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「言葉にできる」は武器になる。 の商品レビュー

3.8

343件のお客様レビュー

  1. 5つ

    74

  2. 4つ

    118

  3. 3つ

    90

  4. 2つ

    23

  5. 1つ

    2

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2019/03/10

ロジカルで納得できるところも非常に多かったけど、私はうやうやもやもやと言葉にできないことを考えるのが好きだから、あくまでも手段の一つとして覚えておこうかなという感じ。訓練してしまうと、すべてその方法で考えるようになってしまいそうだからあまりやりたくない。 なかなか頭に入ってこな...

ロジカルで納得できるところも非常に多かったけど、私はうやうやもやもやと言葉にできないことを考えるのが好きだから、あくまでも手段の一つとして覚えておこうかなという感じ。訓練してしまうと、すべてその方法で考えるようになってしまいそうだからあまりやりたくない。 なかなか頭に入ってこなくて、すーーーごく読むのに時間がかかったのは私には合わなかったからでしょう。

Posted byブクログ

2019/03/01

言葉の使い方について、細かく知ることができた。目新しいことを知ったわけじゃないけれど、改めて考える機会になったかな?程度。 P 4 言葉は、コミュニケーションの道具だけではない 「伝わる言葉」を生み出すためには、自分の意見を育てるプロセスこそが重要であり、「外の言葉」を磨くた...

言葉の使い方について、細かく知ることができた。目新しいことを知ったわけじゃないけれど、改めて考える機会になったかな?程度。 P 4 言葉は、コミュニケーションの道具だけではない 「伝わる言葉」を生み出すためには、自分の意見を育てるプロセスこそが重要であり、「外の言葉」を磨くためには「内なる言葉」の存在を意識することが不可欠であり、考えていないことは口にできないし、思考を磨かなければ、言葉の成長は難しく、「言葉は思考の上澄みに過ぎない」し、「思考の深化無くして、言葉だけを成長させることもできない」 よって、内なる言葉で思考を深め、外に向かう言葉に変換する。といった流れを体得することで「言葉にできる力」を手にすることができる。 P43 内なる言葉に幅と奥行きを持たせることが良く考えることの正体 P 46 人を動かす 人を動かすことはできないが、人が動きたくなるようにしたり、自ら進んで動いてしまう空気を作る P188 共有 発言した人が夢見ているビジョンをまとった言葉は、 ちーむと同じ未来を共有し、同じ方向へと力強く導いていくベクトルとして機能する。 P191 リーダー 実力がある人がリーダーになっていくのではなく、 周囲を巻き込み、チームで困難に立ち向かっていくリーダーシップのある人がリーダーになっていく。自分の思いを適切な言葉に変え、正しく発信しなければ、想いが共有されることは無い。 P235 実体験の減少★★★ 実体験が内なる言葉の動詞を増やすが…語彙力の減退に。 ・時間に追われて道草を食う、ことがなくなった ・スマホばかりを見ているため、空を仰ぐことがなくなった。 ・最愛の人といつでも連絡が取れるので、やきもきする、ことがなくなった。 ・自然と触れ合う事が少なくなり、傷を負う、ことがなくなった。 ・仕事ばかりなので、大笑いすることが無くなった。 P238 意味の発明  言葉の持つ印象は時代によって変化する。

Posted byブクログ

2019/02/11

言葉において大切なのは、人を動かす力ではなく、人が動きたいと思わす力である。 自分が部下と接するときに、意識しなければならない言葉だ。

Posted byブクログ

2019/02/10

炎の講演家・鴨頭嘉人さんが勧めていた本です。 相手の心に響き、動かせるような文章を作れるようになりたい。そんな悩みをずっと抱えていたものの、これまで文章の作り方をきちんと学んだことはありませんでした。 巷では「外に向かう言葉」を磨くHOW TO本は腐るほどありますが、その根...

