購入。本屋に行くといま自分が何を求めているかがよくわかる。 考えることは「内なる言葉」を発するということ。内なる言葉を磨くことが外に向かう言葉を磨くことにもつながること。その時々で頭に浮かぶ言葉をなんとなく流すのではなく...
平積みされているのを見かけて「うわあ! 武器にしたい!」と即購入。本屋に行くといま自分が何を求めているかがよくわかる。 考えることは「内なる言葉」を発するということ。内なる言葉を磨くことが外に向かう言葉を磨くことにもつながること。その時々で頭に浮かぶ言葉をなんとなく流すのではなく、しっかり意識して丁寧に向き合うこと。メモ魔である自分を肯定してもらえたような気がしてほっとしたと同時に、まだまだ書き足りないなあとも思って反省した。最近は頭に何か浮かんでもツイッターに放り投げて終わってしまったり、そういうツイートをあとで読み返しては「なんじゃこのつまらん内容は!」とすぐ削除してしまったりする。もったいない。もっとたくさん記録したい(と思って、まずは読んだ本を記録するためにブクログに登録したという分かりやすい経緯である)。 あと私は「心の琴線」とか「心のヒダがいかに敏感であるか」とか、そういう感受性にまつわる言葉がやたらと好きだ。そういう言葉が出てくるだけでぐっときてしまう。あることで困っていたとき、心理学に詳しい方から「人より感受性が豊かなんだね」と言われて、こんなに困るくらいなら感受性なんて乏しいほうが生きやすいに決まってる! と反発しそうになったけど、それでも私は自分のこの心と一緒に生きていかなきゃいけないし、どうせならその感受性をいいほうに活かしたいと常々思っているから、「心の琴線」が敏感であることを肯定してもらえるのはすごくうれしい。 中盤あたりの思考サイクル法はなんだか疲れそうなので今すぐに実践しようとは思わないけど、仕事で使えそうなので覚えておきたい。後半はかなり実践的なテクニックが書かれていて、音読の重要性や動詞選びの大切さの話は耳が痛い。動詞、ちゃんと選ばないとな。
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武器になる言葉は、自分の内のみに、存る。 内なる言葉を自らが理解していなければ、人の心を動かすことはできない。 内なる言葉を磨くためのテクニック。 外向けの言葉に変換する際に用いるテクニック。 その両方を鍛えて、相手の心に届く言葉を紡げるようになりたい。
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内なる言葉を磨く 言葉が意見を伝えるための道具なのであれば、まずは意見を育てる必要がある 近頃『語彙力』という言葉が日本中を走り回り、自分の語彙力のなさに落胆している人も多い。 でも、語彙力があれば良いわけではない。しっかりと自分の内なる言葉と向き合い考えを深めていく。それが...
内なる言葉を磨く 言葉が意見を伝えるための道具なのであれば、まずは意見を育てる必要がある 近頃『語彙力』という言葉が日本中を走り回り、自分の語彙力のなさに落胆している人も多い。 でも、語彙力があれば良いわけではない。しっかりと自分の内なる言葉と向き合い考えを深めていく。それが結果的に口から出てくる言葉となる。
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伝え方の本かと思いきや、どっちかというと思考術の本。メモ書きと個全システムって、思考整理では有用なんだなあ、と再確認できる一冊。ここまで思考を深める時間を日常で取るのは難しいけど、「内なる言葉に耳を傾ける」=普段考えていることに意識的になれ、ということだと理解した。自分の意識を明...
伝え方の本かと思いきや、どっちかというと思考術の本。メモ書きと個全システムって、思考整理では有用なんだなあ、と再確認できる一冊。ここまで思考を深める時間を日常で取るのは難しいけど、「内なる言葉に耳を傾ける」=普段考えていることに意識的になれ、ということだと理解した。自分の意識を明瞭化することは、思考整理に大いに役立つ習慣であり、それを意識付けさせてくれる良書である。
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前半部分の考えるプロセスはブレーンストーミング、KJ法、連関図法などを組合せたものであり、こういう組み合わせもあるのかとそれなりに参考になった。考えていることを全て書きだすというのはGTD考え方そのものであるのだが一言もGTDに触れないのはちょっと気になった。後半の言葉にするパ...
前半部分の考えるプロセスはブレーンストーミング、KJ法、連関図法などを組合せたものであり、こういう組み合わせもあるのかとそれなりに参考になった。考えていることを全て書きだすというのはGTD考え方そのものであるのだが一言もGTDに触れないのはちょっと気になった。後半の言葉にするパートはキャッチコピーとしての組立てであり、余り参考にならなかった。このあたりは広告屋とソフトウェア実装屋の考え方の違いだろう。
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電通の現役コピーライターによる ハウツー本。ただの自己啓発本。 電通の肩書を使うのであれば、 自分の手掛けた作品の具体例をもとに 議論を展開して頂きたかったが、終始ハウツー本。 居酒屋で上司が部下に人生のつまらない ハウツーを語りかけるよう。 タイトルに騙されて購入。 なるほど、...
電通の現役コピーライターによる ハウツー本。ただの自己啓発本。 電通の肩書を使うのであれば、 自分の手掛けた作品の具体例をもとに 議論を展開して頂きたかったが、終始ハウツー本。 居酒屋で上司が部下に人生のつまらない ハウツーを語りかけるよう。 タイトルに騙されて購入。 なるほど、確かに「武器」になりますね。 誠に残念なハウツー本でした。
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キャッチコピーの作り方に関する本かと思っていたが 普段の仕事や生活でも使える内容になっている。 うまく言葉にできないのは思考の深さが 足りないことが原因であり、上辺だけ 取り繕っても相手には伝わってしまうものだ。 普段から湧き上がってくる自分の感情や思考と 向き合い、さらに考えを...
キャッチコピーの作り方に関する本かと思っていたが 普段の仕事や生活でも使える内容になっている。 うまく言葉にできないのは思考の深さが 足りないことが原因であり、上辺だけ 取り繕っても相手には伝わってしまうものだ。 普段から湧き上がってくる自分の感情や思考と 向き合い、さらに考えを深めていくプロセスが 重要なのだと教えられた。 「なぜ?」「それで?」「本当に?」の問いかけを 普段から使ってみようと思う。
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テーマはよいが、その中身は雲を掴むような内容で思っていたものと違った。 というよりかは、同じテーマンについて自論もあったため、素晴らしい内容なのだろうけど、自分の中にはすっと入ってこなかった。 心にうごめく混沌とした感情や考えに具体的な言葉を与えてあげる。 そして、それを外に表...
テーマはよいが、その中身は雲を掴むような内容で思っていたものと違った。 というよりかは、同じテーマンについて自論もあったため、素晴らしい内容なのだろうけど、自分の中にはすっと入ってこなかった。 心にうごめく混沌とした感情や考えに具体的な言葉を与えてあげる。 そして、それを外に表現することで、対外的な自己の評価と実際の内面との不一致が解消されていく。言葉が自分を形成する。それがこの本のポイントだと私は捉えた。
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