「言葉にできる」は武器になる。 の商品レビュー
・言葉を発する為には内面の言葉を育てる。 あらゆる局面で浮かび上がってくる感情を「悲しい」「嬉しい」と行った漠然とした括りで受け流すことなく、頭に浮かぶ複雑な思いと向き合うこと。 ・自分の中にある課題を設定する 自分という存在について 1番大切にしているものは?どんな時に...
・言葉を発する為には内面の言葉を育てる。 あらゆる局面で浮かび上がってくる感情を「悲しい」「嬉しい」と行った漠然とした括りで受け流すことなく、頭に浮かぶ複雑な思いと向き合うこと。 ・自分の中にある課題を設定する 自分という存在について 1番大切にしているものは?どんな時に充実感を感じる? やらなければならない事に追われてない? 本当にやりたい事は?他人には負けない得意な事は? 今後どう成長したい? 将来について 5年10年30年後どんな暮らしをしていたい? 理想の生き方は?将来成し遂げたい事は? 人生のゴールとは何? 人間関係について なぜコミュ能力を高めたいか? 腹を割って話す友はいるか?接するのが苦手な人は? 同僚、上司とどんな距離感で付き合う? 人の好き嫌いはある?八方美人ではないか? 恋愛について どこが好き?どう思われてる?結婚についてどう思う? 好きになりやすいタイプは?どんな関係築きたい? 仕事について どこが好き?どこが嫌い?給料以外の価値は? どんな能力鍛えたい?これからどんな仕事がしたい? 就職、転職について どんな仕事、業界に興味がある? 子供の頃からの憧れは?どんな仕事に携わりたい? 自身の経験をどう活かせる? 頭にある事を書き出す【T字型思考法】 ・横の時間軸 時間軸→過去か現在か未来か 認証軸→自分が相手か他人か 事実軸→本当のことか思い込みか 願望軸→やりたいことがやるべきことか 感情軸→希望か不安か ・縦の時間軸 それで?→なぜ?→本当に? ・自分の壁の破り方 →「常識、仕事モード、専門性、時間、前例苦手」意識を理由に自分の考えを制限していないか? ・自分の事がある程度把握できる様になったら、他者が何を思うのかまで思いを馳せ自分の中に取り込んでいけばいい。 ・「変化するには古い習慣を新しい習慣に置き換えねばならない」byピーターソン ・「訓練のない個性は野生に過ぎない」by高田好胤 ・「大きな目標があるのに、小さな事に拘るのは愚かです」byヘレンケラー ・小学校中学校の国語の表現技法が日本語の型 対句→負けるが勝ち 比喩擬人→前進できぬ駒はない 反復→努力だ。勉強だ。それが天才だ。 断定→我が辞書に、不可能の文字はない。 呼びかけ、誇張、擬態→少年よ、大志を抱け。 ・語りかける様に書こうとすると相手を意識する事になるので、どの様にすれば相手が分かりやすいか、共感してくれるかに意識が向くので文章に詰まる時には試してみる。 ・言葉のプロが実践するもう一歩先 ①たった一人に伝わればいい 「あなたに伝えたいこたがある」 ②常套句を排除 当事者同士しか分からない「2人の言葉」の効力 意味が分からない言葉→どう言い換えれば多くの人に伝わりやすいか考える事を習慣化 ③考えをまとめた上で一気に書く 一文字でも減らす 修正する 自分だけの拘りを削る ④書いた文章を音読 読みにくい言葉は心に入ってこない ⑤動詞にこだわる 体験の幅を広げる事で躍動感ある動詞を使える ⑥新しい文脈、名前をつける→新しい意味の発明 言葉は武器だ 仕事って遊びだ等 ⑦似て非なる言葉を区別 単純化し過ぎない。ありふれた話になってしまう。 ルールとモラル 仕事と使命 性質と本質などリスト化していくと自分が何を大切にしているか明確になってくる。 ・人間の感性の差は、心のヒダがいかに敏感であるかによって決まってくる。 ・言葉にできないという事は、言葉にできるだけ考えていない事と同じである。
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伝えるテクニックの本ではなく、テクニックの前に伝えたいことをどのように自分の中で整理するか。 内なる言葉にどれだけ向き合って、深く広く考えて、解像度をあげていくか。 日頃、うまく自分の思っていることが話せないのは、内なる言葉の解像度が低かったのだろう。 うわべだけの話しかできな...
伝えるテクニックの本ではなく、テクニックの前に伝えたいことをどのように自分の中で整理するか。 内なる言葉にどれだけ向き合って、深く広く考えて、解像度をあげていくか。 日頃、うまく自分の思っていることが話せないのは、内なる言葉の解像度が低かったのだろう。 うわべだけの話しかできないのは、自分の思いや考えが浅いからなのだろう。 思いを深く広くして、それを言語化する癖をつけよう。
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「内なる言葉」に注目するというのは確かに新しい視点だったけど、内容はよくある思考整理法と言った感じ。思考の言語化をしたいというのは常々思うことなのでその方向性を得られたという意味では読んでよかったかな。
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著者は電通のコピーライター。前半は精神論的、内面的な話で、後半はテクニカルな内容。冒頭から内容は「断言」的な自信をもった語り口だったが、やはり後半ではその「断言することの大切さ」が出てきた。ついつい逃げ道をつくるために我々は断言を避けがちではあるが、受け手としては断言されたほうが...