炎の講演家・鴨頭嘉人さんが勧めていた本です。 相手の心に響き、動かせるような文章を作れるようになりたい。そんな悩みをずっと抱えていたものの、これまで文章の作り方をきちんと学んだことはありませんでした。 巷では「外に向かう言葉」を磨くHOW TO本は腐るほどありますが、その根源となる「内なる言葉」を育てることに目を向けた本に出会ったのは初めてです。(そもそも内なる言葉というものを知らなかったですし) 自分なりによく考え、理解しているはずなのに、相手の反応はイマイチ。話しの中身に問題があったのか?それとも話し方に問題があったのか?そんなモヤモヤがスッキリしました。(下記カッコ内は引用) 『なぜなら、頭に浮かぶ「内なる言葉」は、単語や文節といった短い言葉であることが多く、頭の中で勝手に意味や文脈が補完されることで、あたかも一貫性を持っているかのように錯覚してしまうからである。』 先ず「内なる言葉」にきちんと向き合うこと。本書では、自分の気持ち、感情を付箋に書き出すことから始めるよう勧めています。 相手の気持ちを動かすという事が如何に難しいことか、本書を通じて一層よく分かりました。これからは、仕事に、プライベートに、ここぞの場面のためだけではなく、普段から自分自身と向き合う時間を意識的に作りたいと思います。

Posted byブクログ

2019/02/05

◾︎なぜ読んだか? 営業で自分言葉の威力を上げたい ◾︎気づき 伝わるには4段階ある 1.不理解…正しく伝わっていない 2.理解…正しくは伝わっているが頭での理解 3.納得...腑に落ちている、腹落ちしてる 4.共感...心が動き行動したくなる 内なる言葉を育てないと人は動か...

◾︎なぜ読んだか? 営業で自分言葉の威力を上げたい ◾︎気づき 伝わるには4段階ある 1.不理解…正しく伝わっていない 2.理解…正しくは伝わっているが頭での理解 3.納得...腑に落ちている、腹落ちしてる 4.共感...心が動き行動したくなる 内なる言葉を育てないと人は動かない 船を造りたいのなら、男どもを森に集めたり仕事を割り振って命令したりする必要はない。代わりに広大で無限な海の存在を説けばいい。 ・内なる言葉の解像度をあげる なぜ?...抽象度を上げる、深掘りする それで?...考えを進める 本当に?...考えを戻す 思考の迷子にならない為には、常に抽象度を意識する 具体化しすぎると迷子になる 逆に考えると? あの人だったらどう考える? 時間をおいてみる ・スキル 1.例える、比喩 2.繰り返す、反復 3.ギャップ、対句 4.言い切る、断定 5.一文字でも減らす 先鋭化 6.動詞を言い換える ◾︎やること 自分との会議 ニュースを読んだ時に自分の考えを深めてみる

Posted byブクログ

2019/02/03

「言葉にできない」ことは、「考えていない」と同じである。 確かに、考えていること、感じていること、思っていることはたくさんあるけれども、それを言葉にしようとすると出てこない。そして文字に書きだそうとするともって出てこないという経験は痛いほどありますね。 本の中で言われているよ...

「言葉にできない」ことは、「考えていない」と同じである。 確かに、考えていること、感じていること、思っていることはたくさんあるけれども、それを言葉にしようとすると出てこない。そして文字に書きだそうとするともって出てこないという経験は痛いほどありますね。 本の中で言われているように、自分の内なる言葉に目を向ける時間がなかったのかもしれません。というよりも、自分の内なる言葉なるものの存在すら気づいてなかった自分もいます。 少し自分の内なる言葉と会話する時間を作らないといけないですね。 大人になった今だからこそ、他人に伝わるように言葉を紡ぐことが大切だなと感じています。 それと同時に言葉って奥が深いんだなということも改めて感じました。

Posted byブクログ

2019/02/01

自分の考えをまとめる  書き出す  グルーピング  広げる   それで    進める   なぜ    深める   本当に    戻る  寝かせる  真逆の発想   否定   対義語   人称を変える  他人の視点 言葉の技術  たとえる   得意分野でたとえる   自分の周りに...

自分の考えをまとめる  書き出す  グルーピング  広げる   それで    進める   なぜ    深める   本当に    戻る  寝かせる  真逆の発想   否定   対義語   人称を変える  他人の視点 言葉の技術  たとえる   得意分野でたとえる   自分の周りにある言葉を集める  繰り返す  ギャップを作る   対句、対比  断定する  感じる言葉   呼びかけ   誇張 心構え  対象を明確に   一人に伝える気持ちで  常套句を廃止   当事者同士にしか分からない言葉  減らす   書ききったあとで修正する   伝えたいことを明確に  口にする   リズムに注意  動詞にこだわる   新しい体験をしているときの自分の言葉に注目  新しい文脈を作る   言葉の乱れにも注目   新しい名前をつける    〜は〜だ  言葉を区別する