著者は電通のコピーライター。前半は精神論的、内面的な話で、後半はテクニカルな内容。冒頭から内容は「断言」的な自信をもった語り口だったが、やはり後半ではその「断言することの大切さ」が出てきた。ついつい逃げ道をつくるために我々は断言を避けがちではあるが、受け手としては断言されたほうが安心できる。「一人で考える時間」を一日の中に必ず入れるというのもすごい。
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内なる言葉が大事なのはよく分かった。だが、それを育てる方法は、この本を一読しただけでは難しいだろう。 実践、トレーニングが必要だ。そのきっかけには、十分なりうる本ではある。
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言葉にでき無いことは伝わらないし、理解していなければ言葉にもできない。 自分の気持をきちんと向き合って言葉を吐き出し、育てる事によっれ良質なコミュニケーションが生まれるのである。 この感覚を言語化と仕組み化できる梅田先生に天晴です。 「内なる言葉」と「外に向かう言葉」の解釈がと...
言葉にでき無いことは伝わらないし、理解していなければ言葉にもできない。 自分の気持をきちんと向き合って言葉を吐き出し、育てる事によっれ良質なコミュニケーションが生まれるのである。 この感覚を言語化と仕組み化できる梅田先生に天晴です。 「内なる言葉」と「外に向かう言葉」の解釈がとても胸に落ちた。
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相手に意図がしっかり伝わる言葉を口から出せないのは,自分のその考えを的確に表現できる言葉がどれなのか,自分でも明確に分かっていないから.だから深く考えることが大切.では,深く考えるために,どのようにしているか…. という具合に話が始まり,著者ご自身の工夫に基づいて,どのように広く...
相手に意図がしっかり伝わる言葉を口から出せないのは,自分のその考えを的確に表現できる言葉がどれなのか,自分でも明確に分かっていないから.だから深く考えることが大切.では,深く考えるために,どのようにしているか…. という具合に話が始まり,著者ご自身の工夫に基づいて,どのように広くかつ深く考えるか,どのように言葉を練るかが述べられています. 著者の方法論は非常に具体的で分かりやすいです.「表現技巧を習得して言葉の上辺だけを飾り散らす」姿勢を否定しているところも,素敵でした. 繰り返し読みたい本です. 本書の内容で唯一分かりにくかったのは,「内なる言葉」という,著者が多用する概念でした.初出の段階で思い当たる節が自分の中にも元々あったものの,自分の中のその概念が著者のいう「内なる言葉」と同じなのかどうか,読み進めながら長い間悩みました. あと,些細なことですが,「違和感を覚える」と「違和感を感じる」が混在していて変な感じでした.言葉の変容を受け止める必要性も本書で説かれてはいましたが,"言葉のプロ”であるならばやはり,前者に統一していて欲しいところです.
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2018年46冊目。 「言葉の力を磨く」と言えば、「“書く”“話す力”を磨く」という「伝える」部分のイメージが先行しがち。この本は、その手前にある「意見の育て方」に焦点を当てている。外に向かう言葉の前に、内なる言葉を育てる。 外に向かう「伝え方」はちょっとした工夫で効果を得ら...
2018年46冊目。 「言葉の力を磨く」と言えば、「“書く”“話す力”を磨く」という「伝える」部分のイメージが先行しがち。この本は、その手前にある「意見の育て方」に焦点を当てている。外に向かう言葉の前に、内なる言葉を育てる。 外に向かう「伝え方」はちょっとした工夫で効果を得られそうだけど、内なる言葉を磨くには一朝一夕ではいかないと思う。それでも、時間をかけてでも根本的に取り組まなければいけない部分だと強く感じる。 著者の梅田さんは、電通でコピーライターを務め、カンヌ広告賞をはじめ数々の賞を受賞してきた方。そんな梅田さんがどんなプロセスを通じて人を動かす言葉を練り上げているのか、その戦略や心構えがこの本には書かれていて、きちんと読者が実践できる形にまで落とし込まれている。言葉の深さ(縦)と幅(横)を両方伸ばすヒントがたくさん盛り込まれていると感じる。 個人的に一番意識したいと思ったのは、 ・「自分との会議(言葉を磨く時間)」を、時間があるときに...ではなく、きちんと時間を確保して設ける ということ。近年思ったように思いが言葉にならないと感じるのは、明らかにこの時間が減ったからだと思う。思考が頭をよぎっただけでは「考えている」には入らず、それは思考力とは言えない。思いを持って語るためにも、まずはその思いを言葉にして熟成させなければならない。そこに時間をかける価値は大きいと、改めて感じた。 考えてはいるつもりだけどまとまらず、発信にまで至らない、という人におすすめ。
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内なる言葉と向き合うには、自分との会議の時間が必要。人は動かすんじゃない、人が動く環境を作るのだ。そして、なぜ?それで?本当に?で思考を深める。
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