Posted byブクログ

2019/01/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分の頭の中にある言葉を正しく認識することの重要性と、訓練によって自分の頭の中の言葉は言語化可能であり、その言語化が無いと、他人が聞くと考えが浅いと言われるため、自分との会議を設けて言語化する習慣をつける必要がある、という著者の主張は一貫性があり、非常に腑に落ちた。 コピーライターという職業関係なく、誰でも必要な内容であるので、一読して参考にするべき内容は豊富。

Posted byブクログ

2019/01/25

・言葉は思考の上澄み ・頭の中の解像度を高める ・自分の常識は、先入観であると心得る。 言葉と真剣に向き合い続ける著者の熱量に圧倒され、心を震わせながら読んだ。 胸に響く言葉を生み出し、磨き上げ、研ぎ澄ますための気づきを与えてくれる1冊。

Posted byブクログ

2019/01/11

言葉にできるは武器になる ◯「言葉にできない」は「考えていない」のと同じである ・「内なる言葉」と向き合い、外に向かう言葉に変換する ・全てを理解しなければ言葉にできない (言葉にできない=言葉にできるほど考えてない) ・「悲しい・嬉しい」など漠然とさせず感情と向き合う ◯考...

言葉にできるは武器になる ◯「言葉にできない」は「考えていない」のと同じである ・「内なる言葉」と向き合い、外に向かう言葉に変換する ・全てを理解しなければ言葉にできない (言葉にできない=言葉にできるほど考えてない) ・「悲しい・嬉しい」など漠然とさせず感情と向き合う ◯考えを深める思考サイクル ・人は考えているようで、思い出している  ⇨モヤモヤした状態の考えを誰かに「話す」前に 自分と「切り離す」 ・頭にあることを書き出す<アウトプット> ⇨「なぜ」「それで?」「本当に?」を繰り返す 時間軸:過去、未来、現在 人称軸:自分かそれとも相手・他人のことか 事実軸:本当のことか、思い込みか 願望軸:やりたいことかやるべきことか 感情軸:希望か不安か ・セレンディピティ (計画的偶然性・・求めずして思わぬ発見をする能力) ・違う人の視点から考える(あの人ならどう考えるか) ◯言葉にするプロセス 1.例える(比喩・擬人) ⇨得意分野や専門分野などの言葉を活用する 2.繰り返す(反復) 3.ギャップを作る(対句) ⇨自分の言いたいことの逆を前半に組み合わせる 例:あなたに協力してほしい ⇨あなた以外には任せられない 4.言い切る(断定) 5.感じる言葉を使う(呼びかけ)(誇張・擬態) ⇨話すように書く 6.一人に伝わればいい(ターゲットゲッティング) 文頭に「あなたに伝えたいことがある」をつける 7.常套句を排除する ⇨当事者同士しかわからない「二人の言葉」を使う 8.一文字でも減らす(先鋭化) 「それは」「その」などの指示語、 主語、接続詞から削る 9.きちんと書いて口にする 10.動詞にこだわる(文章に躍動感を持たせる) 修飾語ではなく動詞であることが重要 例:私は全速力で走った 修飾語⇨私は汗だくで走った、がむしゃらに走った 動詞⇨疾走した、ひた走った 11.新しい文脈を作る 「〜って、〇〇だ」 例:仕事って遊びだ 12.似て非なる言葉を区別する(意味の解像度を上げる) 自分が重視する似て非なる言葉をリスト化し、 メモに残す習慣を作る 例:意味と意義、ルールとモラルなど 普段から自分が言いたいこと(考えていること)を言葉にできないもどかしさや相手に正しく伝わっていないことを課題としていたため本書を手にとった。 語彙力の欠如が原因だと考えていたが、本書を読み自分の考えや理解の状態(解像度)が低いことが原因であると認識させられた。 本書でも書かれているが、思考域を使っていると思っていたものが記憶域の中を回遊している状態にすぎなかった。 具体的な思考法(T字型思考法)と言葉にするテクニックについて書かれているが、前者の方は全部は実践しないだろう。書き出しなどベースとなる部分は定期的に行いたい。後者はすぐ実践できる内容でためになった。

Posted byブクログ